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「“文学少女”メモワールII-ソラ舞う天使の鎮魂曲(レクイエム)」を視聴した感想文。

2011.09.02(Fri)
見てるとけっこう気に入ってきた文学少女のアニメですが。

基本的に原作は知りませんが、なかなかいい雰囲気だと思いますけどね。

夢想庭園、あの曲も好きですし。

線の細い、繊細な、作品のようであります。


(「“文学少女”メモワールII-ソラ舞う天使の鎮魂曲(レクイエム)」を視聴した感想文。)


「メモワールⅠの感想」

今回はあの飛んでしまった少女の話か。

「心葉にはきっと分からないだろうね」

朝倉美羽さん、そんなこと言われたら、叫んじゃいますよ。

本当の幸い。

現実逃避ギャラクシートレインあーやマックス。

ただ、こうして物語があれば、その気持ち分からないでもない。

幼くして複雑な人間関係の泥沼に咲いた白い蓮の花よ。

そして心葉とはこうして懐かれていったんですね。

無邪気な心葉と一緒にいると、きっと洗われたように清らかになれたのでしょう。

ただただ、ミウミウはミュウミュウになれなかったのだ。

このメモワールは見応えありますね。

あんな年頃の時にあんな電話には出たくありません。

きっと心葉が葉っぱなら、美羽は枝なんですね。

あのような家庭環境に置かれ、そこから枝分かれした折れそうな枝だった。

今回のメモワールは美羽のことが残酷にも丁寧に描かれております。

美羽には心葉が拠り所であったのでしょうなあ。

樹になりたいって言った心葉は、あれは素で言ったのでしょうが。

上に書いたように美羽を枝とするなら、

心葉は結構なハッパを口にしてしまったのかも知れません。

その後の新人賞の結果になったのかも知れません。

メモワールⅠで遠子さんが喜んでるときに、

その同じ青空の下のどこかで、折れそうな少女が折れてしまった。

ソラ舞う天使の鎮魂曲――。



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美羽が飛ぶ場面に見入ってしまいました。

白い鳥の羽ばたく音が耳の奥に残っております。

…パタ、パタ、パタ、パタ、パタ…。

こうして劇場版の激情番へと繋がっていくのか。

あのプラネタリウムで遠子さんが導いてくれた美羽の本当の気持ち。

今回の中にありました。

ちゃんとリンクしているのが上手いなあと思いましたね。

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