19年参院選に立候補 市井紗耶香さん
元「モーニング娘。」の市井紗耶香さん(38)は2019年夏、参院選に立憲民主党から比例区に立候補した。4人の子どもを育てる立場から育児支援を訴えて、5万票を獲得したものの落選。タレント・女性候補への「偏見に苦しめられた」と言う。一方で、立候補を「後悔していない」とさらりと話す市井さんに、その理由と、自ら感じた「壁」を聞いた。
――4人の子どもを抱えての選挙戦でした。
「大変でした。稼働できるのは朝9時から夜6時まで。それは党側にも事前に伝えていました。それでも、朝から演説し、夕方に駅立ちをしようと思えば、夕食の支度や家事はそれまでに済ませておかなければならず、夫と負担を分担して何とか戦ってこられたという状況です。サポートがない状態で子どもを持つ女性が立候補することは難しいと感じました」
「お前なんかいらない」街頭でぶつけられ
――では、どうすればよいの…
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- 【視点】
立候補時の家族負担の重さや託児等の配慮の必要性について、貴重な指摘がなされています。ただ、率直に言ってモヤモヤするインタビューです。市井氏がかつて立候補した際に具体的にどんな政策を考えて、政治家になって何を実行したかったのかが見えてきません
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Think Gender
男女格差が主要先進国で最下位の日本。この社会で生きにくさを感じているのは、女性だけではありません。性別に関係なく平等に機会があり、だれもが「ありのままの自分」で生きられる社会をめざして。ジェンダー〈社会的・文化的に作られた性差〉について、一緒に考えませんか。[もっと見る]