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Computerworld.jpよりhttp://www.computerworld.jp/topics/597/訴訟／知財問題/204647/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AB%E5%AF%BE%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%83%B3%E7%89%B9%E8%A8%B1%E8%A8%B4%E8%A8%9F%E3%81%AE%E8%A9%95%E6%B1%BA%E3%81%AF%E3%80%81%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%81%AB%E3%81%A8%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B9%EF%BC%9F

AppleとSamsungとの特許侵害裁判でSamsungが敗訴した結果は、
Microsoftにとって有利に働く可能性があるとMicrosoftは考えているようです。

AppleとSamsungとの裁判はスマートフォン市場で2強となっている
iOSとAndroidとの争いとなっており、その争いにSamsungが敗訴した事によって、
Samsung以外のAndroid端末を販売しているメーカーも同じようにAppleから提訴され、
敗訴するリスクを抱える事になりました。

現在、一部のAndroidメーカーはMicrosoftとライセンス契約を締結して、
ライセンス料を支払っているところもありますが、このリスクを確実に回避するために
MicrosoftのWindows Phoneを搭載したスマートフォンへ乗り換えようと考えるメーカーが
増えて、おのずとWindows Phoneのシェアが増える期待をMicrosoftはしているようです。

Windows PhoneであればAppleの特許に接触するソフトウェア部分の特許は、
AppleとMicrosoftとのクロスライセンス契約によって訴訟のリスクは守られます。

今回のSamsungの敗訴によって、ユーザーのAndroidに対するイメージはマイナスとなって、
ユーザーはiOSやWindows Phoneといったその他へ関心が集まりますし、Windows Phoneで
あればSamsungのような絶対的なメーカーは存在しないため、トップになるチャンスだって
あります。

MicrosoftとSamsung以外のAndroidメーカーはこの立場を使わない手はないでしょう。

しかも、Windows Phoneはあのウォズが褒めるほどの出来栄えですから、
今後はWindows Phoneを選ぶユーザーが増えるかもしれませんしね。

もしかしたら、数年後にはiOSとAndroid、Windows Phoneの3強時代かもしれませんよ。


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