トビリシ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
旅の6日目。<br /><br />今日はギュムリからトビリシまでバスで移動だ。<br /><br />ギュムリは一日ではもったいないような町だけど、旅も残り5日。<br />あんまりのんびりしてると、トルコに入ってからの移動がきつくなる。<br /><br />しかし現地10泊で国をみっつ回る、ってのはやっぱり慌ただしい。<br />イスタンブールははるかかなたにかすんでる。たどり着けるのかな。

東カスピ海・西黒海(5)再びトビリシ・温泉とビールと旅と美女

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2017/05/14 - 2017/05/15

62位(同エリア254件中)

旅行記グループ コーカサス・トルコ単独行

3

20

鯨の味噌汁

鯨の味噌汁さん

旅の6日目。

今日はギュムリからトビリシまでバスで移動だ。

ギュムリは一日ではもったいないような町だけど、旅も残り5日。
あんまりのんびりしてると、トルコに入ってからの移動がきつくなる。

しかし現地10泊で国をみっつ回る、ってのはやっぱり慌ただしい。
イスタンブールははるかかなたにかすんでる。たどり着けるのかな。

旅行の満足度
4.0
同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス
旅行の手配内容
個別手配
  • てこてこホテルから歩き、きっちり10時半にバスターミナルに到着する。<br /><br />が、例によってお客さんが集まらないと出発しないから、のんびりパンをかじりながら待つ。<br /><br />11時を過ぎて、10人ほどが集まり、ようやくエンジンが掛かった。

    てこてこホテルから歩き、きっちり10時半にバスターミナルに到着する。

    が、例によってお客さんが集まらないと出発しないから、のんびりパンをかじりながら待つ。

    11時を過ぎて、10人ほどが集まり、ようやくエンジンが掛かった。

  • ミニバスは郊外に出ても、あちこちでお客さんを拾っていく。<br />少しづつ標高が上がっていくのがわかる。<br />やがて、強い雨が降り出した。<br />

    ミニバスは郊外に出ても、あちこちでお客さんを拾っていく。
    少しづつ標高が上がっていくのがわかる。
    やがて、強い雨が降り出した。

  • 鋭く切れ込んだ渓谷沿いの道を、トビリシに向かいひたすら走る。<br />断崖の上に小さな村があらわれては消える。<br /><br />

    鋭く切れ込んだ渓谷沿いの道を、トビリシに向かいひたすら走る。
    断崖の上に小さな村があらわれては消える。

  • 国境が近くなると、谷が深くなった。<br /><br />こんなところでも、バスはお客さんをぽつぽつと拾う。<br />降りる人がいて、乗る人がいる。<br /><br />足の不自由なおばあちゃんがやっとのことで乗ってくる。<br />大きな荷物を抱えたオッサンがせかせかと乗り込む。<br /><br />国境に近いバス停で、中年のご婦人が乗り込もうとする。<br />が、ドライバーが気の毒そうに何か言った。<br /><br />ご婦人は頷き、乗車を諦める。<br />後部座席を見ると満席だった。<br /><br />雨の中、一日一本しかないバスをずっと待って、乗れなくて、また次を待つのか。

    国境が近くなると、谷が深くなった。

    こんなところでも、バスはお客さんをぽつぽつと拾う。
    降りる人がいて、乗る人がいる。

    足の不自由なおばあちゃんがやっとのことで乗ってくる。
    大きな荷物を抱えたオッサンがせかせかと乗り込む。

    国境に近いバス停で、中年のご婦人が乗り込もうとする。
    が、ドライバーが気の毒そうに何か言った。

    ご婦人は頷き、乗車を諦める。
    後部座席を見ると満席だった。

    雨の中、一日一本しかないバスをずっと待って、乗れなくて、また次を待つのか。

  • いくつかのトンネルを抜け、峡谷を走り、やがて国境にたどり着く。<br />アルメニアとはこれでお別れだ。<br /><br />三日間じゃぜんぜん足りなかった。<br />こんどはこの国だけを、ゆっくり回りたい。<br /><br />

    いくつかのトンネルを抜け、峡谷を走り、やがて国境にたどり着く。
    アルメニアとはこれでお別れだ。

    三日間じゃぜんぜん足りなかった。
    こんどはこの国だけを、ゆっくり回りたい。

  • トビリシに着いたら午後3時を回っていた。<br />いつの間にか天候は回復し、日が差してきた。<br /><br />前回訪ねた温泉街の近くで宿を探すことにする。

