大阪市の闇は深い、ということかも知れない | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

維新が大阪を制覇したのかな、と思っていたが、どうもそこまでは行っていなかったようだ。

どういう背景事情があったのか分からないが、件の毎日新聞等の記事は大阪市の財政当局の一担当者が作成した試算に依拠して書かれたもののようである。

一つの政令市を四つの政令市に分割すればこういうことになる、という試算のようだから、どうも維新の皆さんが想定している大阪市を四つの特別区にするという構想とは別物ということになるが、多分大阪市の住民の方々にはその違いがよく分からないだろう。

この段階に来てのマスコミの大阪都構想批判報道の影響力は実に大きそうだ。

毎日新聞自体の影響力は大したことがなくても、他のメディアも同じような報道をすれば、いくら維新の関係者の皆さんが反論に努めても、多勢に無勢ということになる。

厄介な事態になってしまった。

マスコミ対策に抜かりがあった、ということかも知れない。
職員対策に抜かりがあった、ということかも知れない。