2023/11/14 - 2023/11/16
91位(同エリア154件中)
Nikiさん
ペトラ遺跡 大満喫後、ジェットバスでワディラム砂漠へ向かう。
バス出発時間の15分前、ワディラム砂漠行きのジェットバスはメンテナンスのため運休になったと告げられる。返金するからタクシーで行け、とのこと。
まあ中東だしこんなこともあるか、と
同じくジェットバス利用予定だったイギリス人のおじさんとタクシーをシェアしてワディラム砂漠へ行くことに。イギリス人のおじさんは「タクシーで行くとバスの2倍以上の値段じゃないか!」とプリプリ怒っていた。
ワディラム砂漠へはタクシーで2~3時間くらいだったと思う。道中はイギリス人のおじさんとずーっとおしゃべりしてたからすごく短く感じた。
イギリス人のおじさんは、昔2年ほど大阪で英語の先生をしていたらしい。もう一度日本に行けるなら天丼とたこ焼きを食べたいって言ってた(笑)
ワディラム砂漠に着くと、まずビジターセンターで入場料を払った。ビジターセンターから数キロ離れたところの宿を予約していたので、宿のオーナーにビジターセンターまで迎えにきてもらった。(送迎付きのプランを予約した)
迎えにきたのは中学生くらいの子供だった。
彼はおぼつかない様子でトヨタのランドクルーザーを運転して、宿泊先まで連れて行ってくれた。
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予約した宿はこんな感じの小屋だった。
まわりにはなにもなく、雰囲気◎
チェックインらしいチェックインはなく、夕食の準備ができたら声をかけるから、夕食の時間まで散歩でもしてれば?と言われた。 -
お部屋はこんな感じ(散らかっててスミマセン。荷物広げる前に撮ればよかった汗)
小さい窓ひとつしかなく、
室内は蒸し焼きになりそうなくらい暑い
でも毛布があるってことは、夜は冷えるんだね。砂漠だし
部屋の中は写真通りベッドが2台あるだけで、シャワールームやトイレは共有だった。
そして困ったことにコンセントがない。Wi-Fiもない。
スタッフに聞くと、コンセントはレストランのものを使ってくれ、とのことだった。
Wi-Fiはないらしい。「砂漠らしくて楽しいだろ?」と言われた。
ならば郷に従い、デジタルデトックスしますか。
しばらくダラダラ過ごして、
部屋でウトウトしてると
「ジャパニーズ!!ディナー!!!」
と外から大声が聞こえて慌てて起きた。 -
ディナーはベドウィンの伝統的な調理方法で作った蒸し焼き料理だった。
ドラム缶の底に炭を敷き詰め、その上に肉、ジャガイモ、にんじん、玉ねぎ、米などの具材を乗せて、土に埋めて蒸し焼きにするらしい。
土の中からドラム缶を掘り出したときは拍手喝采だった。 -
そのほかにもビュッフェ形式でサラダが数種類用意されていた。
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めちゃくちゃ美味しかった~
鶏肉が柔らかくて、野菜も新鮮で、おかわりした。
この旅行中で一番量食べたんじゃないかな。
エジプトとヨルダンに来てから、美味しいものにたくさん出会ったけど、この料理はトップ5に入る -
デザートも配られた。めちゃくちゃ甘かった
夕食後は宿に泊まっている皆んなで暖炉の前に集まって紅茶を飲みながら団欒。ほとんどヨーロッパ人だった -
外に出ると星空が広がっていた
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3分に一回くらい流れ星も。
砂漠で星を見るっていう夢が一つ叶った。
肌寒いけどずっと見ていられるほど綺麗だった -
翌朝。朝食はサラダとパンに加えて、焼きたてのオムレツを出してくれた。
この日は9時出発のジープツアーを申し込んでいた。 -
ジープツアー参加者は、ギリシャ人姉妹、ギリシャ人親子(お父さんと娘)、ポーランド人カップルと私の計7人だった。
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最初に連れてきてもらったのは、なんちゃらっていう映画の撮影地で、この岩の上に泉があるらしい。
その泉から水をひいて、ラクダとかに与えてるらしい
ワディラム砂漠って映画の撮影地がいっぱいあるらしい。スターウォーズとか。
わたしはほとんど映画を観ないので、有名な映画だとしても「なんか聞いたことあるようなタイトルだな」くらいにしか思わない。映画が好きな人だったら感動するんだろうな -
泉まで登ってみた。
まさに砂漠の中のオアシス。この泉の周りだけ、緑の植物がたくさんあった。 -
上からの眺めはこんな感じで最高である。
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ギリシャ人のお父さんが、1人参加のわたしを気遣ってくれたのか、たくさん写真を撮ってくれた。
優しいお父さんだ。 -
白ネコに遭遇。白トラって珍しいね。
ここらへんで「おーい!」と呼ばれ、
声の先を見ると台湾人のジョンがいた。
さっき宿に着いたらしく、わたしがジープツアーに参加してるとスタッフに聞いて混ぜてもらったらしい
知らないヨーロッパ人ばかりだったので
知ってる顔を見ると安心する
ここからはジョンと、ジョンと一緒に来たインド人もツアーに参加し、合計9人になった。 -
続いては砂丘へ。
砂に足を取られながらも頂上を目指す -
裸足になると歩きやすかった
砂がサラサラしてて気持ちいい。 -