    トビリシに着いたら午後3時を回っていた。
    いつの間にか天候は回復し、日が差してきた。

    前回訪ねた温泉街の近くで宿を探すことにする。

  • 自由広場で見かけたトビリシのうつくしいお姉さまたち。<br /><br />個人的にはアルメニアよりジョージアの女の子の方が好き。<br />アルメニアはアラビア、ジョージアはスラブの血が混ぜ混ぜされてる気がする。<br />「どちらか選べ」とゆわれたら、鼻血がでるほど悩んでジョージア娘を採るであろう。<br /><br />いやいや、望まれればえり好みはしない。<br />内角高めから外角低めまで、しっかり打ち返す所存である。(未成年と60歳以上をのぞく)<br /><br />とゆうわけで、どこからでもかかってきなさい。

    イチオシ

    自由広場で見かけたトビリシのうつくしいお姉さまたち。

    個人的にはアルメニアよりジョージアの女の子の方が好き。
    アルメニアはアラビア、ジョージアはスラブの血が混ぜ混ぜされてる気がする。
    「どちらか選べ」とゆわれたら、鼻血がでるほど悩んでジョージア娘を採るであろう。

    いやいや、望まれればえり好みはしない。
    内角高めから外角低めまで、しっかり打ち返す所存である。(未成年と60歳以上をのぞく)

    とゆうわけで、どこからでもかかってきなさい。

  • ホテルに荷物を置いて、ネットで情報を集める。<br />五日後にイスタンブールからのフライトだけは決まっているので、まずはトルコへ近づかなくてはいけない。<br /><br />トルコ方面のバスターミナルはディドベ駅にあるらしい。<br />さっそく地下鉄で向かうことにする。<br />この旅の二日目に世話になった白タクドライバー、ザザおやじのシマである。

    ホテルに荷物を置いて、ネットで情報を集める。
    五日後にイスタンブールからのフライトだけは決まっているので、まずはトルコへ近づかなくてはいけない。

    トルコ方面のバスターミナルはディドベ駅にあるらしい。
    さっそく地下鉄で向かうことにする。
    この旅の二日目に世話になった白タクドライバー、ザザおやじのシマである。

  • ディドベ駅を降りると、マーケットの入口で、すてきなおばさまが花を売っていた。<br />ジョージアは花屋さんが多い。美女が多いせいか。

    ディドベ駅を降りると、マーケットの入口で、すてきなおばさまが花を売っていた。
    ジョージアは花屋さんが多い。美女が多いせいか。

  • わらわらと止まっているミニバスから、黒海に近いクタイシ行を見つける。<br />よしよし、明日はとりあえず、クタイシまで行ってみよう。<br /><br />あとは現地で考えればいいや。(⇒いい加減)

    わらわらと止まっているミニバスから、黒海に近いクタイシ行を見つける。
    よしよし、明日はとりあえず、クタイシまで行ってみよう。

    あとは現地で考えればいいや。(⇒いい加減)

  • あすの予定が決まったので、少しほっとして、ザザおやじを探す。<br /><br />が、どうやら別のカモを料理してる最中らしく、ゆきあうことはかなわなかった。

    あすの予定が決まったので、少しほっとして、ザザおやじを探す。

    が、どうやら別のカモを料理してる最中らしく、ゆきあうことはかなわなかった。

  • いったんホテルに戻り、Tシャツ・短パンに着替え、ポケットに30ラリだけ入れて温泉へ出かける。<br /><br />前回は「個室貸切・ジョージア原人マッサージ付き」で80ラリだったけど、毎回そんなゼータクをしていたら神罰が下るに違いないので、今回は公衆浴場だ。

