
2017/07/07 - 2017/07/07
8位(同エリア22件中)
MIUMIUさん
- MIUMIUさんTOP
- 旅行記118冊
- クチコミ3件
- Q&A回答5件
- 82,684アクセス
- フォロワー24人
実は、『三度目の正直旅』となる念願のポーランドであった。
1度目は3年前、出発前日のアクシデントでボツに、この時は航空券、ホテル代をほぼ捨てることに(涙)
2度目は1年前、これまた信じられない驚くべき事情によりボツとなったのである。
なので、私達はポーランドに縁がないのか…と弱気にさえなったが、
そこはまぁ懲りない(シツコイ?)性分ゆえ、
気分一新、三たび計画を練り直し、レンタカーでのドライブ旅に臨みました。
== 全日程 ==
2017年(平成29年)
【7月3日 から 7月5日】
関空→ドバイ→ワルシャワ
レンタカーでクラクフへ
クラクフ市内観光
https://4travel.jp/travelogue/11380140
【7月6日】ヴェリチカ岩塩抗とクラクフ市内
https://4travel.jp/travelogue/11381496
【7月7日】クラクフからルブリンへ
ルブリン市内観光
https://4travel.jp/travelogue/11381546 ←(いまここ)
【7月8日】ルブリン近郊観光のあとカジミエシュ・ドルニへ
カジミエシュ・ドルニ観光
https://4travel.jp/travelogue/11381556
【7月9日】カジミエシュ・ドルニからショパン生家へ
ワルシャワ近郊観光
https://4travel.jp/travelogue/11381560
【7月10日】ワルシャワ市内観光
https://4travel.jp/travelogue/11388860
【7月11日】ワルシャワ市内観光
ワルシャワ→ドバイ
https://4travel.jp/travelogue/11381581
【7月12日】ドバイ→関空着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【7/7】今日もさわやかな晴天!
ホテル近くの市場で買ってあったチェリーやブルーベリー(安い!うまい!新鮮!)とヨーグルト、パンなどで朝食をとり出発。
クラクフよ、さらば! -
運転も少し慣れてきて快調!
-
しばらく行くと、こんな森を突っ切る一本道になった。
-
長い長い森の中の一本道。
-
見事にまっすぐに伸びた幹、これは植林した森林でしょうか。
-
延々と続きます。車も少なく、スピード感がわからなくなるような…
でも、気持ちがいい! -
2時間ほど景色を楽しみながらのんびりドライブを楽しんでいた。
……その直後、予想もしていなかったアクシデントが起きた!! -
バン!!!という強烈な破裂音!
あぁ……やってしまった……
信号のないコーナーを右折しようとした時、右前輪を縁石に当ててしまったのだ。見事にパンク。
多分縁石が尖っていたのか? -
とりあえず車を停めて、スペアタイヤに交換。ニスコという小さな村に入ったところだったのでほとんど人通りもないが、向い側の家のご主人(50代くらい?)が気の毒に思ってか、手伝いにきてくれました。
が、全く英語が話せないので意志疎通が難しく、戸惑っていたところに大学生くらいの息子さん登場!
息子さんとは英語が少しは通じたけれど、スマホの通訳機能を駆使しながらの会話。
スペアタイヤでは50キロほどしか走れないので、とにかくタイヤ交換しなければならぬ!と、何とか修理工場の場所を教えてもらうことができた。 -
スペアタイヤの装着を手伝ってくださったご主人と修理工場を教えてくれた息子さんにお礼を言って(ちょっとした日本のお菓子をお渡しして)そろりそろりと出発。
奥様も一緒に手を振って見送ってくださいました。 -
教えてもらった通りに進んでもそれらしい建物がなく、しばらく行ったり来たりしたが、こんなものが目につき矢印どおりに進むと…
-
ありました!ここが修理工場です。日本の修理工場のイメージとは違うのでわかりにくかったんですね… が、あまりにも近くてビックリ!
-
50代くらいのご夫婦で経営されている小さな修理工場。お二人ともやはりポーランド語のみOKでしたが、またもや頼れる息子さん登場!
親子でテキパキと両前輪を交換してくれました。
支払いは現金で、ということで何とか持合せで賄うことができました。
前輪と後輪の種類が違うとポリスに注意されることもある、とのことで、もしポリスにオイオイ!と言われた時に見せる為の証明書を渡してくれました。(使うことはなかった) -
交換した2輪のタイヤは袋に入れて後部座席に。
スムーズに全てが終わり、奥様はこれから飼い犬と散歩とか?(この大きさで生後4ヶ月!)
