2016/08/11 - 2016/08/15
5位(同エリア13件中)
トゥーバーズさん
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この旅行記のスケジュール
2016/08/10
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飛行機での移動
22:55 HND ------ 04:30 CDG AF 293
2016/08/11
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飛行機での移動
09:50 CDG ----- 12:20 ARN AF 1262
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Leksands Antik & Kuriosa
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Restaurang M/S Gustaf Wasa
2016/08/14
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飛行機での移動
19:25 ARN ----- 22:05 CDG AF 1063
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飛行機での移動
23:30 CDG ----- 18:20 HND AF 274
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この旅行記スケジュールを元に
「スウェーデンが足りないの!」ある日、嫁が旦那に訴えて、夫婦は三度スウェーデンへ。今度はダーラナ地方へおよそ600キロのドライブ旅です。
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「スウェーデンが足りない!!」
旅の始まりは、嫁のその一言でした。
昨年の夏に行ってきたスウェーデンをすっかり気に入った嫁。冬にオーロラツアーでスウェーデンを再訪するものの、旦那の仕事で1日滞在が減ってしまい、予定していたストックホルムでのお買い物に時間を取れませんでした。
買ってきたKEX(お菓子)やクネッケが底をついて、コーヒーも飲み終わる頃には、また行きたいとの思いが日に日に強くなっていったのです。
「そうは言っても流石に3連続は、また行くの?と言われるよ。」と旦那は渋い顔。
「なんで!気に入った所には何回も行くじゃない。普通だよ!」
「そりゃそうだけど……」
「東京と大阪と北海道と行ったら、日本ばかり行って変っていう人いないでしょ?同じ国だから同じ所に行くって言う方が変よ」
「まあ、冬と夏だったし。前回は行けなかった所も多いよね」
「でしょ?」
「世界遺産のドロッドニングホルム宮殿すらうちは行けてないしね。」
「でしょ?まだまだ
スウェーデンが足りないのよ。わかった?」
「わかったわかった。で、どこに行きたいの?」
……
そんなわけで、我が家のスウェーデンを補給するために、三度ストックホルムを目指します。
今回は"空飛ぶフランス"、エールフランス羽田深夜便での移動です。 -
機内食も美味しいです。あとワインをコップでなく小瓶でくれるので、持って帰ってお料理に使えるのです。
-
会社が終わって直ぐにダッシュで羽田から乗る深夜便は、早朝にシャルル・ド・ゴール空港に到着するため、道中はただ寝ます。
特に旦那は到着後現地で運転が待っているので、とにかく必死になって寝ます。 -
朝の4時半です。帰りはトランジットに余裕がないので、少し余裕がある行きに免税店などを見て回ります。
-
ターミナル2Eから移動します。
シャルル・ド・ゴール空港、ちょっとしたところがカワイイです。 -
ボンボヤージュ~、フランスだ~
シャルル・ド・ゴール空港、色々充実していて、いつも楽しい空港です。免税店で取り扱っているお品物も楽しいです。
あとは何と言ってもアンジェリーナの缶シリーズ!
カワイイので、つい買ってきます。お土産にもおススメです。
銀座のアンジェリーナのお店でも最近はバレンタインの時とかに売るようになってますけど、やっぱり気になる一品です。 -
無事に0950に乗り継いで、オンタイムでストックホルムアーランダ空港へ向かいます。
途中軽食いただきました。 -
今回はストックホルムには寄らずに空港でレンタカーを借りて、そのままダーラナ地方に向かう予定です。
空港到着は1230。今晩はレクサンドのレストランのディナーを予約しているので、なんとしても明るいうちに約270キロを移動してしまう必要かあります。 -
空港で車をレンタルして、早速ドライブ開始です。
旦那は昔イタリアのちっさい車を運転していたので、左ハンドルのマニュアルは普通の日本人よりは慣れていますし、ナビゲーションはいつものようにGPSのオプションをつけているので安心です。
これは旦那のこだわりで、アメリカで古着ハントをやっていた時のノウハウのようです。
車は今回はフォルクスワーゲン!アタリです!