    いったんホテルに戻り、Tシャツ・短パンに着替え、ポケットに30ラリだけ入れて温泉へ出かける。

    前回は「個室貸切・ジョージア原人マッサージ付き」で80ラリだったけど、毎回そんなゼータクをしていたら神罰が下るに違いないので、今回は公衆浴場だ。

  • 個室が60ラリに対して、公衆浴場は3ラリとバカ安だ。<br />受付で料金を払い、更衣室へ。<br />ここでロッカーをあてがわれるが、番台にオッサンは常駐しているものの、ロッカーのカギは掛からない。<br />これあるを予想して、パスポートもサイフもホテルに置いてきた。<br /><br />入ってみると、湯船の前に洗い場があるのだが、それがシャワー形式の立ち洗いになっていた。<br />囲いはないので、みなさま大公開・大露出で、股間をワシャワシャ洗っている。<br />サウナもついてた。これはおトクと言わねばならぬ。<br /><br />湯船の大きさは日本の銭湯と同じくらい。当然ながらお湯は硫黄泉。<br />熱めなせいか、みんなさっと入って上がる。<br /><br />ながながと金玉が伸びるまで入ってるのは日本人のハゲくらいである。<br /><br />値段が値段であるから、地元客・観光客が入り交り、大盛況だ。<br />古今東西、白人の陳子をこれだけまとまって見たのは初体験である。<br /><br />色かたち それぞれ違って それでいい<br /><br />思わず「みつを。」になる鯨である。<br />絵手紙でも描きたいところだ。(描くなよ)<br /><br />裸になればジョージアもトルコもアルメニアも区別つかん。<br />

    個室が60ラリに対して、公衆浴場は3ラリとバカ安だ。
    受付で料金を払い、更衣室へ。
    ここでロッカーをあてがわれるが、番台にオッサンは常駐しているものの、ロッカーのカギは掛からない。
    これあるを予想して、パスポートもサイフもホテルに置いてきた。

    入ってみると、湯船の前に洗い場があるのだが、それがシャワー形式の立ち洗いになっていた。
    囲いはないので、みなさま大公開・大露出で、股間をワシャワシャ洗っている。
    サウナもついてた。これはおトクと言わねばならぬ。

    湯船の大きさは日本の銭湯と同じくらい。当然ながらお湯は硫黄泉。
    熱めなせいか、みんなさっと入って上がる。

    ながながと金玉が伸びるまで入ってるのは日本人のハゲくらいである。

    値段が値段であるから、地元客・観光客が入り交り、大盛況だ。
    古今東西、白人の陳子をこれだけまとまって見たのは初体験である。

    色かたち それぞれ違って それでいい

    思わず「みつを。」になる鯨である。
    絵手紙でも描きたいところだ。(描くなよ)

    裸になればジョージアもトルコもアルメニアも区別つかん。

  • 水分を全部出し、カラカラになって銭湯を出る。<br /><br />ようやくにして日が傾く時間だった。<br />川風が心地いい。川向こうの崖には先日訪ねたメテヒ教会のライトアップが始まっている。<br />砂岩が夕日に光ってきれいだ。<br />空が広い。<br /><br />屋台で生ビールを売っていた。ジョッキ一杯5ラリ。<br />椅子に座り、川風に吹かれながら、ぐぐぐぐーっと一息で飲んじゃう。<br /><br />チクショー、なんでこんなにウマいんだ。<br /><br />温泉とビールがあれば世界のどこまでも行けちゃうなぁ。<br /><br />すぐにお代わり。二杯目はタバコをくゆらせつつ、腰を落ち着けいくらかゆっくりと飲む。<br /><br />ここは観光の中心地だから、ジョージアブランドの美少女もぞろぞろ通っていく。<br />週末のせいか、母娘の組み合わせが多い。<br /><br />「どひぇー、この子の25年後がこれかよ、ワシには無理だなー」<br /><br />なんて大変シツレイな感想を抱きつつ観察し、またお代わり。<br /><br />すると、ビールのカウンターのにいちゃんがゆう。<br /><br />「いいなぁ。俺と代わってくれよ。こっち側のカウンターに入っていいよ」<br /><br />よっぽどシアワセに見えているらしい。<br /><br />け、イヤなこった。<br />温泉とビールと旅と美女を、まとめて楽しんでるんだ、代われるわけないじゃん。<br /><br />結局ポケットのお金を使い果たすまで飲んで、宿に帰る。<br /><br /><br />宿にたどり着くと、フロントが賑やかだった。学生らしい可愛い女の子が3人、宿のお兄ちゃんと大騒ぎしながらワインを飲んでいる。この宿はワインセラーを持っており、宿泊客はワイン飲み放題なのだ。<br />大抵は1、2杯、試飲するだけみたいだけど、可愛いコ限定で、こんな風に宴会になっちゃうこともあるらしい。<br /><br />鯨の味噌汁男いっぴき、宴会とあらばナニハトモアレ、参加しなければいけない。<br />しかも可愛い女の子揃い踏み、パツキン2人、ブルー1人。みんな英語を使っている。<br /><br />聞くとポーランドからの旅行者だった。<br />部屋にダッシュで戻り、おつまみにと、柿の種・チーズおかきを配ると、なぜか大ウケする。<br /><br />「おいしいわーおいしいわー」<br /><br />キャアキャア奪い合いになってる。なんだったらワシを奪い合っても構いません。<br />どうやらこっちの人間には、ショーユ味のお菓子が新鮮らしい。<br /><br />ポーランドに行くときは、柿の種とチーズおかきを持っていけば現地の娘さんにモテる、とココロに刻む鯨の味噌汁(57歳汚物系ハゲ)である。<br />

