フランス・ドライブ 3,236km - #13 : 世界遺産コンク巡礼の村後編

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2018/06/05 - 2018/06/05

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comestaiさん

6月 5日（火）
曇り
フランス・ドライブ 3,236km - #13 : 世界遺産コンク巡礼の村後編です。

フランス国鉄のストライキのため、全行程、レンタカーでの移動となった今回の旅。コンクの後編です。お待たせしました。ちなみにコンクの村名は、ラテン語の「貝殻」に由来するそうです。まさに巡礼の村ですね。

表紙の写真は、村のメインロード、R42号線から撮った「サント・フォワ教会」です。巡礼の橋を渡って、通りを上がって来た巡礼者が目にする光景だと思います。左手は先程、ランチを頂いたレストランです。

参考図書）
増補版「フランスの最も美しい村」全踏破の旅
フランスロマネスクを巡る旅

コンク観光案内所　https://www.tourisme-conques.fr/en

以下、フランス・ドライブ 3,236km の７泊９日の旅程です。

□ 6/01 (金) 羽田 22:55 発 AF293 → パリCDGへ
□ 6/02 (土)　パリCDG 04:30 着
（AVISレンタカーシトロエンディーゼル車）
パリCDG → オーセール（198km、1時間52分）
#1 https://4travel.jp/travelogue/11369048
オーセール → ヴェズレー（50km、50分）
#2 https://4travel.jp/travelogue/11371707
ヴェズレー → ボーヌ (118km、1時間7分)
#3 https://4travel.jp/travelogue/11372987
ボーヌ → リヨン泊（156km、1時間23分）
（当初、パリCDG→リヨン間は、TGVで2時間）
□ 6/03 (日)　リヨン
#4 https://4travel.jp/travelogue/11374939
リヨン → アヌシー（138km、1時間28分）
#5 https://4travel.jp/travelogue/11376396
#6 https://4travel.jp/travelogue/11377504
アヌシー → クレルモン・フェラン泊（303km、2時間46分）
#7 https://4travel.jp/travelogue/11381443
□ 6/04 (月)　クレルモン・フェラン
#8 https://4travel.jp/travelogue/11387180
クレルモン・フェラン→ ミヨー橋（225km、2時間）
#9 https://4travel.jp/travelogue/11389035
→ モンペリエ空港（AVISレンタカー車両交換、フィアットガソリン車へ）→ アルビ泊
（ミヨー橋からコンク訪問は、翌日リベンジ）　
■ 6/05 (火)　アルビ
#10 https://4travel.jp/travelogue/11394021
アルビ → コルド・シュル・シエル
#11 https://4travel.jp/travelogue/11394577
コルド・シュル・シエル → コンク
#12 https://4travel.jp/travelogue/11397944
#13 https://4travel.jp/travelogue/11400330
（コンクリベンジのため、カルカソンヌは割愛）
コンク → アルビ → トゥールーズ泊
□ 6/06 (水)　トゥールーズ → サンシルラポピー → カオール → ロカマドール → ラロックカジャック → サンテミリオン → ボルドー泊
□ 6/07 (木)　ボルドー → ロワール古城（シャンボール城、シュヴェルニー城他）→ パリ泊
（当初、ボルドー→パリ間は、TGVで2時間）
□ 6/08 (金)　パリ→ジェルブロワ→ジヴェルニー→パリ泊
□ 6/09 (土)　パリ→ヴォー・ル・ヴィコント城→パリ→パリCDG空港
空港前で満タン給油後、AVISレンタカーへ返却
パリCDG 17:20 発 AF272 → 帰国の途へ
□ 6/10 (日)　12:15 羽田着

フランス国鉄のストライキのため、全行程、レンタカーでの移動となった今回の旅。走行距離 3,236km に渡る半端ない長距離運転になってしまったのに加え、途中、ミヨー橋のサービスエリアでエンジンがかからなくなり、整備工場までレッカー移動。何とかエンジンはかかるようになったものの、別の車両上の大問題が発覚し、結局、シトロエンからフィアットへの車両交換となり、半日、潰れ。。。旅のスケジュールがガタガタになり、散々な目に遇いました。

でも無事、帰国できたので、何よりです。

エリア

コンク(フランス)

