マインドフルネスでも残るイライラ

 

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心のトリセツ研究所　精神科医の藤井英雄です。

 

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本日の話題

 　 →　マインドフルネスでも残るイライラ
　

 

 

こんな質問をいただきました

Ｑ
最近、マインドフルネス一行日記を初めました。

書いていて思ったのですが、例えば、

 

待ち時間にイライラくる。

イライラしている自分に気がついたけど、

その後も不快感は残っている。

 

他にも、

職場の人間関係で

言われた言葉にムカッとした自分。

ハッと気がついたけど、

なぜかスッキリしない、

ムカッとした気持ちは続いている。

 

気がついてリラックスするまでには至りませんが、

書き続ける事で、できるようになるのでしょうか。
　

 

Ａ
１行日記にはマインドフルネスで

上手くいった事例を書くのが理想です。

 

しかし問題は

マインドフルネスになっても

スッキリしない時にどうするか、ですね。

 

スッキリしないことを

日記に書く時にもう一度思い起こすのは

苦痛の上塗りになる可能性があります。

 

その時はもっと詳しく書くほうが良いこともあります。

これをジャーナリング(書く瞑想)といいます。

 

残念ながら

私の本ではジャーナリングは

解説しておりません。

 

その時の状況や心の中の想いをつづって行く中で、

俯瞰的に冷静に物事を見つめなおすことができることもあります。

 

先日ＮＨＫで、

嫌なことを紙に書き、

くしゃくしゃに丸めて、

ゴミ箱に捨てると

ストレスが軽減する

と放送されていました。

 

名古屋大学の研究だそうです。

これもジャーナリングの一種だと思います。

ご参考まで。
　

ところで、

ムカッとしている時に、はっと我にかえった瞬間、

マインドフルネスの入り口に立って怒りは半減します。

 

しかし気づきと客観視は秒ごとに減衰し、

やがては消滅してマインド[レス]ネスに戻ります。

 

そこでマインド[レス]に嫌だったことを反芻すると

ストレスが上書きされてしまいます。

思考は感情の原因ですから。

 

それを防ぐのが

気づきと客観視を強める実況中継です。

ムカムカしている最中に反芻している思考にも

有効なので試してみてください。

 

どうしても気分が晴れない時は

考え続けること自体が

ネガティブ思考の反芻になっている可能性もありますので、

そんな時はいったん思考から離れて

呼吸瞑想や天井を見上げるなど

別のワークを試すのもお勧めです。
 

 

 

 

＃マインドフルネス　＃慈悲の瞑想

#mindfulness 　#自己肯定感

＃マインドフルネス３秒ルール
　

　
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