嫁はペーパードライバーなので、運転は旦那にお任せですが、ナンバープレートの語呂合わせで車に名前をつけました。その名も"ジュディ400"。今回の旅の相棒です。 -
E4を北上してウプサラへ向かいます。
天気もいいですし、スウェーデンの夏らしいスッキリした空気と明るい日差しと涼しさが気持ち良いです。 -
空綺麗~
車は順調に進んでいきます。
ウプサラを超えたら、E16に入り、イェブレを過ぎてダーラナ地方の入り口、世界遺産の街ファールンを通ります。
ダーラナ地方独特の赤い染料で塗られたお家の塗料の材料になっている世界遺産ファールンの銅山がある街ですが、車の中から景色を見るだけで通り抜けです。
とことん我が家は世界遺産は興味ないと言うか、縁がないと言うか、なんというか。 -
途中休憩を挟みつつ、レクサンドの街に到着です。
いらっしゃいませ看板もカワイイ!
休憩でたまたまグローセリーでこれは使えないわとお札を突き返されたことで判明したのですが、ちょうど紙幣の切り替え時期で、昨年来た時の両替の残りが使えなくなっていました。
銀行なら新券に交換してくれると伺ったので、街歩きをしながら真っ先に銀行を探します。 -
夕方ですが、まだ十分明るいです。
Leksands Antik & Kuriosaというアンティークショップがノースガタンにあるので、早速お皿やポーセリンの気に入ったものがあるか、入ってみます。
しばらくお店を物色し、古いお皿やリサ・ラーソンなんかで、気に入ったものを見つけられました。
ダーラナ地方はやはり観光地らしく、こういったお店の品揃えも普通より品揃えが良い感じです。値段はまあまあですが、置いてあるモノがいいお店で、何点か掘り出せました。
世界遺産は素通りしながら、アンティークのお皿買いに行ってるので、我が家は3回もスウェーデンに行っておきながら、この時点で市庁舎やノーベル博物館や王宮、世界遺産ドロッドニングホルム宮殿などの定番のストックホルムの観光地には何一つ行けていないわけで。
だから周りから「何しに行ったの?」と言われてしまうわけですが……
スーパーも行かなきゃダメですし、なかなか時間が無いんです!(開き直り) -
街中のマンホールの蓋もカワイイです!
レンタカーだと買った荷物を直ぐに載せて次に回れるのでお買い物旅行だと楽です。 -
シリアン湖の湖畔に到着です。
お詳しい方には蛇足ですが、一応触れておきます。
今回の旅の舞台「ダーラナ地方」というのは、このシリアン湖周辺の地域になります。
ストックホルムから程近くにある最もスウェーデンらしい風景が楽しめる風光明媚な観光地と言われており、人気のある地方です。
古くはスウェーデン独立の英雄グスタフ・ヴァーサがデンマーク支配に対抗するべく農民を募って旗を揚げた挙兵の地として、スウェーデンの歴史上も重要な地域になります。
前年にグリプスホルム城に行ったこともあり、スウェーデンの湖沼地域の美しさは外さないと確信できていたのもありますが、行くにあたり、今回の旅で体験したい目的をいくつか設定しました。
そのうち1つがこの看板になります。
看板の主はレストラン、グスタフ・ヴァーサ。
Restaurang M/S Gustaf Wasa
名前を見ても、いかにも観光レストランらしい正統派ですが、それだけに検索ではなかなか引っかかってきません。しかしこのレストラン、シリアン湖の湖上をクルーズしながらご飯が食べられる唯一の湖上レストランなのです。
行くからにはぜひシリアン湖クルーズをやってみたい!
そう考えて色々探してみたのですが、Web上では古くさい英語サイトとスウェーデン語のサイトしかなく、予約機能もない有様。詳しいことはとりあえず電話してね!って書いてある無茶ブリサイトです。
http://www.wasanet.nu
そこで日本から旦那が国際電話をして、今日のディナークルーズを予約しています。 -
位置だけは宿に行く前に確認します。船着場に大きな看板が出ています。
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レクサンドの街ブラも終わり、一先ず今日のお宿Korstäppans Herrgårdにチェックインします。
1900年代初頭のお屋敷をリノベーションしたホテルで、カワイイ外観のお宿です。コルステッパンズ ヘルガード ホテル
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お部屋もクラシカルです。
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シリアン湖に続く高台に建っているので、見晴らし良好です。レクサンドの中心部から少し離れているので、周りは自然公園になっています。
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古い暖炉です。こちらのはシンプルですが、白基調でカワイイです。
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廊下に飾ってあったタペストリーもクラシカルです。これ雰囲気からして多分ホントのアンティークです。
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裏の庭はリンゴ農園。
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よくスウェーデンに生えてる木です。名前はわからないのですが、赤い実がカワイイです。
宿の周りのお散歩は適当に切り上げて、予約のグスタフ・ヴァーサに向かいます。 -
レクサンドの街の入り口から、川沿いに降りる道が出ており、一段低くなったところが船着場で、グスタフ・ヴァーサ号もこちらに到着するはず……です。
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しばらく待っていると、待っている人の行列もでき始めます。日が暮れ出した頃、ヴァーサ号が入ってきました。
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だんだん近づいてきます。
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着岸しました。
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待っていたお客さんが船に入っていきます。私たちも一緒に乗り込みます。
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おお~、ヴァーサ号の勇姿です!