コンクの地図
ご参考までに、観光案内所でもらった日本語の地図をご紹介します。

ルートも書いてあるので、これからコンクに行かれる方には、お役立ち地図ですね。ご活用下さい。

私は時間の関係で、全ては回り切れませんでした。
R42号線
サント・フォワ教会脇の坂道です。
ホテルサント・フォワ
Hotel Restaurant Sainte Foy
シャトー通り
AM&CO
カトラリー専門店
シャトー通り
Vente huile de noix
酒屋さんかな？

路地裏にもつるバラが咲いていて、上がってみたくなります。
シャトー通り
この通りを行くと、Chateau d'Humieres や Porte de la Vinzelle があったようです。途中から、確かクーヴァン通りに入って、高台に上がって行きました。
イチオシ

三叉路
クーヴァン通りを上がってくると、素敵な三叉路が・・・

この三叉路、良いですねぇ！

三叉路は、右下がシャノワーヌ・ブナゼック通りで、下ったところに観光案内所があります。左上は、エミール・ルディエ通りです。
エミール・ルディエ通り
三叉路からサント・フォワ教会が見えます。　
三叉路
エミール・ルディエ通りから、反対側の三叉路を振り返って・・・　

こちらの三叉路も素敵ですねぇ！コンクはどこを撮っても絵になります。

結局、右上の坂道を上がって行くことにしました。
エミール・ルディエ通り
Residence Dadon,、こんな表札がありました。

よく見ると、巡礼の印、貝殻のデザインが入っていますね。コンクの地名はラテン語の「Concha」すなわち「貝殻」に由来しています。
さらに上がって行くと・・・

教会の塔が見えてきます。
イチオシ

サント・フォワ教会
ロット渓谷に佇む教会。

手前の丸い塔の建物は「Residence Dadon」だそうです。先程、エミール・ルディエ通りで表札があった建物ですね。
ロット渓谷のコンク
Chateau d'Humieres
シャトーの塔を拡大して見ると・・・

ロット渓谷のコンク
トゥール・ド・ヴィル
カルチャーセンター
ヨーロッパ中世文明と芸術センターのようです。

左手の道路を上がって行くと、観光スポットの一つに到達します。
観光スポット
来るときに、コンクの絶景を撮った観光スポットとは違いますが、もう一つの観光スポットです。

コンクは上から眺めるのが、絵になりますね。
MAPS.ME の地図
2つの観光スポットへは、コンクの観光案内所から歩いて行けるようです。

まず、最初の観光スポットへは観光案内所から、230m、徒歩5分。更に上のR42r号線にあるコンクの全景をおさめる観光スポットへは、そこから230m、徒歩6分のようです。
イチオシ

サント・フォワ教会
こちらの眺めもなかなか良かったです。
拡大してみると・・・

右上は、最初、停めたかったコンク手前の駐車場ですね。バス停もあるようです。
サントロクの礼拝堂
左上、教会の塔の先端辺りに礼拝堂にようなものが写っていますね。たぶんサンヤコブの徒歩参道にある「サントロクの礼拝堂」だと思われます。
高台からの写真撮影を終え、村役場の方へ坂道を下って行きます。

草刈りしてあるので助かりました。
下ってきた坂道を振り返って・・・

観光スポットへは最短コースですが、整備されていない山道なので、草深いときは上がっていくのも躊躇するかもしれませんね。
パンの窯
徒歩道「サンヤコブの道」
赤いバラが道端にも植えられていました。
コンクの眺め
村役場・裏手
Mairie de Conques-en-Rouergue
村役場・正面
Mairie de Conques-en-Rouergue
D42号線
村のメインロードを教会の方へ戻ります。
サント・フォワ教会
サント・フォワ教会
円錐が重なったような屋根の造りは、ホタテの貝殻のようですね。
地図を見る

サント・フォワ教会

サントフォワ教会寺院・教会
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サント・フォワ教会
交差廊上部の塔

