2016/12/08 - 2016/12/14
40位(同エリア44件中)
ミズ旅撮る人さん
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1週間で、4か国・10か所のクリスマスマーケットを訪れるという無謀なツアーに参加しました。
訪問国は、クロアチア・スロヴェニア・オーストリア・イタリアです。
第12回目は、イタリアのトレントの朝です。昨夜、旧市街を散歩しましたが、今朝はホテルから歩いてツアーの観光です。と言っても、1時間の自由行動だけ。
昨夜行かれなかったフィエーラ広場のクリスマスマーケットを目指します。素晴らしく晴れ渡った青空と城壁が印象的なマーケットでした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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ホテルの前は、聖マリア・マッジョーレ教会(Chiesa di Santa Maria Maggiore)です。
せっかくなので、ツアーの観光が始まる前に、お散歩しましょう。サンタ マリア マッジョーレ教会 (トレント) 寺院・教会
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ホテルのある側と反対側に正面玄関があるので、回り込んでみました。
すると、こんな木彫りのクリッペ(ドイツ語ですが、イタリアでは何というのでしょう?)がありました。 -
サンタ・マリア・マッジョーレ教会(Chiesa di Santa Maria Maggiore) -
1562年4月から1563年12月まで行われたトレント公会議の行われた場所です。
司教ベルナルド・クレーシオが建築家アントニオ・マダーリャにルネサンス=ゴシック様式で建てさせました。
ファサードは16世紀の出入り口で、内部はジャンベッティーノ・チニャローリとジャン・バッティスタ・モローニの作品を所蔵するそうです。
入り口は側面にあったので、入ってみました。すると、即座にミサが始まってしまったのです。
慌てて席に座り(撮影なんてとんでもない)、隙を見て外に出ました。ミサは神聖なもの。
寺院によっては、ミサの最中の入場は禁止されています。サンタ マリア マッジョーレ教会 (トレント) 寺院・教会
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このままトレント駅まで行ってみましょう。
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歩いて行く途中で、女性がビニール袋をこの中に押し込んで、カードを差し込んだのを見ました。
ゴミなのか、リサイクル品なのかわかりません。地面の下にとても大きなものが埋め込まれているようで、機械が動く音が聞こえていました。
イタリアでは、不要になった洋服をリサイクルに回すために投入するボックス?があるとテレビで見ました。あれなのかなあ? -
クリスマスのディスプレーが若干可愛くなったような気がします。
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この建物の向こうがトレント駅ですが、ちょっと時間がありません。引き返します。
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昨夜はゴミが目立った通りですが、朝には綺麗になっています。
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さあ、徒歩観光の始まりです。
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小さな広場には、移動式八百屋さんが店開き。
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昨夜は暗くて気づきませんでしたが、すぐ近くまで高い山が迫っています。
なんだか、わくわくする眺めです。
トレントは西にモンテ・ボンドーネ(Monte Bondone, 2091m)、北西にパガネッラ(Paganella, 2125m)がそびえています。 -
パン屋さんの店先で、大人しく「伏せ」をする愛犬。
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アレッサンドロ・ヴィットーリア広場(Piazza Alessandro Vittoria)のクリッペ。今度は石です。
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アレッサンドロ・ヴィットーリア( Alessandro Vittoria)は、1525年トレントで生まれた彫刻家です。
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イタリアらしからぬ看板。どうやら、学校のようです。それはそれで、わざわざあるのが如何にもイタリア?
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一応、徒歩観光なのか、あちこち曲がって路地を歩きます。こういう道の方が車の心配もありません。
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あの空中回廊は、左右に繋がっているのか、いつも気になります。
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おお、真横に城壁が現れました。私が探していた城壁です。これに沿って、フィエーラ広場があるのです。
トレントはかつては城壁に囲まれた町で、7つの城門がありました。ここがその一つなのでしょう。城壁に上がる階段の一部が残っています。 -
この城壁の突起部分の切れ込みは、領主の紋章を表しているので、町の東にあるブオンコンシリオ城も同じデザインなのだそうです。
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城壁の反対側には、インフォメーションセンターがあります。
塔(Torrione)と呼ばれる建物です。 -
クリスマスマーケットは10~19時開催です。10:45にホテル集合なので、時間がありません。開店と同時に飛び込みます。
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ウワオ!こちらのクリスマスマーケットは規模も大きいし、店の品ぞろえも半端じゃありません。
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それにしても、なんていい天気なんでしょう!青空が凍り付いているみたいです。コントラストが強すぎて、写真を撮るには辛いなあ。
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こんなに楽しそうなクリスマスマーケットは、初めてです。イタリアのマーケットが初めてだからかな?ドイツとは雰囲気が全然違います。
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売っているものは、同じようにクリスマスグッズが中心で、あとは手工芸品なのに、全然違う!あれもこれも欲しい!
デザインが違うのかなあ。それにもちろんディスプレーも。 -
ずう~っと向こうまで店が続いていて、嬉しい!ハレルヤ!