    イチオシ

    水分を全部出し、カラカラになって銭湯を出る。

    ようやくにして日が傾く時間だった。
    川風が心地いい。川向こうの崖には先日訪ねたメテヒ教会のライトアップが始まっている。
    砂岩が夕日に光ってきれいだ。
    空が広い。

    屋台で生ビールを売っていた。ジョッキ一杯5ラリ。
    椅子に座り、川風に吹かれながら、ぐぐぐぐーっと一息で飲んじゃう。

    チクショー、なんでこんなにウマいんだ。

    温泉とビールがあれば世界のどこまでも行けちゃうなぁ。

    すぐにお代わり。二杯目はタバコをくゆらせつつ、腰を落ち着けいくらかゆっくりと飲む。

    ここは観光の中心地だから、ジョージアブランドの美少女もぞろぞろ通っていく。
    週末のせいか、母娘の組み合わせが多い。

    「どひぇー、この子の25年後がこれかよ、ワシには無理だなー」

    なんて大変シツレイな感想を抱きつつ観察し、またお代わり。

    すると、ビールのカウンターのにいちゃんがゆう。

    「いいなぁ。俺と代わってくれよ。こっち側のカウンターに入っていいよ」

    よっぽどシアワセに見えているらしい。

    け、イヤなこった。
    温泉とビールと旅と美女を、まとめて楽しんでるんだ、代われるわけないじゃん。

    結局ポケットのお金を使い果たすまで飲んで、宿に帰る。


    宿にたどり着くと、フロントが賑やかだった。学生らしい可愛い女の子が3人、宿のお兄ちゃんと大騒ぎしながらワインを飲んでいる。この宿はワインセラーを持っており、宿泊客はワイン飲み放題なのだ。
    大抵は1、2杯、試飲するだけみたいだけど、可愛いコ限定で、こんな風に宴会になっちゃうこともあるらしい。

    鯨の味噌汁男いっぴき、宴会とあらばナニハトモアレ、参加しなければいけない。
    しかも可愛い女の子揃い踏み、パツキン2人、ブルー1人。みんな英語を使っている。

    聞くとポーランドからの旅行者だった。
    部屋にダッシュで戻り、おつまみにと、柿の種・チーズおかきを配ると、なぜか大ウケする。

    「おいしいわーおいしいわー」

    キャアキャア奪い合いになってる。なんだったらワシを奪い合っても構いません。
    どうやらこっちの人間には、ショーユ味のお菓子が新鮮らしい。

    ポーランドに行くときは、柿の種とチーズおかきを持っていけば現地の娘さんにモテる、とココロに刻む鯨の味噌汁(57歳汚物系ハゲ)である。

  • だがしかし。<br />翌日、バスでクタイシにたどり着くと、ドカドカの大雨だった。傘は持ってるけど、観光どころの騒ぎではない。<br /><br />晴れていれば町を歩こうと思っていたのだが、この雨ではどうにもならない。<br />とっととトルコの国境の町、バトゥーミにバスを乗り継ぐ。<br /><br />バトゥーミは黒海沿いに開けたリゾートだという。<br /><br />だがしかし(⇒またかよ)。<br />夕方にたどり着くと、クタイシ以上のざんざん降りだった。<br /><br />懐かしのモップスが、ワシの頭の中で勝手に熱唱を始める。<br /><br />「ああここもやっぱり、どーしゃぶりだぁーーー」<br /><br />ええいうるさい、おととい来い。

