メキシコ　オアハカ（Oaxaca)とモンテアルバン（Monte Alban)遺跡観光 2024年5月

　オアハカ空港に着いてからまずはレンタカーを借りに、空港建物内のEurope Carカウンターへ。すぐに空港外のEuropeCarまで車で連れてってくれます。
　町から空港やモンテアルバンも遠くないので、Uberで行こうと思って調べたら運用エリアではありませんでしたので、しぶしぶ高いレンタカーで。Taxiや乗り合いバスもあるのですが私は避けているためレンタカーです。

　いつも通りGoogleナビを頼りにホテルに向かいます。駐車場はホテルの脇から入る狭い地下駐車場でした。

上写真：ホテル正面入り口ですが、ちょっと分かり難いです。

下写真：入ってすぐ右手にあるレセプション、こじんまり。

　中庭にレストランがあり、朝食はここで食べます。木琴のような楽器の生演奏があり、到着時はスーパーマリオのステージ音楽を弾いてました。

　エレベーターに乗って部屋へ。壁の模様が独特で良い雰囲気でした。

下写真：入口方向の眺め。行ってませんがどこかにプールがあるはずなので、壁の向こう側にありそうです。

上写真：部屋の前の廊下スペース、中庭側の壁は全て模様になっていて面白い。

下写真：室内。窓は玄関横の廊下側だけですがカーテン締めっぱなしなので暗いです。普通のCityExpressよりもきれいで快適、1ランク上な感じです。（値段や必要ポイントも上ですが）

　部屋の水は小ボトル2本。

　かわいいピンクの箱があり、開けるとチョコが入ってました。それぞれ味が違って美味しかった。お土産に買いたいくらいでした。

ちなみに夜の中庭。異国に来たって感じられる良い雰囲気。

　その中庭で食べる朝食はメキシコ風の料理が5種類くらいにフルーツ、シリアル等、あとオムレツも焼いてくれます。いつもの薄焼き卵で具をくるっと包むタイプ。

　観光に出かけます。

上写真：ホテルのすぐ前にはサン・マティアス・ハラトラコ教会「Templo de San Matias Jalatlaco」。

下写真：ホテルのあるハラトラコ地区の建物（家、店、バー、レストラン）は壁に色々なメキシコっぽい絵が描かれてます。

ハラトラコ地区の建物を見ながらブラブラ歩きます。

昼飯を食べるために店を探すと近くに「Las Chilmoleras」が。

　オアハカのご飯は美味しいとみんなが言いますが、やっぱり美味しかったです。

　チラキレスと言うと、ホテルなんかでは揚げトルティーヤに赤か緑のソースをかけるだけのシンプルなものが多く、私はあまり好きではないのですが、これは全然違いました。ソースは選べましたが、ソースも美味しいし具もたくさん。
もちろん他の都市でも同様なものを出すお店はありますが、オアハカにならったものでしょうか。

　パイナップルジュースは薄くて微妙でした。

　昼食後少し西に歩くと「El llano」という公園広場の北側に写真の「グアダルペ教会、Capilla(礼拝堂) de Belem」が。
中は見れませんでしたので、外から歩きながら眺めるだけ。

南東方向へ歩いて、博物館のある教会を目指します。

　「Templo de Santo Domingo de Guzman」。ここにオアハカ文化博物館が併設されています。教会はミサ中のため入れず。
　
　写真の左下に文化博物館の入口があります。

入口でお金を払って中へ。回廊を通って2階へ上がります。

壁には装飾もされていました。

　この博物館の目玉、「Tumba7展示室」

モンテアルバンにあるお墓の発掘物の展示や説明です。

　オアハカ文化博物館の展示室

　年表によると西暦200年頃にTumba 7の建設が始まったそうです。
上写真の真ん中の像は600年頃のもの。

　ターコイズ（トルコ石）で装飾された頭蓋骨。

オアハカの目玉です。

装飾品の数々、ゴールドででてきます。

　Tumba7展示室を出て進んでいくと、教会の一部が見える場所があります。パイプオルガンを弾いていて、まあ舞台裏みたいな感じです。
壁の装飾が豪華でした。

　また町を散策して徐々にセントロの真ん中へ向かいます。いろんな所に絵が描いてあってカラフル、これぞオアハカって感じです。

　上写真：ソカロ(中央広場)から

　下写真：オアハカ大聖堂 (Catedral)　内部は装飾も少なくシンプルでした。

教会左下の壁に Palestina Vive! と書かれています。
ついにICC国際刑事裁判所に指名手配されてしまったネタニエフ一派。イスラエル政府は早くガザの無実の子供や人々へのホロコーストを止めるべきです。

　ソカロの周りにレストラン色々ありますが、雰囲気がちゃんとしていたレストランで夕食を。
鶏肉モレがけを頼みましたがこのチョコ味のモレはやっぱりあまり好みではありませんでした。

　日曜日、ホテルでの朝食後にオアハカの街並みを見るためにブラブラします。

オアハカの街並みを見て写真を撮りながら歩きます。

ブラブラ街歩き

また中心部へ。

上写真はお土産ショップです。

　ホテルに戻ってから車でモンテ・アルバン遺跡へ、20分くらいです。
この遺跡は丘の上にあります。

　上写真の駐車場に車を停めて、遺跡の入場口へ。下写真の建物でチケットを買います。

ここにも発掘物が色々展示してありました。

上写真：遺跡エリアに入るとすぐに模型マップがあります。

また、遺跡内の各建物、場所には説明ボードがあります（スペイン語、英語、サポテコ語?）。
紀元前500年頃にでき始めたようです。見学できるこの遺跡エリアは南北約500mくらいだそうです。

遺跡内は歩いていてとにかく暑かったので、水ボトルは必須。

　まずは敷地の隅にある小高い場所に登ると、丘の上から町を見下ろせます。空気が汚く霞んでるのもよくわかります。。

　遺跡の南端から見た中央方面、中々広い。南北約500m。
北から南へ歩いて行きます。

　遺跡の南側方向が良く見えます。雨季は地面に芝も生えるようですが、今はカラカラ。

向かって左方向（東）。

　向かって右方向（西）。
四角いエリアは「Patio Hundido (沈んだ庭、聖域)」。1辺が約50メートルです。ここで儀式が行われたそうです。

　遺跡の南側、Plataforma Surをアップで。

　西の奥、下の街を見ると、モンテ・アルバンてけっこう高い所にあるんだなぁと思います。空気きれいならもっと良い眺めなんですが、残念です。

木陰にベンチがあって休んでいる人も

　先ほどはこのピラミッドの上にいました。　
が、さらに下に降りようとしてもこちらからは行けず、戻りました。

Gran Plazaを上から見下ろします。

東の方へ回って下のGran Plazaに降ります。

Gran Plazaの東側にある「Juego de Pelota（球戯場)」。
朽ちたままで壁もゴールの輪っかもありませんでした。

一番奥 南側のPlataforma Surに登ります。

Plataforma Surから北方向の眺め

　手前に見えるのは「Observatorio（天文台、Edificio J)」
中には入れません。

　この南の土台にあるピラミッドで終わりで、また北の方へ戻ります。
往復で2時間あれば十分回れます。遺跡の中には土産の露店はありません、入口建物に小さなお店があるだけでしたので、お土産は街中で。

　この後はホテルに戻って荷物を取り、空港近くでレンタカーを返却、家に戻りました。