防衛省概算要求がでて財務省とのせめぎ合いのこのシーズンに考えること | キラキラ星のブログ(【月夜のぴよこ】)

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昨日、EMPのレクチャを受けながら、いろいろな雑談をしている仮定で

 

「で?一体なにを優先させたいのよ?」 

という話になった

 

たとえば、ミサイル防衛であらたなSM-6がほしいよーという要求が出ていたりするわけで、それいいよねーといったらそれを優先させて何かを落とすんだろうという発想が実は国家公務員の間ではスタンダード

 

 

 

 

平成30年度防衛省概算要求8P
http://www.mod.go.jp/j/yosan/2018/gaisan.pdf
 

私は自衛隊員だったことも国家公務員だったことも一度もないのです。

 

自衛隊に所属していることがあると、現場の悲鳴を聞いているのでどうしても財務省に自分の関係している装備品の購入を通したいとおもうので、この季節はシーリングという予算の天井があるという現実を知っているから、「あれよりはこれを優先」 「あれは削ってこれを調達するのが正しい」という話をしてしまいます。

現実的には目の前にある問題に対処しなきゃならない人が多いのは当然です。

 

でも、私はそういう自衛隊にいたことのある人じゃないので、あえて、

 

日本国は世界一の純資産国で、まだまだデフレギャップは大きく、

日本国国債は大人気の金融商品で円建てで国内でほとんどあっという間に売れてしまうもの。

金利はずーっと低いまんま・・・ってかマイナス金利。

 

はっきりいってこの状況で国債発行しないなんて信じられない。金利マイナスでも売れてるってどういうこと?って状況なんですよね。

 

そうした状況を考え、さらに先進国の軍事費はのきなみGDPの2%がふつう。核保有国が核兵器を打ち込むぞと脅している状況でなんで1%の天井を守り続けているのか理解不能というごくごく普通の疑問をもつのであえて、

 

「あれを買うためにこれを削る。」という上限ありきの発想は一切していません。

 

まだまだ国は支出を増やせるし、財源は国債で十分。(円を刷りまくってもいい)

と思うので、必要な調達が全部でき、さらにその維持管理ができ、自衛隊員がその仕事にみあった報酬待遇をもらっていると考えられる程度には賃金UPし、人員に余裕をもって人が最良のコンディションで戦えるように交代要員をもち休暇も普通にとれるように増員、燃料、弾薬など必要なものはすべて購入することができるように今は

予算の総額を拡大すべきと考えています。

 

こういう理想論は誰も言えないので、あえてそういう立場で話をしていますから、なにかの調達を優先させたいという感覚では話をしていません。各々のテーマがあるのでその時はこれを買う方がいいとか、この費用を増やすべきという話をしますが、優先順位をつけているのではなく、必要なものはすべて買えるように予算総額をふやしてほしいという立場をとっています。

 

 

必要なものは全部買え、その維持管理に必要な費用も潤沢にあるようにせめて10兆円(GDPの2%)今の2倍は防衛費にほしいです。
もちろん、もっと欲しい。今日本がどんな危険な状況か考えてみるとおかしな話ではないのです。

大昔、超絶貧乏だった日本国はロンドン市場で借金してまで日露戦争を戦い抜きました。

 

今は自国で十分にマイナス金利で費用が調達できるんですよ?なんでしないのかなと思います。

国債を発行して国債総額が増えても、償還期日までに償還できれば問題ないのです。今全部減らそうとおもうからおかしな論調になるのです。

 

 

なのでこういう理想を語っておきます。

そういう人が一人でもいないことには、5兆円を超えるっていうほんのわずかな防衛費増でも大騒ぎになる論調でしょ?


「そんなこと言ったって無理だ無理だ~~。財務省が許すわけないじゃん。だからあきらめて黙って我慢しろー。」っていうご意見が主流なのはわかってるんだが、だからって口をつぐまないといけないとは思わないんですよ。

一人くらいそういうのんがいないとバランスとれないじゃないですか。ということでそういう立場ですのでどうぞよろしくお願いします。

 

 

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