202409 タンザニア・ケニア（3）～ストーンタウン編～

9月15日
朝の海は静かです。

レストラン。朝食をいただきます。

朝食のメニューはそれほど多くはありませんが、地元の料理があり、嬉しいです。
こちらはマンダジ。スワヒリ語圏で食べられる揚げパン。

VITUMBUA
東アフリカのココナッツのパンケーキ

カチョリ
中に辛い詰め物が入ったインドのスナック

チャパティ
インドの平たいパン

チャックアウト時に１２時にタクシーをお願いすると、それまではホテルの公共スペースは自由に使っていいよと言ってくれました。とても親切なホテルです。

ネコがプールを見つめています。

水を飲むのかなと思っていたら、水に入りました。

気持ちよさそうに泳いでいますが、ホテルのスタッフがやってきて連れていかれました。

レストランで海を眺めたり、ガイドブックを読んだりします。

この船、こんなに載って大丈夫なのか？

ザンジバルらしい船ですねー

アフリカらしく、女性の服装も色が鮮やかです。それにしても全身ピンクはすごい。

空港へ向かう前に昼食。シーフードピザ。11ＵＳＤなり。

12時にタクシーで空港へ。

13時過ぎになり、到着口から人が出てきました。日本人を見落とさないように見ていると、後ろから声をかけられました。なんと現地のガイドさんでした。

ツアーの皆様と合流でき、出発です。

水はもらえるとのことでしたが、なんとこんな大きなの水ボトルから漏斗でマイボトルに移します。アフリカらしいと言えばアフリカらしい。

ホテルに荷物を置き、さっそくストーンタウンの観光です迷路のような作りですが、現地ガイドさんはスタスタ歩いていきます。

ストーンタウンの建物はサンゴの石としっくいで作られており、ストーンタウンと呼ばれます。

ザンジは海岸線、バルは黒人を意味するようで、まずはアフリカ人が住み着きました。モンスーンの関係上、交易の重要な位置にあり、古くからインド洋の交易拠点として発展し、イスラム商人が移り住み、文化が混合し、スワヒリ文化が栄えました。そのため、アラビア語とスワヒリ語には同じような単語はあるようです。

大航海時代以降はポルトガル、オマーン、イギリスの支配を植民地として、奴隷、象牙などの貿易港となりました。

スパイクのない扉はインド人街のものです。

いろいろな扉があります。

アラブ系の服装の女性が歩いているのが絵になります。

歴史を感じる街並み

スパイクのある扉。こちらはアラブ系のものです。扉の一番外側が鎖の模様で飾られていますが、これはどれ貿易を行っていた家の印だそうです。スタッドがありますが、ザンジバルに像はいないので、あくまで飾りです。

どこを歩いているのかはわかりませんが、見ていて飽きません。

歩いていると、イスラムっぽい旗が。これは何だろうとも持って聞いてみると、マウリードというムハンマドの生誕を祝う祭礼のようです。

暑いのでココナッツジュースを買ってみました。団体ツアーでこういうことするからダメなんですよね。。。500シリングなり
タイなどと違い、ストローはくれませんので、少し飲みにくい。

奴隷市場後後にある大聖堂です。
奴隷市場が終了した日に建てられました。

この教会の前にも「世界人類が平和でありますように」の碑が立ってます。
別の面にはアラビア語などでも書かれています。

教会内部
厳粛な雰囲気です。

ステンドグラスがきれいです。

ここにはリビングストン博士を称賛するパネル。

リビングストン博士はビクトリアの滝を発見したことで有名ですが、動物の研究もしており、アメリカをこよなく愛していました。奴隷解放に関してはロンドンに手紙を送るなど、奴隷解放に一役をかっています。

リビングストン博士はアフリカをこよなく愛していたと書きましたが、死後は心臓はアフリカに埋め、遺体はロンドンに送ってほしいとの思いから、心臓はアフリカに埋められました。その地で育った木から作られた十字架だそうです。

教会の外にある奴隷解放のモニュメント

続いて博物館の見学。こちらは地下にある奴隷の収容所。ここに75人の奴隷が収容されていました。

人が入るとこんなサイズ感です。

博物館にはいろいろなパネル展示などもされているのですが、時間がなく、素通りして外へ。

再び外を歩きます。教会の尖塔とミナレットが並んでいます。

広場に出ました。ここはパブリックスペースとして利用されています。
みんなでサッカーに試合を見ています。

女性はイスラムの服装をしていますが、みな色鮮やかです。

からゆきさんの家

ノラ猫

さらに道を進んでいくと、ローマ・カトリック教会が見えてきました。

ストーンタウンには２つの教会があります。１つはこちらで、もう一つは先ほどの奴隷市場の跡に建てられたものです。

オールドアラブ砦へ出ました。ポルトガル支配の時代には教会などもありましたが、アラブ勢力に負け、取り壊されます。そしてポルトガルはモザンビークの方へと追いやられていきます。

今は中にはお土産屋さんなどがあります。

こちらはコンサート会場

フォロダニ公園のあたりに出ました。昨日同様、人がたくさんいます。今日は土曜日なので、昨日より多い気がします。

驚嘆の家
こちらはスルタンが住んでいましたが、1896年、イギリス・ザンジバル戦争にてイギリス軍の圧倒的な軍事力の前に、戦争は45分で終結し、のちにイギリスの事務所として使われていました。
イギリス・ザンジバル戦争は世界最短の戦争としてギネスに登録されています。

驚嘆の家はザンジバルで初めて電気が通り、東アフリカで初めてエレベーターが設置されました。

2027年まで修復中で見学できません。。。

フレッド・マーキュリーの博物館

フレッドマーキュリーはザンジバルの生誕です。それは地球の歩き方にも書いてあったのですが、記念館があるとは知りませんでした。

こちらも外から見学のみ

昨日行っておけばよかった。。。

その後は夕食

おしゃれな店内です。

前菜のイカの揚げ物
これだけでボリュームがあります。

メインのチキン。お肉は香ばしくておいしいのですが、固い。。。

13時に空港到着で、そこからストーンタウン観光では、やはり時間が足りないなあ。ほかのメンバーから後から聞いた話では、それ以上の問題として、夜行便で到着して、いきなりこの暑さの中３時間歩くのはないよねえというかんじでした。

消化不良気味ではありますが、ストーンタウンの観光が終わりました。明日はザンジバル島内の観光名所めぐりです。