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Intelのカード型コンピュータ「Compute Card」の店頭販売スタート
Core m搭載など2モデル、専用ドッキングベイも入荷
2018年1月17日 07:05
初出日時 1/17 7:05
クレジットカードサイズのモジュラー型コンピュータが登場、Intelの「Compute Card」の店頭販売が始まった。
Core m3-7Y30や128GB SSDを搭載した「BLKCD1M3128MK」と、Celeron N3450や64GB eMMCを搭載した「BLKCD1C64GK」が販売されており、店頭価格は順に税込47,300円、税込20,800円。
このほか、Compute Cardスロットを備えたドッキングベイ「BLKDK132EPJR」も販売中。こちらの店頭価格は税込15,800円。販売ショップはパソコンショップ アーク、テクノハウス東映。
なお、Compute Card単体では動作しない点には注意が必要。
95×55×5mmの本体にCPUやメモリ、ストレージなどを搭載したコンピュータ
Intel Compute Cardは、95×55×5mmの本体にCPUやメモリ、ストレージ、ビデオ機能といったPCとしての基本環境が搭載されたコンピュータ。スマート家電やデジタルサイネージなど、Compute Cardスロットを備える機器に装着することで、これらの機能を強化することができる。同時発売された専用ドッキングベイに装着すれば、デスクトップPCのように使う事も可能だ。
Compute Cardは搭載CPUやストレージなどの違いで全4モデルがラインナップ。今回販売を確認したモデルはCore m3-7Y30・4GB DDR3・128GB SSD・インテル Wireless-AC 8265搭載の「BLKCD1M3128MK」と、Celeron N3450・4GB DDR3・64GB eMMC・インテル Wireless-AC 7265搭載の「BLKCD1C64GK」の2モデル。なお、両モデルともOSは非搭載。対応OSはWindows 10 64bitが挙げられている。
同時に発売されたドッキングベイ「BLKDK132EPJR」は、Compute Cardスロットに加えて、各種インターフェイスを搭載。
映像出力コネクタはMini DisplayPort×1とHDMI×1(2画面出力対応)、ネットワークインターフェイスは1000BASE-T LAN×1を備え、さらに前面にUSB 3.0×1、背面にUSB 3.0×2が用意されている。
本体サイズは幅145×長さ151.76×高さ20.5mm、電源は付属のACアダプターで取る仕組み。
[撮影協力:テクノハウス東映とパソコンショップ アーク]