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船は岸を離れ、クルーズが始まります。船の中で予約の確認をして、問題なく席に案内してもらいます。
料理の前に、明るいうちに船の探検です。 -
船尾にスウェーデンの旗が立っています。
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だんだんシリアン湖が広がってきて、向こう岸が遠くなってきます。
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平らな湖畔には、ファールンレッドのお家が並んでいます。
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お船の中です。レストランになっていて、それぞれ席が決まっています。
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窓からは夕闇のシリアン湖。だんだんと暗くなってきます。
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メニュー表なんですが、読めます?
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シリアン湖の地図が入っています。レクサンドやムーラ、レットヴィークなど、いくつかの街が載っていて、ご飯を食べながら夫婦で明日の予定を相談します。
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この頃はご飯写真を撮る習慣が私たち夫婦に全く無く、いつも料理が来ると、わー!っと盛り上がってついパクっと食べてから、しまった……やっちまった!となっていました。なのでこの時も料理写真がありません。
しかもご飯を食べた後は周囲も真っ暗になり景色も見えなくなってしまい、そのあと2人並んで不覚にもガーガーと眠り込んでしまいました。
船がレクサンドの発着所に戻ってきた時に、レストランのスタッフさんが肩を叩いて起こしてくれて、ようやく気がつく始末。
前日の23時に出発してから機内泊を経て長旅の末ようやくたどり着いたスウェーデン。旦那はそこから300キロ近く運転してきていますし、疲れもあったのでしょう。少し寝たことで、体はずっと楽になりましたが、スタッフさんからするとさぞかしおかしな客だったろうと、恥ずかしい限りです。
途中で意識が飛んだとはいえ、十分楽しかったのと、シリアン湖のクルーズもできたので満足です。
そのあとジュディ400に乗ってお宿まで帰って、スウェーデン最初の日は平穏に過ぎていきました。 -
お宿の一階ロビーです。ピアノの上に、白いダーラヘストもとい、うま子(嫁命名)の大きいのがいます。
カワイイので欲しかったんですが、あんな白いうま子、どこで売ってるのかな? -
翌朝。朝食です。
ハムとチーズとレバーソーセージにスクランブルエッグ。ヨーグルトにシリアルです。
なんということもない朝食ですが、ちょっと塩の強いハムが本物のハムの味がしますし、チーズも美味しい。
やっぱりヨーロッパはハムとチーズとバターが美味しいと思います。 -
チェックアウト前に、朝早く起きてホテルの回りを散策します
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お花がたくさん咲いてます。
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湖に向けて降りていけるようです。
道は森の中に続いています。 -
Lugnet-Barkdals naturreservatの看板が出ています。
良くはわかりませんが森林自然公園みたいな感じではないかと思われます。 -
エリアの航空写真と紹介も載っています。地図代わりです。位置的にはレクサンドのやや北側になるようで、北に向かって公園が湖に沿って伸びているようです。
コルステッパンズ ヘルガード ホテル
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森の中に所々ラズベリーの木があり、実ががなっています。
ほかに湖に行く途中でリンゴンベリー少々とビルベリーらしきベリーを摘むことができました。
ただビルベリーは、栽培のハイブッシュ系のブルーベリーの木のイメージより低木で実付き方も記憶していた畑のものと違いますし、おそらく適地が違うのかと思います。(日照の差じゃないかと思いますが)あまり大きい群生地は見つけられませんでした。
あわよくばベリーを摘んでみたいと思っていたので、歩きながらひょいパクと食べてみて満足です。
ラズベリーが美味しいです。 -
しばらく行くと、遊歩道はシリアン湖畔に到着しました。
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朝のシリアン湖です。スッキリした空気感がまた気持ちいい!
