オオヤマレンゲ
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オオヤマレンゲ(大山蓮華)モクレン科
八経ヶ岳にて(2008.7.6)
紀伊半島では近畿最高峰の八経ヶ岳(1915m)周辺のみ大きな自生地があり、国の天然記念物「オオヤマレンゲ自生地」に指定されています。
八経ヶ岳 山行は⇒こちらから⇒
諸事情により
ただいま散歩中の更新を しばらくお休みいたします。
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オオヤマレンゲ(大山蓮華)モクレン科
八経ヶ岳にて(2008.7.6)
紀伊半島では近畿最高峰の八経ヶ岳(1915m)周辺のみ大きな自生地があり、国の天然記念物「オオヤマレンゲ自生地」に指定されています。
八経ヶ岳 山行は⇒こちらから⇒
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谷沿いの急斜面の下の方に、いちめん黄色の花が広がっていました。今日初めて出会った花は、この木何の木? つる性でマメ科らしきは遠めに見て、なんとなく分かったのですが…
やはり、つる性の落葉低木のジャケツイバラでした。
漢字では「蛇結茨」。
ちょっと怖い“感じ”の“漢字”ヽ( ^o^)ノノ ですね。
ずっと下の方から蔓を巻いて延びてきている様子ですが、まだ山道には至ってなくて、良かったかもしれません。調べていくうちに分かったことですが…
先の曲がった鋭い棘が、枝や幹、葉の中軸まで付いていて、綺麗なお花に惹かれ葉にでも触れたりしたら、棘に引っかかって、大変な目にあいそうです。
日当たりのよい崖等の急斜面に生え、5枚の花弁の中央には赤紫色の網目紋があり雄しべは赤い色をしている。
谷筋で出会った
ヤブデマリ(藪手鞠)スイカズラ科
はじめは「ムシカリ」と思ったのですが、なにか違うような雰囲気に調べてみると、とり巻いてる白い装飾花の花冠の一つが小さく、4つのように見えること、他に、葉っぱも卵円形のムシカリより長めで倒卵形でした。
6mmばかりの赤い果実は8月ごろ黒く熟すそうです。
同じく谷筋で出会った
タニウツギ(谷空木)スイカズラ科 別名はベニウツギ。
散房花序に3cmばかりの花を2~3ケずつつける。
主として、日本海側の山地に自生する落葉低木。
標高300m位のところで、今日やっと、はじめて見付けた草花たち。先の方がくるっと巻いて、3mmばかりの小さな花をつける
ミズタビラコ(水田平子)ムラサキ科キュウリグサ属
水辺のような自生地にだけ咲く多年草。
そのミズタビラコのすぐ横に咲いてたクワガタソウのような花。 サンインクワガタ(山陰鍬形)ゴマノハグサ科
葉が丸っぽくて地域的にみてもサンインクワガタかなってところです。
そして、すこし離れて、 ヨツバムグラ(四葉葎)アカネ科
葎とは何ぞや?とおもい、辞書を引いてみると、「つるがあってやぶになる植物」とありました。5cmにも満たなかったこの小さな草が、はたしてやぶに育つ…?
そして、湿ったところから、すこし離れて、 おなじみの、コナスビ(小茄子)サクラソウ科
やはり、サクラソウ科の花はいつみてもかわいい。
そして、番外ですが、弥十郎ヶ岳の近く、郷土記念物・西光寺跡の ヒノキ科のネズ(ムロ)の木。
ネズとしては県下有数の巨木で、地域の信仰の木となっている。
樹高21m、幹回り3.1m。
弥十郎ヶ岳715m山行は⇒こちらより⇒お入りください。
▲▲▲弥十郎ケ岳 715m 2010-5/30▲▲▲ |
丹波篠山の南東に位置し 民話で語りつがれる兵庫ふるさと50山 |
水田風景を前に望む弥十郎ケ岳 715m。
篠山市 井串より。
[山行日] 2010年5月30日(日)晴れ
[登山コース] 薬師ケ原コースにて山頂までの往復
[登山口] 薬師野ケ原キャンプ場(閉鎖中)
兵庫県篠山市畑市
[交通] 国道372号線旧道沿いの「波々伯部 (ほおかべ) 神社」近くより、薬師野ケ原キャンプ場の標識にしたがって畑市(南方向)に進む。
山行の続きは⇒こちらより⇒お入りください。
篠山市の弥十郎ヶ岳に登った帰途、明智光秀の丹波攻めで落城した八上城跡の残る高城山の麓近く、曽地の地に立ち寄ってみました。
そこで偶然見付けたナンジャモンジャの木。
背景の山は弥十郎ヶ岳(715m)。 (5/30撮影)
偶然とはいっても、(↓)この『曽地中ふるさとウオーキングマップ』の案内板を見付けていなかったら、多分ナンジャモンジャの木とも出合っていなかったことでしょう。(画像はクリックで拡大します)
なにせ案内板を見て、真っ先に目に留まったのが“ナンジャモンジャ”の文字でしたから、旧跡の探訪は何れ又の感じになってしまった。
そりゃ~なんじゃ..... ( ^^)ノノ
ま、会いたいという願いが通じたのでしょう…
聞けば、このなんじゃもんじゃの木の記事が地元紙に載ったとか、それで観に来た方もいらしたようです。
なんじゃもんじゃの木の横には、このような説明板もありました。
『曽地中ふるさとウオーキングマップ』にも記されていますが、曽地川にはゲンジボタル、その近くにはモリアオガエルも生息しているようです。ウオーキングマップを手に、もう一度史跡とともに、ゆっくり訪ねてみたいところです。
