2023年夏ヨーロッパ旅☆アルビ編☆11日目②

トゥールーズ編からの続きです。
12時31分の列車でアルビに出発します。迷っていたので切符は当日アプリで購入。券売機では出てこなかった割引切符（選択した時間のみ乗車可能と解釈しました）を利用したので、滞在時間は1時間半ほどです。

車窓を眺めながら購入したサンドイッチでランチを済ませ、13時40分にアルビ・ヴィーユ駅に到着しました。

駅から中心部の旧市街までは少し離れた場所にあり、徒歩で向かいます。

剣を持った凛々しい像があるロータリーを横切り、

近代的なアルビメディアセンター（図書館）前を通って、

モダンなアルビ国立劇場を横目に眺めて進むと、

ラペルーズ広場に到着、この先にある旧市街へ進みます。

19世紀末に活躍した画家ロートレックの生家（非公開）です。1864年アルビに生まれ、壁にはプレートが掲げられていました。

赤煉瓦と木組みの家々が並び、中世の面影を色濃く残す街並みです。

趣きある家屋を眺めながら、細い路地を散策します♪

サント セシル大聖堂の鐘楼が見えてきました。ここでデータ容量が一杯と表示が出て、画像を削除しながら散策している状態、あまり写真が撮れませんでした(>_<)

サント セシル大聖堂
13～16世紀にかけて建設された、世界で最も大きな煉瓦造りの建物です。いままで見てきた教会や大聖堂と比べものにならない程、巨大で威圧感があります。

上には18世紀のパイプオルガン、下にある左右の壁面は15世紀のフレスコ画で、「最後の審判」が描かれています。

東側の内陣は有料で、あまり時間もないので入りませんでした。

赤い外観に対して天井画は鮮やかな青色、非常に細やかな装飾が施されています。

側廊には小礼拝室が並んでいてこちらも美しい青色が印象的、今まで見た大聖堂とは異なり、壁画や天井画など独特の造りで見応えがある大聖堂でした。

大聖堂を後にして今度は西へ、建物の間からは駅からも見えるほどの高い塔がそびえます。

目的地はこちら、シャトー広場から見る「ALBI」の文字。大聖堂をバックに撮影☆

タルヌ川沿いへ行ってみると、鉄道高架橋がありました。現在工事中で使われていないようです。

周辺には昔ながらの古い木骨造りの家々に囲まれた広場があり、のどかな雰囲気です。

トゥールーズ=ロートレック美術館
大聖堂に隣接してあります。元々はベルビー宮という、司教の館だった建物を利用しています。

中に入ると真っ赤なハイビスカスがお出迎え♪

周囲のお花も綺麗に手入れされています。

美術館は時間の都合でパスしてお庭へ向かいます。左手に進むと中庭とタルヌ川、対岸の街並みが見えてきました。

太陽の日差しが照り付けて暑いですが、庭園周囲の回廊は木陰になっていて涼めそう、早速降りていきます。

手前に古橋、右奥にチラッと見えるのが1944年8月22日橋です。川と対岸の眺めも格別、とても綺麗な風景です。

今日の表紙です♪
良く手入れされた美しい庭園です。中に入って間近で見れないのが残念。

美術館として開館したのは1922年とのことで、100年以上の歴史があります。

美術館を出て川沿いを歩きます。タルヌ川に架かる古橋、ポン・ヴューが見えてきました。

古橋は工事中で、周辺も一部封鎖されている様子。とりあえず近くまで行ってみることにします。

橋の周囲は覆われていますが、渡ることができました(#^^#)中央に立って対岸を眺めます。川岸にも煉瓦造りの家々が並んでいます。

逆光になってしましましたが目の前には鉄道橋、左にはサントセシル大聖堂と手前にベルビー宮が建っています。

古橋の袂から1944年8月22日橋を、手前には水車小屋があります。
もう少し散策したかったのですが、帰りの列車時刻が近づいてきたので引き返すことにします。

街角風景～どこを撮っても絵になるアルビの街です☆

旧市街を出てラペルーズ広場に戻ってきました。炎天下の中駅までさらに10分程歩きます(>_<)

15時13分の列車でトゥールーズに戻ります。
駆け足観光で写真もあまり撮れず、ちょっと心残りな滞在となってしまいました。アルビは小さな街ですが見所は多く、旧市街の街並みをゆっくり散策し、対岸へも渡ってみたかったです。また訪れる機会があるかなぁと次回に期待しつつ（カルカソンヌでも書きましたが）…アルビ編はこれで終了、トゥールーズ編①に続きます。