サントフォワ教会寺院・教会
シャノワーヌ・ブナゼック通り
フランスの国旗が掲げられているところが、観光案内所です。

屋根の出窓に時計がはめ込まれ、屋根のてっぺんには鐘をぶら下げた櫓が付いています。
三叉路
シャノワーヌ・ブナゼック通りを上がって来て、先程、来たところに。右上に上がって行きました。
クーヴァン通り
まっすぐ行くと、Chateau d'Humieres に到達するようです。
シャトー通り
赤いつるバラが建物によくマッチしています。
La PEREE a ART
Verrier - Createur
Atelier - boutique

路地裏も素敵です！
こちらはオレンジのバラ
RUE des ECOLES
ESCAPADE
こちらも金銀細工の工房でしょうか？

2階の窓辺には、赤のゼラニウムが飾られています。
D42号線
村のメインロードに下りてきました。
サント・フォワ教会
イチオシ

地図を見る

サント・フォワ教会

サントフォワ教会寺院・教会
壁に沿って這っている赤いつるバラが素敵なお店ですねぇ！
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サント・フォワ教会・西正面
２つの鐘楼

サントフォワ教会寺院・教会
教会脇
路地の渡り廊下
コンクの写真によく載っている風景ですね。
イチオシ

路地の渡り廊下
右手の建物が博物館、Musée Joseph-Fau、左手の建物がサント・フォワの宝物館のようですね。
旧鉄の門（11世紀）
Porte du Fer
教会横から中世時代の村の門に向かって下りていきます。この門を潜って、下りていくとウーシの谷川があって、川を渡って上っていくと、バンカレルの丘まで到達できるようです。

旧鉄の門以外に、バーリの門とラビンゼールの門があったようですが、行きそびれました。残念！
振り返って、教会方面を見たところです。
サント・フォワ教会脇の道
サント・フォワ教会前広場
2階席から、教会のタンパンがよく見えるティーハウス、Salon de Thé au Parvis があります。
赤のつるバラ
建物を包んでいます。
赤のつるバラ
金銀細工の工房
アクセサリーやナイフが売られていました。
金銀細工の工房
ホテルサント・フォワ
Hotel Restaurant Sainte Foy
右の赤い雨戸の建物がホテル、左の植物に覆われた建物がレストラン、カフェのようですね。
ホテルサント・フォワ
Hotel Restaurant Sainte Foy
ここの赤いつるバラは綺麗でしたね！
シャトー通り
左手に砲弾のようなものに囲まれた碑と手前に泉がありました。何でしょうか？
D42号線
駐車場へ戻る帰道で、コンクを振り返って・・・

名残惜しいですが、コンクに来れて良かったです。
壁の装飾もお洒落ですね！
Family Holiday Home
向こうの建物は家族連れの巡礼者の宿泊施設かな？

崖下の斜面で、山羊が草を食べていました。山羊は斜面が好きそうなので、雑草の手入れをするには最高ですね！
Family Holiday Home
家族向けの宿泊所のようですね。
巡礼者の橋
コンクの帰りに、ドゥルドゥー川に架かる「巡礼者の橋」へ立ち寄りました。
イチオシ

巡礼の橋
コンクの村に入るドゥルドゥー川に架かる「ローマン橋」と呼ばれる中世、ガロ・ローマン期の橋で、清流の音が谷間にこだましています。巡礼者はこの橋を渡って、コンクに入ったのですね。

コンクに来る前に、４トラの皆さんの旅行記を拝見したら、グーグルマップのルート検索でこの橋を通るようにナビゲートされた方がいらっしゃったので、ちょっと心配していました。

でも愛用のオフライン・ナビ、MAPS.ME は、コンクに関しては、全然、大丈夫でした。確かにグーグルのナビは日本で使っていてもマニアックな狭い道を案内する時があるので、使っていません。
巡礼者の橋
橋を渡って、中程から振り返って・・・

コンクへ向けて、徒歩参道「サンヤコブの道」につながっています。
D901号線
コンクからロデズへ
ロデズ
前方のランドアバウトで、最初の出口を右折して、アルビへ
給油
今度はガソリン車なので、SP95を入れます。

全てセルフサービスです。
N88号線
ロデズからアルビへ。自動車道が整備されていて、走りやすかったです。

途中、アルビに休憩がてら立ち寄って、閉館前に大聖堂を見学して、今夜の宿、トゥールーズへ向かいます。

続く・・