せっかくだからさっきの1と2の前にTwitterでツイートしたやつ3日分まとめとくね。
矢野健太郎 @yanoja 5月2日
今夜はキコ/qui-coの『Lullaby』初日観て来た。面白かった!…んだけど、HPにあるintro読んで想像してたのとはかなり違ってて、まだどう受け止めたらいいかいろいろ戸惑ってる。でも明日も行くから次はもうちょっと理解が深まるかな?
…この前見た『平日の天使、その他の短編』が無性に「愛する誰かを抱きしめたい欲」を掻き立ててくれちゃったのに、今回は「不倫の話」って…一体何を掻き立てられちゃうの?それってめっちゃヤバくね?ってビクビクしながら観たのよね。そしたら…まあ、まだネタバレできないから今日はここまで。
5月3日
キコ/qui-co. Lullaby 二日目マチネ観た。プロローグの方の「ラストシーン」、今度はどういう意味か必死で集中して見たけど、やっぱあれって……て事なのか?なんかいろんなとこにフェイクやミスディレクション配置されてる感じでついいろいろ考えてしまう。そもそも「初の恋あ文字数
せっかく阿佐ヶ谷なので久々に みいと屋さんのミートソース食べて行こうかと思ったらこの時間は準備中だったでござる(´д`)
…で、阿佐ヶ谷のアーケード街に入るとこの電光掲示板に「テロを許さない」「不審者を見たら通報」とか出ててギョッとなった。グラッと現実感が揺らいで芝居の世界と地続きになったような不気味さヤバい。
…で、今ぼくはカフェでナポリタン食べながらツイートしています。ロックフェスティバルでも戦場でもありません。ぼくは大丈夫です。ぼくはだい…
…ところで、昨秋の『平日の天使、その他…』ってどれも実は(良い意味で)ベッタベタの恋愛物だったよね。異常で突飛なシチュエーションだからこそ逆に純粋な愛を描ける…みたいな、意外にも王道な方法論だったと見えた。それを踏まえた上で改めて今回の………
ツイートはここで途切れているw
…というわけで、今度はソワレ並び中(≧▽≦)
ソワレ終わった。三度目にしてようやく自分なりに咀嚼できてラストで素直に感動できたよ。(ノ▽`)
…そしてまた、はるかぜちゃんのお絵かきするよ仲間のさくらさんと合流。飲みながら感想いっぱい話せて満足~(^◇^)
…明日は行けなくて残念!…って思ってたら夜の予定がキャンセルになってて時間が空いた!あわてて千秋楽申し込んだ!ギリ間に合って予約取れたよ!ヤッター!もう一回観に行ける!歓喜!
…まだ頭のなかで「みーずーいろ♫」がリフレインしてる。泣きそうな気分がじわじわ続いている。やっぱいろいろ愛おしい。困る。
(ここではるかぜちゃんのブログで少しネタばらしぽい発言が)
http://lineblog.me/harukazechan/archives/362807.html>RT 公式の紹介文もミスディレクションだと思ってたけど、どうやら観た人の感想ツイすらミスディレクションだったぽい。みんなあえて触れずにツイってたのかぁ(*´∀`) よぉし!千秋楽、気合い入れて観に行くぞぉ!
…しかしまた「無理無理詐欺」発動して、行けないはずが行けることになって大変恥ずかしい(//>ω/)
「明日は来れなくて残念です。最終日がんばってください」とか言うたんはこの口か!この口か!(自分でほっぺをつねりながらw)
5月4日
うわー!今日は早めに着いたと思ったけどもう並んではるー(^◇^;)
Lullaby千秋楽。終わっちゃった… もっと、もっと見たかったなあ(≧Д≦) 観るたびに前は気づかなかったそれぞれのシーンのそれぞれの人の気持ちを見つけたけどまだ全然足りない。全然受け止めきれてない。ああ、なのに終わっちゃったんだよなあ……
今日もさくらさんと感想会してから今帰宅~。明日のストレッチマンショーは私は行けない(´;ω;`) …と、ツイッターでぼやけば また予定が空いたりしないかと思うけど さすがにそう何度もはムリ。明日はもう帰阪するし。
終演後、劇場の外の駐車場あたりに役者さんたちほとんど出てらして街灯の下でお客さんたちとお話ししてるのが、なんか場内での客出しとはまた違って不思議な空間が現出してて立ち去り難かった。…とはいえ結局どなたにも話しかけずに帰っちゃったけど。
…なんていうか、演者さんではなく役の人物がそこにいるみたいに思えて、何を話したらいいのかわからなくなっちゃって。現実とフィクションの区別付かない感ヤバい(^o^;)
…いろんなひとのLullabyの感想読んでうんうんとかほうほうとか言いながら脳内で舞台を反芻してるとますますもう一度観たい欲が強まってきて、でももう観れない悲しみに打ちのめされてるけど、とりあえずいろいろ思い付いたことメモ帳に書いてたら例によって収拾付かなくなったw
…「照手姫伝説」ググっていろんなパターン読んだけど、「毒殺されそうな小栗判官に舞いで危険を知らせた」というバージョンは見つからないなあ。宮本くんと小栗判官にも特に共通点は見当たらないから別にメタファーとかじゃなかったのかなあ。まさか小栗さんが同姓のよしみでネタ元にしただけ?
…普通にあっさり毒殺されるバージョンはいくつかあったけど。
…強いて言えば「小栗判官が地獄から舞い戻って最終的に照手姫と結ばれる」ってとこが下敷きになってる…的な?
(小栗さんから回答いただきました!(≧▽≦))
https://twitter.com/oguri_utd/status/860323734103613440そうだったのですか!うわあ!なんか鳥肌立ちました!
…ところで、このディストピア設定の物語の上演が、憲法記念日を中心にした3日間だったのはやっぱ意図的だったのかなあ。
前半でも不穏なバックボーンとして見え隠れしてたディストピア設定だけどChapter3で一気に場面が戦場になっちゃうし、Chapter4でのカウンセリング(軍法会議か異端審問ぽくも見えた)から「藪の中」的な叙述で戦場の狂気を浮かび上がらせ、欺瞞の平和集会、政治利用される少女、と(続
…そしてテロなのか臨時政府による粛清なのか、とにかく会場が攻撃を受けて皆殺しというドツボまっしぐらの展開。これって社会問題を背景に恋愛を描いた物語じゃなくてウェイト逆になってるよね?どう見ても「豚!豚!」のところがクライマックスだもん。地獄を描くのがメインで背景が恋愛ドラマ(続
…だからこそ逆説的に純粋な恋愛が際立つ構成…のはずだけど、やっぱあの野花ちゃんのスピーチのインパクトが強烈過ぎてその後の阿鼻叫喚で恋愛どっかへ吹っ飛んじゃったし。いろいろわかった上で観てようやく三度めで素直に感動できたけど佐藤さんと百花さんの圧倒的な演技とえりかさんの歌の力で(続
…強引に力技で泣かされた感はあるな…と。いやほんと歌が素晴らしくて、百花さんがテープに合わせて口ずさむ歌もとても素敵だし、もちろん小栗さんのギターも含めとにかくいつも音楽が絶妙でズルイと思った。あと詩!詩がズルイ!もう目眩くような詩の力で全てを融合させるの最高すぎてズルイ(続
…あ、なんか書いてるうちにIQ下がってきた気がするw 語彙力どこいった。いったんここでひと休みしようっと。
- 2017/05/05(金) 17:08:59|
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