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押し花絵を売る店がありました。日本でも売ってはいますが、ヨーロッパの花を使っているので、日本では見られないものが買えます。
エーデルワイスもあります。ちょっと色気が寂しい花なので、組み合わせたものがいいかな? -
自慢の品を売っているのよ、といった感じのご主人。
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日差しが強いからか、とても暖かいです。
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オーナメントなんて、見飽きたと思っていたのに、どれも可愛い!
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生ハムやベーコン、燻製、ああたまらなく美味しそう!密輸したくなるなあ。
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目の前の丸い塔は、先ほどのインフォメーションセンターです。
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一番奥まで、行き着きました。
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反対側は飲食店が並んでいます。
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トレントのクリスマスマグは、なんとも賑やか。5色あります。
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こちらが人で埋まるのは日没後だね、きっと。
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カタツムリのオブジェ!ここはハーブ屋さん?
このクリスマスマーケットは、昼間に買い物に来て、夜にも遊びに来たい。 -
クリスマスのお菓子を売る店。たくさん配るのかな?
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イタリアらしい神様をいっぱい売る店。
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派手な生ハム屋さん。ちょっとだけ買って、夜な夜な食べればよかったかな?
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ずっしり商品が重そうなお店。いったいどれだけあるんだろう。それにしても、左のカップル、仲良さそう・・・
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これ、とっても可愛くて、即、お買い上げ。ロウソクが台座になっていて、とてもいい香りがします。
白だけでなく、帽子の色と同じえんじ色もあります。ちゃんと透明のケースに入れてくれます。 -
さあ、名残惜しいけれど、集合場所に向かわなければなりません。
ジュゼッペ・マッジーニ通り(Via Giuseppe Mazzini)を北上します。 -
この界隈を歩けば、食事には困らないでしょう。
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生パスタを売る店。うっわ~、美味しそう!もう1泊したいなあ。
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クリスマスマーケットの方向を示す看板。これは、昨夜見た、小さい方のマーケット。
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聖ヴィジーリオ大聖堂に戻って来ました。
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ドゥオモに隣接するプレトリオ宮(Palazzo Pretorio)は、12世に建てられ、13世紀半ばまで、司教公の本宅となっていました。
鐘楼(Torre Civica)は、13世紀の建設で、中にバロック期の宗教画を所蔵しています。
プレトリオ宮の裏手にも、小規模のクリスマスマーケットが出ていました。 -
プレトリオ宮の角には、奇妙な形の楽器を奏でるストリートミュージシャンがいました。
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この噴水、なんと青年のお腹に刺さった蛇口から水が出ているんです。飲めるの?それ。
角を曲がらずに、ちょっとだけパツィ広場(Piazza Pasi)に寄り道です。 -
なんだか、「懐かしの」ドゥオーモ広場に戻って来ました。昨晩は、随分ここにいたからなあ。
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聖ヴィジーリオ大聖堂。正面に見えるばら窓は、翼廊だそうです。もう、中を見る時間はないのが残念です。
サン ヴィジーリオ大聖堂 (ドゥオモ) 寺院・教会
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サン・ペッレグリーノ中世地区は、13世紀の街並みが残っているそうです。確かに古そう。
右端のオレンジ色の建物が、イルミネーションを当てられていたホテル・ヴェネツィアです。ドゥオーモ広場 (トレント) 観光名所
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昨夜、明るくなってから見たいと思っていた「Case Cazuffi - Rella」です。今度は、光が強すぎて、良く見えません。
隣は、聖アヌンツィアータ教会(Parrocchia Ss. Annunziata)です。 -
昨夜通ったロドルフォ・ベレンツァニ通り(Via Rodolfo Belenzani)です。正面に聖フランシスコ教会が見えます。
ロドルフォ ベレンツァーニ通り 散歩・街歩き
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ホテルに一番近かったのに、ようやくちゃんと見ることが出来ました。繊細で美しい壁画ですね。
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さあ、ここを抜けたらホテルです。こういう路地がこの町の見納めだなんて、イタリアらしいなあ(つい、このセリフになってしまう)。
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バスに乗って出発です。トレント駅前にあるダンテ広場(Piazza Dante)には、ダンテの銅像があります。
丘の上には、チェーザレ・バティスティの記念碑(Mausoleo di Cesare Battisti)が建っています。1875年トレント生まれ、1916年没。
ジャーナリストであり、地理学者であった彼は、イタリアの国土回復のために戦い、オーストリア軍によって処刑されました。
トレントは、長い間オーストリア・ハンガリー帝国の領土であり、イタリアに帰属したのは、第一次世界大戦後の1918年です。 -
バスはトレントから高速道路に向けて走っています。
トレントの町越しに、山の中腹のポヴォ(Povo)という町が見えました。 -
サルダニャ山のロープウェイ(Funivia-Staz. di Monte-Sardagna)です。
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アディジェ川を渡ります。これで、トレントともお別れです。
次回は、少し北上してボルツァーノに行きます。
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