僕は、iPadを複数台使っている。iPad Pro 13インチモデルは、画像加工やノートとして使っており、ほとんど外に持ち出すことはない。一方で、iPad Pro 11インチモデルは、活躍する機会は少ないが、外出時にヘビーな作業をするときに持ち出すことがある。

 その中で、iPad mini(第7世代)は、ほとんど外出先でしか使っていない。なぜ、画面の小さいiPad miniが便利なのか、今回はiPad miniを活用したノート術を紹介する。外出先でアプリを使うなら、iPhoneでも十分だが、僕にとってはApple Pencilを使った手書きができることが大きなメリットだ。

iPad Pro 11インチモデルはガラスフィルムを貼ってあるので、単体で512グラム
iPad Pro 11インチモデルはガラスフィルムを貼ってあるので、単体で512グラム
(撮影:アバンギャルド)
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iPad Pro 13インチモデルも582グラムと手に持ち続けてメモを書くには重い
iPad Pro 13インチモデルも582グラムと手に持ち続けてメモを書くには重い
(撮影:アバンギャルド)
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 仕事柄、取材などで立ったままノートを取ることが多い。昔は紙のノートを使っていたが、紙は柔らかく、筆記時に力を入れると曲がってしまうし、ページの下の方は書きづらい。iPadであれば、スクロールすることで、画面の真ん中あたりで筆記できるので、非常に使いやすい。

 これまで、手書きにiPadを愛用してきたのだが、立ったまま筆記するなら軽量なiPad miniが最高だ。本体の重さは200グラム台と、ケースをつけても400グラム台前半に収まるので、長時間使っていても苦にならない。

今回の主役であるiPad mini(第7世代)
今回の主役であるiPad mini(第7世代)
(撮影:アバンギャルド)
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重量は200グラム台と軽い
重量は200グラム台と軽い
(撮影:アバンギャルド)
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ケースを付けた状態でも431グラムと軽い
ケースを付けた状態でも431グラムと軽い
(撮影:アバンギャルド)
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立ったまま素早くメモを書くコツ

 まず、iPad miniを使って立ったままでメモを書く際のポイントを紹介しよう。サッと簡単にメモを書くときのアプリは何でもいい。ただ、レスポンスよく書くなら、標準のメモアプリがベストだろう。画面の下角からApple Pencilでスライドするとクイックメモがすぐに書ける。

このように手に持ってメモを書くならiPad miniが最適だ
このように手に持ってメモを書くならiPad miniが最適だ
(撮影:アバンギャルド)
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 また、書いたメモはiPad OSやiOS、MacOS対応デバイスで同期されるので、扱いやすい。iPad miniで書いたメモをiPhoneで閲覧したり、iPad ProやMacBookで開いて仕上げたり手を加えることもできる。

素早くメモを書くなら標準のメモアプリがいい
素早くメモを書くなら標準のメモアプリがいい
(撮影:アバンギャルド)
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標準のメモアプリは同期が出来ているのが便利なところだ
標準のメモアプリは同期が出来ているのが便利なところだ
(撮影:アバンギャルド)
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