大量で膨大な音楽ファイルの完璧な整理方法(保存) | 毒のあるLIFE

大量で膨大な音楽ファイルの完璧な整理方法(保存)

mp3、保護されたAAC、wavなどのファイル達・・・。
不明なアーティスト、重複、文字化け、バラバラのフォルダ、全角と半角、これら全ての問題に終止符を打ちました。

Macの方はWindows環境が必須です。



1.DRMで保護されたAACとかの保護を外す
まずはiTunes をインストールします。
保護された曲達を新規プレイリストを作成し、その中へ追加。
プレイリストを選択し、CD-Rに焼く。
その時の設定としては「CD-Textを保存する」、「オーディオCDとする」など。
そしてCD-Rから再びmp3として読み込み。
読み込み時のビットレートは焼く前と同じで良い。
これでDRM保護は解除される。
元ファイルは削除して良い。

参考:WindowsとMac OS XでiTunesファイルからDRM解除する方法について


2.wavはタグが補完できないのでApple Losslessに変換
Apple Losslessは可逆圧縮なので、CD音質のまま、かつmp3と同じようにID3タグ的な情報を補完できる。
元ファイルは削除してよい。


3.これらをまとめてどっかのフォルダに入れる
新規作成してどっかに入れてください。
iTunes MediaフォルダのMusicフォルダ内にある曲は別のフォルダに入れておくこと。


4.Winampでタグ情報自動入力
Winamp ですべての曲をライブラリに読み込み、「全てを選択、右クリックし→送る→自動タグ」
「不確か」とか「完了」とか出るけど大体これでいける。
曲が多い場合はメモリ結構食うので数百曲とかずつでもいいかも。
無理だった奴はiPhoneアプリのmidomiとかShazamとか使うなりして手打ち。


5.iTunesでフォルダ自動振り分け、ファイル名自動変更
まずはiTunes Mediaフォルダ内のMusicフォルダの中身を全て削除またはどこかに移動しておく。
iTunesの「設定」で「iTunes Mediaフォルダを整理」にチェック。
「ライブラリへの追加時にファイルをiTunes Mediaフォルダにコピーする」のチェックは外しといたほうが良い。
iTunesに 3. で作成したフォルダを追加。
これで勝手にiTunes Mediaフォルダ内にアーティスト、アルバムごとにファイル名を適切に変更して振り分けてくれます。


6.chutilを使って重複曲を削除
chutil というフリーソフトを使えば、iTunesライブラリの重複曲を削除できます。

1)編集→オプション→比較タブの「アーティスト名」をチェック。
2)自動選択して、消さない曲からチェックを外す。
3)削除

削除しきれてない場合があるのでiTunesでファイル→重複する項目を表示→手作業で削除
この時、「ファイルを残す」でなく「ゴミ箱にいれる」こと。

参考:iTunesの重複した音楽ファイルをまとめて抽出・削除「Chutil」






終了。
これでiTunes MediaのMusicフォルダ内に完全に整理されたファイル達ができあがりました。




これ以降曲を追加する時は
・iTunes Storeから曲を購入した場合
1. →4.の作業をしてから音楽ファイルを保存しているフォルダに統合する。

・CDから読み込む場合
Apple Losslessファイル、もしくはmp3で保存。
4.の作業をしてから(CDDBとかから情報をきちんと読めている場合は不要)音楽ファイルを保存しているフォルダに統合する。

これで完璧です。


・追記1 
音楽ファイルのジャンルは細分化されすぎてて分かり難いので私なりの方法を。
プレイリストを何度も作成し直す時に便利です。

iTunesの場合は「グループ」、
Winampの場合は「カテゴリ」(右クリックでEdit metadata for selectionで編集)
これを「洋楽」とか「アニソン」、「Dance」、「クラシック」
などとすることでジャンル分けをしています。

この情報はWinampで「自動タグ」を行なっても変更されません。
また、ファイルに直接保存される情報なので、ライブラリの再読み込みなどしても消えません。
これを使うことでスマートプレイリストが非常に有用なものになります。
また、ファイルの場所変更などを行なった時にプレイリストを作成し直す必要がありません。

・追記2
iTunesでファイル本体を消せない時
この場合はiTunesで消したい曲を選択→Winampにドラッグアンドドロップ→物理的に削除
で消せます。