2024年9月。今年2回目の海外旅行はバルカン3カ国。モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、セルビアと巡りました。これで訪れた国は83ヶ国になりました。<br /><br />その８はボスニア・ヘルツェゴビナとセルビアの国境近く、ドリナ川にかかるメフメット・パシャ・ソコロヴィッチ橋へ。世界遺産にも登録されており、ノーベル文学賞作家イヴォ・アンドリッチの『ドリナの橋』でも有名な、オスマン・トルコ時代の橋です。<br /><br />・サラエボからヴィシェグラードへ<br />・イヴォ・アンドリッチの肖像画、記念碑<br />・メフメット・パシャ・ソコロヴィッチ橋<br />・国境を越えてセルビアへ<br /><br />表紙写真は、カフェからのメフメット・パシャ・ソコロヴィッチ橋の全景

2024年9月バルカン3ヶ国周遊　その８～「ドリナの橋」ヴィシェグラード

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2024/09/11 - 2024/09/11

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旅行記グループ 2024年9月バルカン3カ国

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2024/09/11

ヴィシェグラードのメフメドパシャソコロヴィッチ橋

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2024年9月。今年2回目の海外旅行はバルカン3カ国。モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、セルビアと巡りました。これで訪れた国は83ヶ国になりました。

その８はボスニア・ヘルツェゴビナとセルビアの国境近く、ドリナ川にかかるメフメット・パシャ・ソコロヴィッチ橋へ。世界遺産にも登録されており、ノーベル文学賞作家イヴォ・アンドリッチの『ドリナの橋』でも有名な、オスマン・トルコ時代の橋です。

・サラエボからヴィシェグラードへ
・イヴォ・アンドリッチの肖像画、記念碑
・メフメット・パシャ・ソコロヴィッチ橋
・国境を越えてセルビアへ

表紙写真は、カフェからのメフメット・パシャ・ソコロヴィッチ橋の全景

エリア

その他の都市(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

旅行の満足度: 3.5

観光: 3.5

交通手段: 観光バス

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

利用旅行会社: ワールドエアシステム

サラエボからビシェグラードへ。

霧に包まれた山、草原には羊。
途中のガソリンスタンド。
２時間強でビシェグラードの街に到着。

建物に描かれているのは、イヴォ・アンドリッチの肖像。
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イヴォ・アンドリッチは有名な『ドリナの橋』の作者です。ノーベル文学賞も受賞しています。

ヴィシェグラードのメフメドパシャソコロヴィッチ橋史跡・遺跡
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橋の袂にはイヴォ・アンドリッチの記念碑。

『ドリナの橋』はメフメット・パシャ・ソコロヴィッチ橋を主人公に、16世紀から20世紀までの町の歴史を語っているのだとか。

メフメット・パシャ・ソコロヴィッチ橋。

ビシェグラードで生まれたセルビア人・ソコロヴィッチ少年は、この街から誘拐されてイスタンブールに連れ去られました。軍人となり、やがてオスマン・トルコの宰相に。そして、故郷にこの橋を贈ったのです。
橋を渡ってみましょう。

建築家コジャ・ミマール・シナンの指揮のもと、1571年から1577年にかけて作られた橋。

全長179.5m。
川の通常水位からの高さは15.40m、橋の幅は6.30mとのこと。
橋の中心部にはベンチがあり、往時は人々が情報交換を行っていたのだとか。

その向かいには、アラビア語の詩と橋の建設について記されています。
イチオシ

戦争で何度も破壊された橋。そのたびに修復されて、現在は世界遺産に登録されています。
橋の上からの眺め。幅広のドリナ川。
岩山。橋の石材はここから持ってこられたのでしょうか。
イチオシ

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橋のふもとのカフェからは、橋の全貌を見ることができます。

11のアーチと9つの橋脚を持つ、美しくも堅牢な橋。
ボスニア内戦中のスルプスカ共和国軍ヴィシェグラード旅団の兵士の像。
ヴィシェグラードを後に、セルビアに向かいます。

途中、狭い鉄路の踏切を越えました。実はこの線路は、これから乗る「シャルガン８」の路線の一部だったのです。ごくまれにビシェグラードからも運行されるのだとか。