Firefoxを常用している。
Firefoxのブックマークとローカルコンピューター上のお気に入りを同期させるのは、いろいろなソフトが出てきて、(BookSyncとかFoxmarkesとか)以前ほどたいへんではなくなったように思う。
しかしながら、ブラウザのブックマークから悠長にページを開くことはほとんどなく、もっぱらfenrirのお世話になっている。
Firefoxのブックマークは即、fenrirのpathファイルに反映させることができない。
まずFirefoxのブックマークをローカルコンピューター上のお気に入りと同期させ、さらに同期させたお気に入りをスキャンしてfenrirのpathファイルに反映させなければならない。かなり面倒な作業となる。
おいらの場合ブックマークをローカルのお気に入りと同期させるのは、fenrirのpathファイルを更新させるためだけといってもいい。
しかし、新しいブックマークを追加したたびごとに、fenrirのpathを更新させるなんて、頭をかきむしりたくなってくる。そこでどうしているか。urlをコピーしてお気に入りに移動させ、それをfenrirのpathに手動で追加してきた。一つや二つならそう面倒でもない。
前置きが長くなったけれど、ここからが本題。
PPxを常用している。
新しいお気に入りのpathを、手間暇かけずにPPxから追加できたらものすごく楽だよなぁと。
具体的には、これとこれとこれっというようにエントリを選択して、コマンドを実行すればチャチャチャッとpathに書き込めるようにならないものかなぁと思った次第。
やってみたら、けっこう簡単にできた。
以下のコマンドを適当なキーまたはメニューにに割り当てればいい。
%Obs cmd.exe /c echo %FDCN>> C:\soft\Fenrir\dir\data\path
こんなかんじ。
オプションを%Obだけにすると、どういうわけかエントリを5つ選択してもエントリが一つ飛びにしか追加されないので、%Obsとしたところ、すべてのエントリが追加されるようになった。さらに、%FDCには「N」をくっつけておかないと、
エントリ名に空白があった場合、エントリ名が""でくくられてしまう。
ファイル用(All)、フォルダ用(Dir)、実行ファイル用(Exe) 、リンク用(Link)と、4種類のfenrirを使い分けているので、どのキーにどのfenrirを割り当てたのか忘れてしまうので、個人用実行メニューに、それぞれのコマンドを割り当てた。
ただ割り当てるだけでは区別がつきずらくなるのでメニューを階層化してみた。
こんなかんじ。
使い方は、追加したいエントリをいくつか選択して、個人用実行メニューを表示させ、追加したいpathを選択すればいい。
あぁ~なんて楽なんだ。
追加ができたのだから、削除だってできるだろうとやってみた。
付属のfenrirScanをつかって、できることはできるのだけれど、PPxから複数のエントリを削除しようとすると、pathファイルがおかしくなってしまったり、最悪、ファイルが0バイトになってしまったりと非常に不安定のようなので、やめておいた。一つづつならおかしくはならないのだけれどね。
2009-02-14
ppx上で選択したエントリをfenrirのpathファイルに追加できるようにしてみる
2009-02-12
ppx ファイルオペレーションコマンドと自動補完機能
Ad-Aware SE の定義ファイルは手動でしか更新できなくなって久しい。
これまで、どのように手動更新していたかといえば、
ppxを2窓左右に開いておいて、左から右へと上書き移動をしていた。
具体的には
1.ファイルオペレーションコマンドに上書き移動のコマンドを登録し、ことで定義ファイルを更新を行っていた。
2.左窓に定義ファイルを選択された状態にしておき
3.反対窓に更新する定義ファイルのあるフォルダを開いた状態で
4.登録たコマンドを実行する
これだと、いちいち、新旧のファイルのあるフォルダを表示させてから実行しなければなく、非常に面倒である。
それなので、コマンド登録時に、ファイルの移動先をデフォルトの反対窓とせず、旧ファイルのあるフォルダに指定してコマンドを登録し直して使うことにしていた。
こうすることによりダウンロードしてきた定義ファイルだけを選択しておくだけで上書き移動ができるようになった。
「defs」という名前でコマンドを登録。定義ファイルのあるフォルダを移動先として指定し、同名ファイルがある場合は上書き処理。ダイアログはこんなかんじ。

話が少し脇道にそれるが、
以前のバージョンアップで、各種一行文字列編集時に補完候補が自動で表示されるようになり、さらに補完候補ファイルを編集することができるようになっていた。
以下ヘルプファイルより抜粋
自動補完機能付きの一覧表
・概ね「ヒストリの一覧」→「補完候補ファイルの一覧」→「カレントディレクトで該当するファイル名の一覧」の順で表示します。(状況によって順番が変わります。)
・補完候補ファイルは、目的に応じて以下のファイルが使われます。これらファイルは、添付PPXFxxx.TXTを元にして設定を保存するPPxxxxx.DATと同じ場所に作成されます。
PPXUPATH.TXT ファイル名・パスの候補用
PPXUCMD.TXT コマンドの候補用
PPXUMASK.TXT マスクの候補用
「;」でコメントを記載し、一覧中に表示可能です。PPXUCMD.TXT は添付ファイルのように、各コマンドのオプションも一覧表示可能です。
補完候補ファイルを編集した場合、カスタマイズの再読込(%K"LOADCUST")をしないと反映されない場合があります。
抜粋おわり。
バージョンアップ時には、この機能の使い道の有用さがまるでわかっていなかった(ただ、ただディレクトリ移動に使うことばかりを考えていた)のだけれど、「長いコマンドを楽に補完できる」ということがどんなにすごいことなのか今頃になって気がついたという次第。
どういうことかといえば、話は上記の定義ファイルの話にもどる。
上書き移動の作業に何が面倒かといえば、いちいち新旧ファイルのある窓を開かなければならないことである。
それが面倒ならば、コマンドラインでファイルオペレーションコマンドを実行すればよい。
のだけれど、コマンドが延々と長くなってしまうので、ふつうだったらそうしようなどとは思いもしない。
が、どんなに長いコマンドであろうとも、楽に補完できるのであれば少しも苦痛ではない。
ひとたびコマンドを入力してしまえばあとは自動で補完してくれるのだから。
具体的には、
「ファイル名を指定して実行」ダイアログをHを押下して表示させ、

以下のようなコマンドを実行させれば、はい終了。単純そのもの。
*file defs /src:"D:\hoge\hoge\defs\defs.ref" /dest:"C:\Program Files\Lavasoft\Ad-Aware SE Personal\" /same:2
ひとたびこのコマンドを実行すれば、次からは、たとえば file と入力しただけで即座に補完候補が表示されるようになる。

気がついてしまえば、な~んだ簡単じゃんという話。
ファイルオペレーションコマンドにはCopy、Move、Rename の基本的なもののほか、BurstCopy、DirMirror、Append、2HDspritなどいろいろとコマンドがデフォルトで用意されている。これらを駆使し、補完機能を活用すればさらにさまざまなことが簡単に処理できるようになる。
やっと自動補完機能の使い道がわかった。
ちょっとしたことだけれど、すこし幸せな気分になれた。
作者の方に感謝です。
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