ダークパターン – 人を欺くデザインの手口と対策
「ダークパターン – 人を欺くデザインの手口と対策」を読みました。ダークパターンの現状、撲滅に向けての動き (主に欧州および米国における法規制)、今後の課題、がコンパクトにまとめられており、ウェブサイトやアプリケーションの UX 向上に携わる方にはぜひお手にとっていただきたい本です。
「ダークパターン – 人を欺くデザインの手口と対策」を読みました。ダークパターンの現状、撲滅に向けての動き (主に欧州および米国における法規制)、今後の課題、がコンパクトにまとめられており、ウェブサイトやアプリケーションの UX 向上に携わる方にはぜひお手にとっていただきたい本です。
ウェブコンテンツをダークモードに対応させる場合、単にデバイス (OS) の設定に連動させるだけでなく、ユーザーの任意で都度、モード (テーマ) を切り替えやすくしておくと、なおよさそうです。この記事では、ウェブコンテンツのダークモード / ライトモードを任意で切り替えるユーザーインターフェースについて検討してみたいと思います。
パスワードのマスキングを解除する機能を、よくある実装 (input 要素の type 属性を password から text に切り替える) の代わりに、type 属性を password のまま維持した形で実装することの可能性と課題について、検討します。
一般的なウェブサイトのフォームであれば、サブミットボタンは常時有効にしておくのが基本ですが、例外的なケースとして、あらかじめシステム側に反映されている情報を変更するようなフォームでは、サブミットボタンがデフォルトで無効になっているほうが、ユーザーにとって状況の認識が容易である可能性があります。
私の監訳書「Form Design Patterns — シンプルでインクルーシブなフォーム制作実践ガイド」では、各章の冒頭で「この章で解説するフォームの完成形」としてデモページをご用意しておりますが、これまで Heroku で公開していたものを、このたび Render に移行しました。
英国政府 (GOV.UK) が、「Designing for people with dyscalculia and low numeracy」という記事および啓発ポスターを公開しました。「数を扱うのが苦手な人を排除することなく情報を伝えるには、どうデザインすればよいか」がまとめられています。
「ザ・ダークパターン — ユーザーの心や行動をあざむくデザイン」を読みました。ダークパターン (dark patterns) とは、「ユーザーをだまして何かを購入させたり、登録させたりするなど、意図しないことを実行させる、ウェブサイトやアプリで使われているトリック」のことを言います。最近では、「欺瞞的なデザイン (deceptive design)」と称されることもあります。
多要素認証としてワンタイムパスワードの入力が求められることが珍しくなくなってきましたが、その入力欄が通常のパスワード入力欄と同様の実装になっているケースを時折見かけます。こうした実装は、ユーザビリティ (あるいは認知/学習障害のアクセシビリティ) の観点でいくつかの問題があります。
ウェブコンテンツのダークモード対応は、必ずしも必須というわけではありませんが、ユーザー体験に寄った視点で考えると一定の意義はあると言えます。なお、ウェブコンテンツにおいては CSS のメディア特性 (prefers-color-scheme) を用いることでダークモード対応ができますが、実際にダークモード対応の実装をする場合は、いくつか気をつけておきたいことがあります。
ウェブサイトにおける情報探索の方法には、大きく分けて、ブラウズと検索があります。どちらを利用するかはユーザー次第ではありますが、ユーザー行動の基本的嗜好として、まずはブラウズが検索に優先すると考察することができます。