
2015/08/20 - 2015/08/22
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yoshipingさん
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3日では廻りきれない水の都 ~ヴェネツィアをかけまわる~
夏休みを利用して9日間でクロアチアのイストラ半島とヴェネツィアへ行ってきました。きっかけは本で見たロヴィニの風景に憧れて。それと、いままでずっと行ってみたかったヴェネツィアは、その対岸にあって近いこと。で、この行先となりました。
1日目 成田→(機内泊)
2日目 →(ドーハ乗継)→ザグレブ ザグレブ泊
3日目 ザグレブ→(バス)→ロヴィニ ロヴィニ泊
4日目 プーラ半日観光、ロヴィニ観光 ロヴィニ泊
5日目 ポレチュ半日観光、ロヴィニ観光 ロヴィニ泊
○6日目 ロヴィニ→(高速船)→ヴェネツィア ヴェネツィア泊
○7日目 ヴェネツィア観光 ヴェネツィア泊
○8日目 ヴェネツィア半日観光 ヴェネツィア→(ドーハ乗継)
9日目 →成田
※今回は主に○のヴェネツィア部分です。
クロアチアのロヴィニから船でヴェネツィアに入り、2泊滞在しました。
本島に宿泊したのでたっぷり街を歩くことができました。また、ヴァポレット(公共の船)やトラゲット(渡し)を利用しての移動で、水の都であることを実感しました。
さすが1000年にわたって繁栄したヴェネツィア共和国の首都。見どころが多く、とても2泊程度では廻りきれない街でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
3泊したロヴィニとお別れです。朝7時の高速船でヴェネツィアに向かいます。
アドリア海をはさんで対岸にあるヴェネツィアには、ポレチュを経由して4時間弱で到着する予定です。 -
ロヴィニを出ます。朝日に照らされた半島の旧市街が鮮やかに浮かび上がります。感動的な景色です。
目に焼き付けてヴェネツィアへ。 -
沿岸を1時間ほど航行するとポレチュに着きます。海を回ると、バスより若干早く着くんですね。
クロアチアとはここでお別れです。船で国境を越えるのは初めての経験です。 -
晴天のアドリア海をひた走ります。
遠くに市街地が見えています。イタリアの街でしょう。
さらに向こうには山が。アルプスでしょうか。 -
10時半頃、ヴェネツィアの街に入ってきました。
ドゥカーレ宮とサンマルコの鐘楼が!本当にヴェネツィアにやってきたことを実感します。
ロヴィニから来ると、サンマルコの鐘楼がロヴィニの聖エウフェミア教会のものと同じ型であることが良くわかります。というか、こちらが親玉という事ですね。ロヴィニがヴェネツィア共和国の支配下にあったことをここで実感。 -
San Basilio の埠頭につき、入国審査(荷物検査)を通過して、近くの乗り場からヴァポレット(市内移動の公共の船)に乗って移動します。とりあえず宿に向かいます。
港には巨大なクルーズ船も泊っています。 -
さて、宿にチェックインして荷物をおいて、ヴェネツィア散策開始です。
宿はリアルト橋から5分程度の場所です。
運河とゴンドラ。いきなりヴェネツィアらしい景色です。 -
リアルト付近の大運河。歩道やヴァポレットの停留所は大混雑です。
ここからヴァポレットで本島の南側、アカデミア地区に行ってみます。 -
アカデミア橋です。大運河にかかる数少ない橋で、木製の橋です。
この前の橋は鉄製だったそうです。 -
このあたりの見どころのひとつ、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会です。
バロック建築の傑作で、優美な姿がよくヴェネツィアの写真や絵に描かれています。本物ですね。 -
近くで見ると大迫力です。人と比べると扉がとてつもなく大きいことが分かります。
サンタ マリア デッラ サルーテ教会 寺院・教会
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内部の空間もとても大きいです。
17世紀に流行した黒死病(ペスト)の終息を祈願して建てられた教会との事です。サルーテとは健康の意。サンタ マリア デッラ サルーテ教会 寺院・教会
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サンマルコ方面へ移動します。サルーテ教会の目の前の「サルーテ」停留所からヴァポレットで一駅でサンマルコです。停留所を降りるとサンマルコの鐘楼が間近に。
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サンマルコ広場の周りを取り囲む通路です。カフェや土産物屋が並んでいます。
広場も周辺も大賑わいです。 -
サンマルコ広場から運河に出ると、先ほど停泊していた客船がゆったりと出ていくところに出くわしました。
悠然とした雰囲気です。これほどの大きさだと大運河には入れません。ジュデッカ島との間のさらに広い水路を通っています。 -
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外観もさることながら、内部もやはり大きく、ドームは高く、荘厳な雰囲気です。
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鐘楼に登ります。エレベータで上に上がると、心地よい風とともにヴェネツィアの風景を一望できます。
サンマルコ方面。赤やねの中にサンマルコの鐘楼がひときわ高いです。 -
日差しを受けて運河が輝いています。
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再びヴァポレットにのって、サンマルコ方面に戻ります。
すれ違い。 -
サンマルコから、スキャヴォーニの河岸を歩いていると、運河の向こうに傾いた鐘楼が見えました。
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サン・ザッカリア教会がまだ開いていたので入りました。
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宗教画が、ライトアップで浮かび上がりました。下からという照らし方がまた良い雰囲気を出します。
