【 2009年9月5日号 】 | |
余った液晶を使う「フォトフレームキット」が登場 「PC好きなら余っているはず」 |
「余った液晶ディスプレイをフォトフレーム化する」という新しいコンセプトのメディアプレイヤー「DFP-KIT900」がタイムリーから発売された。実売価格は3,880円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。●余った液晶ディスプレイを
特大&格安のフォトフレームにこの製品は、メモリカード内の写真や動画、音楽ファイルを単体で再生できる、ごく一般的なメディアプレイヤー。
最大の特徴は、パッケージに謳われた「余った液晶ディスプレイをフォトフレームに」というコンセプトで、古いVGA入力の大型液晶ディスプレイと組みあわせ、「特大&低コストのフォトフレームを自作できる」とアピール。
さらに「PC好きなら家に液晶モニタがゴロゴロ余っているはず」という煽り文句(?)まで書かれている。
●製品自体は一般的なメディアプレイヤー
スペックや機能面での目新しさはなく、むしろ基本機能のみの製品と言えるが、反面、価格が4千円以下と安いのも特徴。パッケージが謳うとおり、余った液晶ディスプレイと組み合わせ、「特大&低コストのフォトフレーム」を自作するのに適した製品といえそうだ。
なお、最近の高機能メディアプレイヤーにはLAN対応モデルなどもある。こうした製品を利用して、「高機能な大画面フォトフレームを自作する」というのも古い液晶ディスプレイの面白い使い方といえそうだ。
DFP-KIT900の主なスペックは、出力コネクタがVGAとコンポジットVGA、対応メモリーがSDとUSBメモリ。USBメモリのファイルシステムはFAT32/NTFSの双方に対応するが、日本語ファイル名には対応しないので要注意。対応ファイル形式は、JPEG、MPEG-1/2/4、AVI、MP3/WMA。付属品はACアダプタやリモコンなど。
タイムリー DFP-KIT900