犬好きの心優しいご夫婦のようで、ホッとしたと同時にホッコリ。灰皿が置いてあったので、タバコをひと箱お渡しし、しばし談笑して出発しました。
本当に本当に助かりました!ありがとうございました! -
一時はどうなることか(ドライブもこれまでか?!)と思ったが、無事に再出発!
パンクしてから再出発まで約1時間半だった。
パンクはアンラッキーだったが(勿論不注意が原因ですが)、僅か90分で再出発できたなんて、ちょっと、奇跡的かもしれない。
どう考えてもラッキーな事が重なったような気がする…
先ず、村の中だったこと。もし、人家のない場所だったら情報を得るまでにもっともっと時間を要したはず。
そして、修理工場が近くにあり、すぐにスムーズに作業を進めてくれたこと。
そしてそして、親切な方たちに助けられたこと。
もぅ、ひたすら感謝しかありません。
ポーランドが更に好きになりました。 -
筋雲が美しい! が、浮かれてはいけない!
このあと、ロータリーで更に注意深くなったのは言うまでもない。 -
小さな村を通り抜けたら平原…というようなのどかな景色の中をひたすら進みます。
-
時々街路樹があるがひたすら平原が続く。外灯もないし、夜は怖いだろうなぁ
-
あ、初めて電車に遭遇!
-
初めての踏切通過。
-
どの農村もすてきな家々が並んでいます。
-
ポーランドは裕福な国ではないと聞いていたけど、見る限りはそうでもない…
-
ガソリンスタンドがあったので給油。ガソリンも安い。
-
お腹が空いたなぁ!と感じてからなかなかお店が見つからず、やっと道路沿いの店を見つけ、ランチすることにした。
-
風が気持ちいいので外の席でひと休み。
-
1時間半のロスタイムがあったのでランチは早めに切り上げて、ルブリン目指して出発!
-
果樹園かな?
-
別荘のような建物も多くみられます。普通の民家かも?(^^;
-
ルブリンが近づいてきたようです!
-
3時頃、ルブリン城に到着!
ルブリン城 城・宮殿
-
ルブリン城に面している円形の広場は全て駐車場となっている。
-
ルブリン城から広場を臨む。
-
入口のプレート。時間も遅いので早速入場した。
-
まず、中庭。中央の塔は13世紀中頃のロマネスク様式の建造物。城そのものよりも更に古いとのこと。
-
ルブリン城は、14世紀にポーランド王カジミエシュ3世の時代に作られたゴシック様式の城。
1569年にルブリン合同の調印式が行われたことで有名な城だとか。この調印により、ポーランド・リトアニア共和国で黄金時代を迎えたという。
(そーか、この時代は現在のバルト3国もポーランドだったんだ)
しかし、1795年にはオーストリア領となり、1815年からは約100年ロシアに支配された。
第二次世界大戦中はナチスドイツが政治犯の牢獄として使用していたとのこと。 -
屋上からルブリンの街が一望できる。かわいい街だけど、過酷な時代を何度もくぐり抜けてきた街なんだな…
ルブリンだけではなく、ポーランドはそんな国ですね。 -
ルブリンの街は10世紀から11世紀が起源だと言われている。
クラクフと同じく戦火による焼失もなく、中世の面影が色濃く残るルネッサンスの街。 -
うーん、こののどかな街に戦前はユダヤ人が40%を占めていたというが、第二次世界大戦でナチスドイツからの迫害を受け、大半は強制収容所に連行されたのだ。
-
城の敷地内で若者たちが大音響で音楽を流したりしながら、何かのイベントの準備をしていた。
-
城内にはルブリンの歴史を紹介しているブースもある。これはもぅ、古代の時代ですね。
ルブリン城博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
塔の中は歴史の資料館のようになっている。
-
うーん、ポーランド語はわからないが、16?17世紀が全盛期であったことは確かだろう。
その後、オーストリア→ロシア→ドイツに支配され(振り回され)悲惨な時代を経て、今やっと、落ち着いた街になっているということでしょうか。 -
暗く狭い階段。この塔は、地下牢とも呼ばれている所以か。
-
-
-
王族や功労者を称えているモニュメントのような…
因みに、素晴らしいフレスコ画があるという『三位一体の礼拝堂』には入れなかった。時間的にムリだったらしい。残念。 -
城から旧市街に入るには、この陸橋を渡る。
-
陸橋を渡りながら城を振り返ったところ。
-
この門をくぐると旧市街。
-
旧市街に入る。
ルブリン旧市街 旧市街・古い町並み
-
旧市街から見えるルブリン城。
-
細い路地が多いので迷いそうになる。
-
窓が絵画になっている!