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お祈りをささげる人々。
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そろそろ夕食にします。口コミを見てボンゴレ・ビアンコが美味しいというお店へ(アル・マスカロン)。
評判通り美味でした。サンタ・マリア・フォルモーサ教会の近くの路地にあります。
夕食が終わり、8時近くになっても、サマータイムという事もありまだ明るいです。散策を続けます。 -
近くに本屋さんがありました。
軒先のワゴンには本だけでなく、猫も居ました。 -
世界一美しい本屋、との張り紙。
店内はヴェネツィアの歴史ある建物を利用した、雰囲気のあるレイアウトに。店長も味のある風貌の方です。
ゴンドラに本をレイアウトしたり、運河に面した庭先には、運河を見られるよう本を階段状に積んであったりと、見ているだけで面白いです。 -
路地をさまよいます。
お宅の呼び鈴にも面白いものが。 -
スキャヴォーニ河岸から見ると傾いていた鐘楼です。見る向きによるようです。
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スキャヴォーニの河岸に戻ると、明かりが灯り始めていました。
うっとりするような景色です。が、少し雲行きが怪しくなってきました。 -
サンマルコの鐘楼が曇り空を背景に怪しくそびえたちます。
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ドゥカーレ宮にも明かりが。このころ雨が降り出しました。
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サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会を運河の対岸から見られる場所に来てみました。
絶景なのですが、雨が激しくなり雷まで。昼間の天気からは想像できませんでした。 -
近くのホテルの軒先で雨宿りします。といっても降りやまないので濡れながら宿に戻りました。
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一夜明けると雨が上がり、すがすがしい朝です。
朝食の前に街を少し散策します。大運河沿いの貴族の館「カ・ドーロ」の近くに来ました。
ここからヴァポレットで大運河をサンマルコ方面へ行こうと思います。 -
リアルト橋をくぐります。半分は補修工事で覆いがされているので、少し残念。
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日が昇ってきました!
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朝日に照らされる館と、それが水面に映る様子がとても綺麗です。
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サンマルコ広場にやってきました。
天気はすっかり良くなりました。サン マルコ広場 広場・公園
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朝早いため何も開いてはいませんが、人気のないサンマルコ広場には中々来られるものではありません。
サン マルコ広場 広場・公園
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青空に鐘楼が映えます。
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溜息橋もゆっくり眺められます。
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ヴァポレットで大運河を引き返し、リアルト橋へ戻ってきました。
そろそろ宿で朝食にします。リアルト橋 建造物
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食堂です。こぢんまりとした宿でしたが、昔の邸宅の雰囲気を良く残した良い宿でした。
静かな中庭を眺めていると、外の喧騒が嘘のように静かです。食堂からは運河を真下に見ることができました。 -
さて、今度は徒歩でサンマルコへ。予め、サンマルコ聖堂の並ばなくて良い券を予約していましたのでスムーズに入れました!テラスから広場を眺めます。
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4頭の馬がファサードに飾られています。イスタンブールから略奪されてきたもの(そのレプリカ)らしいです。
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すぐ向かいには時計塔が。上部にはヴェネツィアの紋章にいる有翼の獅子が。頂上には鐘を突く人の銅像があります。
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続いてドゥカーレ宮を見学します。ここも予めチケットを予約していたので、並ばずに入場できました。
大広間は天井画がものすごく、往時の繁栄ぶりがしのばれました。
溜息橋を中でわたり、牢獄なども一通り見ました。やはり見ごたえがあります。 -
中庭からの景色です。壮麗な宮殿でした。
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街歩きを続けます。ちょっとお土産も見てみました。
ヴェネツィアらしく、仮面があちこちにお店で売られています。 -
水の都です。どの館も運河からアクセスできるようになっているようで、細かい掘割が張り巡らさせています。
徒歩で移動する際は、ときおり運河を石橋でわたります。石橋の下をゴンドラで通過できます。 -
北の方の地区でひときわ大きい、サント・ジョバンニ・エ・パオロ教会に来ました。
天井画です。 -
ステンドグラスも美しい。
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相当な規模の聖堂です。ゴシック様式。
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右が教会。左側は宗派の組合の会館のような施設で、今は病院になっているようでした。
