はじめての国民健康保険 計算違ったー
- 2017/07/19
- 11:50
(1) 国民健康保険料の通知
先日、地元の市役所から平成29年度の国民健康保険料の通知と振込用紙が到着しました。見るのは怖い感じがして、恐る恐る開封。
私は昨年度末まで会社の健康保険で任意継続していたので、今回が「はじめての国民健康保険」となります。退職時からエクセルで計算はしていたけれど、自分の計算にはどこか間違いがあると常々自信を持っているので、怖いのです。
開封して真っ先に飛び出してきたのが8枚綴りの納付書。1枚ごとに4万何千円と書いてあります。「ひえー、こ、こ、こんなにー」暗算は弱いが4円x8=32万円とはしばらくしてわかりました。
とりあえず、パソコンを開いて、計算値と照合してみました。
計算値=329486円
通知 =333937円
「あれー?、だいたいはあっている」、でも、4000円ほど高い!一体、何が間違っていたんだろう?ということで、買い物に行かねばならないので、一旦そこを離れて外出してきました。
(2)第1期分の納付 小金を稼ぐ
さっそく、外出ついでにセブンイレブンで第1期分(7月末分)を納付しました。ナナコで納付だと、一度のパソコン上でチャージ(1回につき30000円が限度、2回に分けてチャージ)して「センター預かり分」に、
次にセブンイレブンのレジで「残高照会」してもらい、「センター預かり分」をカードにダウンロード、最後に国民健康保険の第1期分支払い用紙を読み込んでもらい、支払う。この手続きをあと、7回やらねばなりません。
それでも33万円では、チャージのときに私はYahooJapanカード(JCB)を使うので1%、合計3300円が還元されることになります。1回ごとでは約4万円ということは400円の還元。
車に乗ってわざわざ行くとガソリン代もかかるのですが。400円稼ぐのはわりかし面倒ですね。
(3) 保険料の再計算
帰宅後、落ち着いてから、エクセルの年金・健保関係のフィルを開き、中身を確認しました。細かい数字の羅列で、思い出すのに時間がかかります。
このファイルは、現在再雇用されている会社の給与、現在受給している年金、株式配当などのその他の収入、これらにかかる社会保険、所得税、などを扱い、家族の所得税控除などを入力し、
結果として、所得税や地方税の計算ができるのもので、確定申告の計算に役立つとともに、国民健康保険料(介護保険料も含む)の算出にも利用できるよう、作ってあります。
計算結果の違いは主に2つの原因があることが突き止められました。
1つは、受給した年金額が34000円ほど増額したこと。
1つは、配当金が20000円増額したこと。(26000円-->46000円)
1年前からデータを更新していなかったので、これらを最近のものに置き換えたら通知と一致しました。国民健康保険料は4000円ほど上がってしまいました。
(4) 配当金の一括課税と健保保険料の関係
年金額の増額は、いたしかたありません。ところが、ここで、「ゆゆしき問題」に気づきました。ここまで読んでこられた方は、「配当金」って何?と思われるでしょう。
これは株式の配当金です。普通ならば「分離課税」なので、普通の給与や年金収入の税金には関係がありません。
しかし、私は元来のケチなのでしょうか、確定申告で数100円の納付を解消すべく考え出したのが、配当金の「分離課税」をやめて「一括課税」を選択する方法でした。
私は退職以来、低所得となり所得税率は5%です。ところが、株式の配当課税は20%超です。分離課税を選択していると、例えば、昨年の配当金46130円では、所得税7062円(15.3%)とさらに5%の地方税を払います。
多めに税金を払うことになってしまいます。所得税率5%との差は10%、4613円です。これを「一括課税」として確定申告すれば、取り返すことができます。
1年前はそれでうまくいきました。確定申告でいくばくか支払うところ、逆に還付になりました。昨年は会社の健保だったので何の問題もおきませんでした。
ところが、今年から国民健保になったために、「配当金」を「一括課税」にすると、「所得総額」も配当金46000円分増額したことになり、国民健保の保険料算出にもろに影響が出て、国民健保保険料が、2000円ほど高くなる効果として現れたのです。
------------------(WEB上で見つけた説明文)--------------------------------------------------------------------
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4000円程度の還付のために、2000円が増額となり相殺されたのですが、まだ2000円程度は残る勘定です。無いよりまし?微妙です。
私は現在、株は塩漬け状態、売買はしていませんが、もし、株式の譲渡益を「損益通算」などで「確定申告」していたら、ひょっとしたら、保険料はもっと高くなっていたかもしれません。
来年度からは慎重に計算して確定申告に望むことにしましょう。
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