-
こんな建物がいくつかあるが、よく見ると悲惨で残酷な絵が多い。
きっと古い建物に最近描かれたものだと思う。 -
鐘楼でしょうか。
-
広場に出ました。
-
ここが街の中心のマーケット広場とか。
-
マーケット広場のカフェでちょっとひと休み。
左の建物は旧市庁舎。 -
可愛い街並みが楽しい。
-
繊細なフレスコ画が描かれている建物も多い。
-
この塔のある門が14世紀建造のクラクフ門。クラクフ方面に入口が向いているという。
1341年に城壁と共に造られた門。上部が八角形になっているのが特徴的。
ここを抜けると新市街。 -
クラクフ門をくぐって進みます。
-
新市街側から見たクラクフ門。
-
クラクフ門をくぐり抜けてすぐ左手にあるルブリン大聖堂。
ルブリン大聖堂 寺院・教会
-
16世紀後半のバロック様式建築。1753年に火災にあい、再建されたという。
-
豪華で重厚な内部。柱の色使いがとても美しい!
-
大聖堂の天井は本当にそれぞれ個性的(この言葉は適切ではないかも)で、魅力的だけど、特にこの天井画は立体感があり、とても絵画的というか、実に素晴らしかった。
-
まるで宮殿の廊下のよう・・・
-
クラクフ門の外側の街並み。
-
賑やかな明るい通りが続く。
-
このあたりは。クラクフスキェ・ブシェドミェンチェというらしい。
-
駐車場に戻る為、再び旧市街に入る。
-
カラフルな気球のオブジェがとてもユニークで楽しい!
-
-
-
-
7時近くに駐車場を出てホテルに向かいました。
-
ホテル[アパルタメンティ アート レジデンス]に到着!
市内のちょっと外れにあります。
最初、駐車場が見当たらないので戸惑ったが、建物正面のシャッターが上がるとリフトになっており、そこから地下に降りて地下一階が駐車場になっていた。
ホテルというより高級マンションのような造りだ。 -
ホテルの前。
-
広ーいリビング!
-
リビングにはベランダもある。
-
ベッドルームのベッドのクッションもいい!
-
で、ベッドルームも広い。
-
ダイニングキッチンもある。
-
う・・・バスルームも広い。
-
-
クラクフとは真逆?!のでっかいバスタブに豪華なタイル貼り!
-
なんか、ムダに広くないかぃ??と突っ込みたくなったが、設備も良いしとても清潔だし、ひと部屋で1万円弱だし、総合的に素晴らしいではないか! ということで落ち着いた。
-
近所に店が少なく、やっと見つけたレストランでパスタやサラダをテイクアウトして、ホテルでゆっくり夕食。
結構おいしくて満足!
広いバスタブにゆったり浸かって疲れを取ることができて、更に満足!
フーー… タイヤバースト!の音が耳によみがえる・・・
つくづく、なんとか予定どおりの旅が続けられてよかった・・・と思う。
感謝感謝・・・
ハィ、おやすみなさい。
明日はルブリン村野外博物館を訪ねた後、カジミエシュ・ドルヌィ村へ向かいます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2017 ポーランド ドライブ旅
-
前の旅行記
ポーランド ドライブ旅【2】驚異のヴィエリチカ岩塩抗見学の後、クラクフのユダヤ人街散策
2017/07/06~
クラクフ
-
次の旅行記
ポーランド ドライブ旅【4】ルブリン村野外博物館を散策の後、美しいカジミエシュ・ドルヌィ村へ
2017/07/08~
ルブリン
-
ポーランド ドライブ旅【1】ワルシャワ空港から即!レンタカーでクラクフへ。翌日から街歩き
2017/07/03~
クラクフ
-
ポーランド ドライブ旅【2】驚異のヴィエリチカ岩塩抗見学の後、クラクフのユダヤ人街散策
2017/07/06~
クラクフ
-
ポーランド ドライブ旅【3】クラクフからルブリンへ(途中、タイヤのパンクをクリアして)
2017/07/07~
ルブリン
-
ポーランド ドライブ旅【4】ルブリン村野外博物館を散策の後、美しいカジミエシュ・ドルヌィ村へ
2017/07/08~
ルブリン
-
ポーランド ドライブ旅【5】カジミエシュ・ドルヌィ村から一路ショパン生家へ。そして無事、ワルシャワに生還。
2017/07/09~
カジミエシュ・ドルヌィ
-
ポーランド ドライブ旅【6】ショパンに思いを馳せながら、ワルシャワ街歩き
2017/07/10~
ワルシャワ
-
ポーランド ドライブ旅【7】ワジェンキ公園を満喫した後、帰国の途に…
2017/07/11~
ワルシャワ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ルブリン(ポーランド) の人気ホテル
ポーランドで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ポーランド最安
220円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ 2017 ポーランド ドライブ旅
0
100