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対岸の街がかろうじて見えます。
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浅くて水綺麗です。湖の底は、独特のファールンレッドです。光の具合で赤い水底と青い水面がつよくなったり弱く見えたりして不思議です。
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光の差し込んだところだけが赤い水底がみえています。
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キノコ見つけました。絵に描いたようなキノコです。これは食べられそうですが……生は嫌って事で置いておきます。
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もう一つキノコ。こっちは見るからにダメそうです。
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湖側からお宿を撮るとこんな感じに丘の上に建っています。
戻ってチェックアウトの手続きをして、今日の移動を開始します。
今日はダーラナ地方の街を回りながら、スウェーデン伝統のテキスタイルメーカー、「ヨブスハンドトリック」の工場をはじめとした工場見学をしていきます! -
湖をグルっと回ってレットビークの街というか村に着きました。街の入り口にでっかいダーラヘストがいます。
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ダーラヘストって、街ごとに柄が違っているそうですのでレットビークの街はこういうタイプのうま子なんでしょうね。広場の横の方に売ってるショップがあります。
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駅舎の向こうにシリアン湖があるのですが、ここはダーラナ地方のパンフレットなどの表紙にもなる、湖に突き出た桟橋があるところです。
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先客に黒い犬連れたおじいさんが1人。
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湖に向かってズンズン進めます。
最後は丸く公園になっていて、360度展望できます。 -
湖を探すと鴨っぽい子の群れがいます。
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向こう岸の風景。気に入っています。
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レクサンド側,こんなにも湖の真ん中まで突き出ています。
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行きはいいんですが、帰りは遠いですね。
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やっぱり湖底は赤いんですね。
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桟橋近くの砂浜で湖水浴をしている子がいましたが、夏とはいえ、日本の感覚で言えば涼しいくらいの気温。ちょっと水に入る気がしません。
子供はエライや。 -
レットビークの駅の周りの公園のベンチで一休みです。
模様がカワイイと思いません?!
何気ないところが素敵にカワイイです。 -
駅舎です。
スウェーデンの駅舎って、なんか小さくてカワイイです。
駅には電車に乗りにくるためにくるのが普通なんですが、今日ここに立ち寄ったのは、駅舎にあるアイスクリーム屋さんに立ち寄るためです。
レットビークグラスRättviksglassというお店が、ここに入っています。 -
美味しい~
フレーバーはピスタチオとミルクです!
あと、駅の右横の方にICAもあるのでチェックしました。でも旦那が行かないと時間に間に合わないと言い出したので、ここではスーパーには立ち寄らず、次の目的地に向かいます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ことりsweetさん 2023/08/15 18:53:58
- ダーラナいいですね~
- トゥーバーズさん、こんばんは。
フランス旅にイイネをありがとうございます。
この記事の前に台湾旅行記を見せていただいたんですが
すごいパワーを感じます!
マンゴーの生ジュースのためにミキサー持参で
旅立つ二人に感動♪
下調べも手順もよくて素晴らしいです。
記事見ながらマンゴーが無性に食べたくなりました。
お二人の仲の良さで旅が大成功になってますね。
そしてこちらスェーデン。
私も2013年に行ってきました。
ずっと憧れていた不思議な国スウェーデン。
特にダーラナ地方は行ってみたい地域です。
でも初めてだったのでダーラナは諦めました。
私も、観光も大事ですが、
現地での手工芸品、グルメのお買い物が好きです。
旅では、その土地でないと出会いないものに出会いたい気分。
フォローさせていただきました。
ことりsweet(バード繋がりですね。)
- トゥーバーズさん からの返信 2023/08/16 14:20:22
- Re: ダーラナいいですね~
- ことりsweetさま
こんにちは!コメントとフォローありがとうございます。
ですよね!美術館や博物館もいいですけれど、ちょっとした小物とか部屋に飾るものとか、そういうのの気に入ったものが見つかったら、やっぱり嬉しいじゃないですか!
ことりさまのフランス旅行記、楽しく読ませていただいています。フランスはここに旅行記を書き始める前、エールフランスのストップオーバーキャンペーンを使ってストックホルムに行った時にパリに短いですが滞在したことがあるくらいなんですが、街歩きが楽しくて、また行きたいねーとよく話しをしています。ブーランジェリー幾つか行って、色々と思い出があって、時々旅行記拝見しては気持ちをふくらましています。
またぜひ遊びにきてください!
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旅行記グループ スウェーデンを求めて。車でダーラナ地方まで行ってみた旅
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68