ヴェネツィアらしく救急車ならぬ救急船が傍らの運河に泊まっていました。 -
パオロ教会の前の広場のお店で遅めの昼食にしました。ここもパスタが美味しかった。。。
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近くのサンタ・マリア・ディ・ミラーコリ教会に来ました。
ミラーコリとは「奇跡」のようです。 -
中は木製の天井の模様が美しく、教会の外観そのままの「宝箱」のような教会、と本に書いてある通りの印象。
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一旦リアルト近くの宿で休憩しましたが、せっかくのヴェネツィアですからまだまだ散策を続けます。
リアルトからヴァポレットでサン・トーマまで。 -
サンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ教会を見学します。
これも先ほどのパオロ教会と同じくらい大きな教会でした。祭壇画はティツィアーノの作であるようです。 -
鐘楼はサンマルコについてヴェネツィアで大きいとのこと。
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また大運河を渡ります。今度は趣向を変えて、「トラゲット」と呼ばれる渡しを使います。
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見ての通りゴンドラで対岸に渡るのですが、ヴァポレットと違って水面に近く、手漕ぎのペースでわたるという、違った感覚を味わえてお勧めです。
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一人2ユーロ。ゴンドラクルーズは結構お金がかかりますから、手軽にゴンドラに乗りたいならこれでしょう。
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対岸から少し歩いて、サン・ステファノ教会に入りました。
船底型天井というのが有名なのですが、側廊を隔てるアーチとその向こうの壁画が印象に残りました。 -
少し歩くとアカデミア橋でした。
橋から大運河越しにサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会を望む眺めは素晴らしいです。 -
日が傾いてきました。サンマルコ聖堂のファサードが黄金に輝きます。
行列が短くなっていたので、せっかくなのでサンマルコの鐘楼に上がってみることに。サン マルコ寺院 寺院・教会
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上からはまさに絶景でした。
サンマルコ聖堂の5つのドームが目の前に。背後の赤屋根の街並みも綺麗です。
今日見学した他の教会も手に取るように見えます。鐘楼 建造物
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スキャヴォーニの河岸です。夕日に照らされて赤く輝いています。
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時計塔とサンマルコ聖堂越しの街並み。
忘れられない景色になりました。 -
昨日は雨宿りになってしまいましたが、もう一度、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会を運河の対岸から見る絶景ポイントへ。暮れ行く空にライトアップされた聖堂がそびえ、手前にはゴンドラが浮かぶ、いつまででも眺めていたい景色です。
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夕食の時間帯です。ここは通っただけですが、運河を眺めながらの食事も良いですね。。。
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ヴァポレットでリアルト方面へ帰ります。乗り場付近からまたサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会を。
手前の貴族の館も良い味をだしています。 -
ヴァポレットでアカデミア橋をくぐります。運河の向こうに教会が小さくなっていきます。うっとりする眺め。
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宿の近くでお土産を少し漁ります。
旧市街の家々はあまり使われていないらしく、夜になると明かりがついていないため、それが目立ってきます。ヴァポレットで運河を走っていても、それがよくわかり、観光客が引けていったヴェネツィアの夜は、意外とゴーストタウンに近い状態であることが感じられました。
でもさすがに、ゴンドラはまだまだ営業中。ゴーストタウンというよりテーマパークに近いかも。 -
狭く薄暗い路地を眺めていると違う世界に吸い込まれそう。。。
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まだ開いているお店をみつけて最後の晩餐を。ここのピザとパスタも美味でした。
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宿へ帰ります。結構夜更けでしたが人通りがそれなりにありました。
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翌朝。今日は帰国の日です。やっぱりまた早朝の散歩に。
ヴァポレットの乗り放題券があると便利ですね。
ヴァポレットの後ろの部分はオープンデッキに椅子が付いていまして、風を感じながら座れます。 -
朝日に照らされる館が綺麗です。
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サンマルコを通り過ぎます。そろそろ見納めですね。
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タグボートに引かれて客船が入港しています。こうして色んな旅人が昔とは違った形でヴェネツィアを訪れるわけですね。
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