〈今回のあらすじ〉
ダメな母親に代わって家族を養わなければならないゆきの。
栗拾いですっかり遅くなってしまったゆきのは、茂みから飛び立つ鳥の影を見る。
ゆきのは青く輝く1枚の羽根を見つける。

毎朝欠かさず素振りを続ける行人。
島から帰ったら勝ちたい相手がいるのだという。
それを聞いたすずはどこか浮かない顔。
行人はまたも｢ニブチン｣とからあげに言われてしまう。

行人に帰ってほしくないと思っていたすず。
すずはどこかへ急ぐゆきのを見かける。
ゆきのは青い羽根を落としていった幻の鳥を探していた。
すずも成り行きで一緒に行くことに。

うさうさから連絡を受けた行人。
行人は｢この島にもUMAがいたのか｣と感心しきり。
オカルトは信じない行人だが、UMAはちゃんと理論付けが出来るから信じるのだという。
｢青い鳥を見つけると幸せになれるらしいね｣とからあげ。
それは迷信だと行人は断言する。
行人は薪拾いを終えてからすずの後を追うことに。

いつもの調子ですずがいるものだと思い込んでしまう行人。
行人はいつもすずに世話になりっぱなしで何もできていないと自分を振り返る。

青い鳥を見つけると幸せになると信じ込んでいたすず。
ゆきのもくまくまも、それが童話だと知っていた。
すずはすっかり生気を抜かれてしまう。
｢もし幸せになれるなら｣と聞かれたすず。
今のままの日々が続けばと思いつつも、｢皆が元気なら｣と誤魔化してしまう。
いぬいぬは羽根の匂いと同じ匂いを嗅ぎつける。
茂みの向こうには、確かに珍しいが青くない鳥。
興味を引かれたゆきのは追いかけ始めるが、茂みで見えなかった斜面を滑り落ちてしまう。
行人は傍にいないはずのすずの悲鳴が聞こえたような感覚に陥る。

大地の裂け目に落ちてしまったすずたち。
すずは足をくじいてしまい、岩壁を登ることができなくなってしまう。
くまくまが試すが、壁はもろくて登れず。
行人の助けを期待するすずだが、場所は森の奥深く。
そもそも見つけてくれないと不安がるゆきの。
行人は賢いし、とんかつも鼻がいいからと言うすず。

夕方になっても戻らないことに不安を感じた行人は、すずを探しにいくことに。
ゆきのを心配するかがみは、村の方を探すことを任される。
すずたちには鼻のいいいぬいぬが一緒。
それでも帰らないのはトラブルがあったからだと予想する行人。

お土産にと持っていたさくらんぼをどこからか取り出すすず。
行人のように冷静でいれば何とかなるのではとすずは考えていた。

タイミング悪く降り出した雨によって、すずの匂いが追えなくなってしまう。
誰かに呼ばれたような気がした行人は、青く輝く身体をした鳥に遭遇する。
導くように飛ぶその鳥を追う行人。
すずの叫び声を聞き、行人はようやくすずを見つける。
気づいた時には、青い鳥はもういなかった。
茂みの中で“青くない鳥”に戻っているとは誰も気付かないままだった。

りんが柵を作って穴を塞ぎ、ようやく帰れることに。
行人は怒っていた。
心配をかけたことではなく、すずが怪我したことを黙っていたことに。
家族なんだから遠慮は無用だと言う行人。
一人暮らしで｢誰も叱ってくれる人がいなかった｣と涙するすず。
行人はすずを背負って帰ることに。
皆は強いと言うが、すずも本当は寂しがりやで怖がり。
すずを守れるように、自分が強くならなくてはと思う行人だった。
すずも行人のことを家族だと思っていると言う。
ずっとこんな日々が続けばいいと、二人は願っていた。



〈感想〉
男と女がいちゃつくとすぐに｢フラグだ！｣と思うほど毒されておる私ですが(^^；
恋人ではなく家族というのも、時にはありなのかもしれませんね。
もっともこれから家族が恋人に化ける可能性もありますが(汗)

最近は行人のオカルトに対する態度が目立ちますね。
霊的現象などはダメだけどUMAなら説明できるからOKだとか。
あまり良くは知らないのですが、UMAも眉唾だったりはしないんでしょうかね。

しかしあの鳥、なんか見たことあるような気が・・・と思っていたんですよね。
某所でようやく気付いたのですが、ポケ○ンのフリー○ーでしたね(笑)

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