頂上でジョンが撮ってくれた写真。
ペトラを経てジョンは私に心を開いてくれた気がする。
アンマンで会った時とは別人のようにニコニコ笑い、たくさん写真を撮ってくれる -
続いてはは古代文字が残っている場所
あの岩をみて男性の横顔に見えると盛り上がっていた -
写真ではわかりずらいけど、この場所に古代文字が残っていた
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こんな感じ。
もう少し奥には人間の形をしたような絵もあった -
一番奥には深い水たまりがあった
たまに降る雨はここに溜まるらしい -
この岩はたまーにロッククライミングに来る人がいるという岩。ほぼ直角なのにすごい
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お次はワディラム砂漠の橋へ
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イチオシ
危ないから1人ずつ行きなよー!と言われ
みんなで写真を撮り合いっこ -
橋の上からはこんな景色
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そういえば、ワディラム砂漠に来てから見る車は全部トヨタの車だった。わたしが参加したツアーの車はこれ。
ドライバーに「わたし日本人だよ」と言うとドヤ顔で「俺の車はジャパニーズカー」と言われた
ジャパニーズカーに誇りを持ってる人が多いみたい
丈夫で壊れないって言ってた -
ランチタイムはドライバー兼ガイドのお気に入りのピクニック場所に案内された
木陰になっている場所にシートを広げてランチを待つ。
石を重ねキッチン風にしてる場所もあって、ガイドさんが一生懸命豆やら野菜やらを煮込んでいた -
ジャーン!
ランチはこんな感じ
お豆とトマトのホクホクスープ
パンにこのスープとクリームチーズをつけて食べるのが定番だとか。なかなか美味しかった -
食事風景
この頃にはみんな打ち解け合い、和気藹々とした食事時間だった。 -
食事場所、遠目で見るとこんな感じ
座ってた所だけちょうど日陰になっている -
乾燥地帯の花はドライフラワーみたい
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午後、ジープツアー再開
マッシュルームロックに連れてきてもらった
ギリシャガールズと登る -
そのあとはジープが入れない細い道をブラブラお散歩
洞穴があった -
これも砂漠でよく見る植物
触ってみると毛布みたいにふわふわだった -
どんどん道が狭くなる
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また変わった植物発見
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細い道を出てきた先には赤い砂丘があった
ここでみんなでサンドボードをした
スノーボードみたいに足を固定するわけじゃなく、ガイドさんが用意してくれた板にバランス良く乗って滑り降りる
ほとんどの人は座ってソリ滑りみたいになってた
重いボードを持って砂丘の上まで登ることが何より大変。 -
イチオシ
有名なところにも来れた
写真で手上げてるのがわたし\(^^)/ -
さっきの写真の逆サイドはこんな感じだった
ちなみにてっぺんにいるのは同じジープツアーグループのギリシャ人のお父さん
筋肉モリモリのスーパーお父さんだった -
ツアーの最後は、小高い丘で夕陽鑑賞
オレンジに染まるワディラム砂漠 -
夕陽が落ちたらみんなでティータイム
ポーランドの彼が紅茶にメントールクリスタルを入れてくれ、さっぱりとした味わいになった。
ガイドさんがくれたクッキーも美味しかった
何より火を囲むのっていいよね -
日が沈み、宿へ帰る
帰り道はグラデーションに彩る空が絶景だった -
夕食はツアーに参加したみんなで食べた。
みんなのパーソナルな部分について話したり、次はどこの国へ行きたいのか、など話してとても楽しかった。今日一日でとても仲良くなった気がした。
夕食後は、星空鑑賞。
ギリシャ人のお父さんは星に詳しいらしく、説明してくれた。そういえば星座ってギリシャ語が語源だもんね。 -
イチオシ
これは夕食のときジョンがエアドロップで送ってくれた写真
映画のワンシーンみたいでお気に入り。 -
翌朝、朝食をみんなでとった後、チェックアウトしていくみんなを見送る。
わたしは夕方のバスでアンマンに帰るので、昼過ぎまで宿に居させてもらった
これは宿で飼ってるヤギとラクダ -
宿を離れる前、少し宿の周りを散策した
何気ない場所にラクダが急に現れる -
岩の上からみた宿
昨日のツアーでこの程度の岩にはスイスイ登れるようになった -
この宿、めちゃくちゃ楽しかった!
Wi-Fiなしコンセントなしでも気にならなかった
楽しいし、安いし大満足!
Fire Campっていう宿
今度レビュー書きますね
午後になり送迎車でワディラムビジターセンターへ。
昼ごはんはビジターセンターの横にあるレストランでちょっと贅沢にランチビュッフェを食べた。
ここのレストランもかなり美味しかった。
ヨルダン、飯が美味い!
レストランでジェットバスの運転手と会い(ノリの良いおっちゃんだった)アンマンへ。
ヨルダンはあと2日。
次回、アンマン(死海)編
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