    だがしかし。
    翌日、バスでクタイシにたどり着くと、ドカドカの大雨だった。傘は持ってるけど、観光どころの騒ぎではない。

    晴れていれば町を歩こうと思っていたのだが、この雨ではどうにもならない。
    とっととトルコの国境の町、バトゥーミにバスを乗り継ぐ。

    バトゥーミは黒海沿いに開けたリゾートだという。

    だがしかし(⇒またかよ)。
    夕方にたどり着くと、クタイシ以上のざんざん降りだった。

    懐かしのモップスが、ワシの頭の中で勝手に熱唱を始める。

    「ああここもやっぱり、どーしゃぶりだぁーーー」

    ええいうるさい、おととい来い。

  • 海岸沿いにツーリストインフォを発見し、飛び込んでみる。<br />きれいなお姉さんが4人、世界一ヒマです、とゆう顔で座っていた。<br />土砂降りのリゾート、なんてのは、台風の日の浜茶屋みたいなもんだ。<br /><br />地図をもらい、安宿を教えてもらい、ついでに訊く。<br /><br />「トモローのウエザーはどうでっか」<br /><br />4人が声をそろえて<br /><br />「レイニーよ」<br /><br />あちゃー。<br /><br /><br />10分歩いて、宿にたどり着く。<br />優しそうなおばさんが<br /><br />「シングルが60ラリ、ドミトリーなら20ラリ」<br /><br />屋根とフトンがあればええです、とゆうわけで、この旅で初めてドミトリーを選択する。<br /><br />8つのベッドが置いてあり、おとなりはカナダ人の青年だった。<br />4週間の休暇であすはトルコに向かうそうだ。<br /><br />「イズミールまで行くんだ。バスに24時間乗るけどね」<br /><br />どひぇー、24時間はキツイ。<br />この町は観光しないの?<br /><br />「雨の日は移動に充てたい」<br /><br />なるほど。<br />それもひとつの見識だな。<br />まだジョージアには見たいところがあるけれど、生きていれば、また来られるしね。

    海岸沿いにツーリストインフォを発見し、飛び込んでみる。
    きれいなお姉さんが4人、世界一ヒマです、とゆう顔で座っていた。
    土砂降りのリゾート、なんてのは、台風の日の浜茶屋みたいなもんだ。

    地図をもらい、安宿を教えてもらい、ついでに訊く。

    「トモローのウエザーはどうでっか」

    4人が声をそろえて

    「レイニーよ」

    あちゃー。


    10分歩いて、宿にたどり着く。
    優しそうなおばさんが

    「シングルが60ラリ、ドミトリーなら20ラリ」

    屋根とフトンがあればええです、とゆうわけで、この旅で初めてドミトリーを選択する。

    8つのベッドが置いてあり、おとなりはカナダ人の青年だった。
    4週間の休暇であすはトルコに向かうそうだ。

    「イズミールまで行くんだ。バスに24時間乗るけどね」

    どひぇー、24時間はキツイ。
    この町は観光しないの?

    「雨の日は移動に充てたい」

    なるほど。
    それもひとつの見識だな。
    まだジョージアには見たいところがあるけれど、生きていれば、また来られるしね。

  • とゆうわけで、あすは「トルコ方面のバスに乗る」ことだけを決め、雨の町を少しだけ歩く。<br /><br />朝からパンをかじっただけだった。<br />てか、この旅に出てから「お店」で食べたの、エレバンのチキンだけだ。<br />あれは正しく「市場の食堂」であって、レストランとゆうにはちとムリがある。<br /><br />とゆいうことで、ジョージア料理らしいレストランを見つけて飛び込んでみた。

    とゆうわけで、あすは「トルコ方面のバスに乗る」ことだけを決め、雨の町を少しだけ歩く。

    朝からパンをかじっただけだった。
    てか、この旅に出てから「お店」で食べたの、エレバンのチキンだけだ。
    あれは正しく「市場の食堂」であって、レストランとゆうにはちとムリがある。

    とゆいうことで、ジョージア料理らしいレストランを見つけて飛び込んでみた。

  • 観光地らしく、英語・ロシア語のメニューがあった。<br /><br />ウエイトレスのお姉さんは、黒目が大きく、ちょっぴり太目、かつ雄大なケツであった。<br />ワシのど真ん中ストライクだ、たいへん喜ばしい。<br /><br />ここは気合を入れて散財すべきであろう。(⇒意味不明)<br /><br />メニュー片手に鷹揚にゆう。<br /><br />「あーチミチミ。この店でもっともジョージアな料理を持ってきてくれたまえ」<br /><br />とゆったら、こんなんが出てきた。<br />食ってみたら野菜と肉の煮込みだった。<br /><br />フツーだ。フツーすぎる。

    観光地らしく、英語・ロシア語のメニューがあった。

    ウエイトレスのお姉さんは、黒目が大きく、ちょっぴり太目、かつ雄大なケツであった。
    ワシのど真ん中ストライクだ、たいへん喜ばしい。

    ここは気合を入れて散財すべきであろう。(⇒意味不明)

    メニュー片手に鷹揚にゆう。

    「あーチミチミ。この店でもっともジョージアな料理を持ってきてくれたまえ」

    とゆったら、こんなんが出てきた。
    食ってみたら野菜と肉の煮込みだった。

    フツーだ。フツーすぎる。

  • めげずに気を取り直し、<br /><br />「あーチミチミ。この店でもっともジョージアなデザートを持ってきてくれたまえ」<br /><br />とゆったら、パイみたいなのが出てきた。ほんのり甘い。<br /><br />うーん。もっとフツーだ。<br />

    めげずに気を取り直し、

    「あーチミチミ。この店でもっともジョージアなデザートを持ってきてくれたまえ」

    とゆったら、パイみたいなのが出てきた。ほんのり甘い。

    うーん。もっとフツーだ。

  • 記念撮影をお願いしたら、笑顔で応じてくれた。<br />雄大なお尻に敬意を評しつつ、ジリジリと距離を詰め、最接近で撮ってもらう。(⇒触ってないので念のため)<br /><br />コーヒーにワインもつけて、30ラリといったところでした。ごちそうさまでした。<br /><br />とゆうわけで、あすはトルコに向かう。

    記念撮影をお願いしたら、笑顔で応じてくれた。
    雄大なお尻に敬意を評しつつ、ジリジリと距離を詰め、最接近で撮ってもらう。(⇒触ってないので念のため)

    コーヒーにワインもつけて、30ラリといったところでした。ごちそうさまでした。

    とゆうわけで、あすはトルコに向かう。

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この旅行記へのコメント (3)

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  • きなこさん 2024/08/13 16:56:49
    トビリシの温泉
    こんにちは♪
    最新版「バルカン半島の旅」とても楽しく拝見しています(^^)

    こちらの旅行記に触発されて早いもので数年もたってしまいました
    もしトビリシへ行くチャンスがあれば温泉に行ってみたいと思っていました
    そしてそのチャンスが巡ってきて!
    温泉へ行って来ました
    なのに、なのに、、、パブリックは無くてプライベートだけで、それも$100って!
    もしかして私のヘナチョコ英語だからかも笑
    ワクワクしながら行ったのに
    えっ?「何にワクワク?」いやいや、そんなの聞かないで下さい笑
    変なメッセージでごめんなさい

    きなこ

    きなこ

    きなこさん からの返信 2024/08/13 16:58:27
    Re: トビリシの温泉
    あららっスマホからしたかなかな?
    すみませんダブってしまいました
    削除して下さいね(^人^)

    鯨の味噌汁

    鯨の味噌汁さん からの返信 2024/08/18 12:22:13
    温泉デビューおめでとうございます!
    ジョージア・アルメニア・トルコと走り回ってからもう7年経ったんですね、まさに光陰矢の如し。あの頃は50代でまだムリが効きました、今あんな強行軍やったら野垂死ですわ。

    ジョージア旅行記、少しづつ拝見してます、やっぱ現地ガイドをお願いすると濃ゆいなぁと。黒海のご実家訪問とかファンだったらアツいでしょうねー

    ちなみにトビリシの温泉ですが、銭湯形式でドボンと入れるのは、ワシが行ったときは♂用の施設しかなかった気が…女性が利用する場合は自動的にプライベートになるんじゃないかしらん?

鯨の味噌汁さんのトラベラーページ

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