ちなみに、篠山市のホームページの中に「篠山の民話集」があり、ここ曽地のお話が載っています。
[八上城の危機を救おうとした四十九院の修行僧]へ
ヒトツバタゴ(一つ葉タゴ) *タゴはトネリコのこと。
別名がナンジャモンジャ。モクセイ科。
円錐花序につく白い花の花冠は4深裂で2cmばかり。
日本では本州のごく一部の山地と九州の対馬に隔離分布する珍しい落葉高木だそうです。
以上3枚は、モリアオガエルの里付近にて。
「TakaTosi山遊遊」 山のフォト日記
弥十郎ヶ岳登山は≫こちらから≫
▲▲▲ 登った山リスト ▲▲▲ 2012.5.19更新
山行日 | 山名 | 山域 | |
2 0 1 2 |
5/11 | 御在所岳 1212m 裏道コース |
三重県 |
・5/19 多紀アルプス クリンソウ咲く三嶽793m ・4/24 山桜彩る朝来山(あさごやま) 757m |
兵庫県 | ||
2 0 1 1 |
8/10-12 | 堂々たる迫力で聳える岩峰 五竜岳(2841m) |
北 アルプス |
7/15 | 加越国境の山 ニッコウキスゲ咲く 赤兎山(1629m) |
福井県 | |
・11/21足利氏ゆかりの石龕寺より 頭光嶽439m |
兵庫県 | ||
2 0 1 0 |
8/1 | 白山南稜線 三ノ峰( 2128m) | 福井県 |
*** 伊吹北尾根縦走 *** |
滋賀県 | ||
・9/19 黒尾山(通称 ハリマ富士)1025m ・5/30 New 弥十郎ヶ岳 715m ・2/6up 裏六甲紅葉谷アイスガーデン [ブログ] 氷結滝めぐり・百間滝・似位滝・七曲滝 |
兵庫県 | ||
2 0 0 9 |
9/14 | 日本海から立ち上がる 東北の名峰 鳥海山(2236m) |
山形県 |
8/15-18 | up 上信越の名峰 火打山(2462m)~妙高山(2454m) ( 頚城 ( くびき) 山地 ) |
新潟県 | |
5/31-6/1 | up 世界遺産大峯奥駈道 釈迦ヶ岳 1800m *1300年の修験の道 ・前鬼からの登山道* |
奈良県 | |
4/18 | up 鈴鹿の槍 鎌ガ岳1161m | 三重県 | |
4/11 | up 陽春の伊吹山 1377m | 滋賀県 | |
4/7 | up 日付高度の山 鈴鹿の綿向山 1110m |
滋賀県 | |
・3/18 千ガ峰 1005m ≫2006.3.5山行≫へ |
兵庫県 | ||
2 |
10/12-13 | up 錦織りなす雨飾山 1963m ( 頚城 ( くびき) 山地 ) |
長野県 |
9/23-24 | 秋色に輝く 木曽の御嶽山 3067m | 長野県 | |
7/22-23 | up 奥秩父の盟主 金峰山 2599m (北奥千丈岳2601m, 国師ヶ岳2592m, 朝日岳2579m, 金峰山2599m) |
山梨県 | |
7/6-7 | up 世界遺産大峯奥駈道 八経ヶ岳 1915m* 国の天然記念物「オオヤマレンゲ自生地」散策 * |
奈良県 | |
5/27 | 世界遺産大峯奥駈道 山上ヶ岳 1719m |
奈良県 | |
5/3 | 鈴鹿の最高峰 御池岳 (奥ノ平1241m~御池岳1247m~鈴北岳1182m~焼尾山922m) |
三重県 | |
4/30 | 湖北の名山 横山岳1132m 新緑のブナの森と花と展望 |
滋賀県 | |
・4/20 |
兵庫県 | ||
2 0 0 7 |
11/8 | 鈴鹿第2の高峰 雨乞岳 1238m | 滋賀県 |
10/5 | 高原と温泉を満喫 九重山群, 主峰 久住山 1787m, 最高峰 中岳 1791m | 大分県 | |
9/25-27 | up笠新道から 飛騨の秀峰 笠ヶ岳 2898m |
北 アルプス | |
8/7-11 | up南アルプス南部の核心部 荒川三山~赤石岳縦走 |
南 アルプス | |
7/25-26 | 西日本最高峰 石鎚山1982m | 愛媛県 | |
5/14 | up奥美濃の盟主 能郷白山 1617m |
岐阜県 | |
4/27 | up奥近江の盟主 金糞岳 1317m あッ槍~! |
滋賀県 | |
4/12 | up鈴鹿山系の霊仙山 1094m | 滋賀県 | |
1/30 | up冬の高見山 1248m | 奈良県 | |
1/11 | up樹氷輝く愛宕山 924m | kyou京都府 | |
・3/02 up金山 540m |
兵庫県 | ||
2 0 0 6 |
11/4 | 福智山 901m | 福岡県 |
10/7-10 | up雪と紅葉の涸沢カール[ブログ] | 北 アルプス | |
9/3-5 | up木曽駒ヶ岳 2956m~宝剣岳 2931m~空木岳 2864m縦走 | 中央 アルプス | |
8/1-5 | up立山・五色ヶ原・薬師岳縦走 (立山雄山3003m~五色ヶ原~鳶山2616m~越中沢岳2591m~薬師岳2926m) |
北 アルプス | |
5/31 | up取立山 1307m | 福井県 | |
5/25 | up京都大学芦生研究林 | 京都府 | |
3/25 | up三岳山 839m | 京都府 | |
・3/05 up千ガ峰 1005m |
兵庫県 | ||
2 |
8/4-8 | up雲ノ平 (鷲羽岳2924m~祖父岳2825m~雲ノ平~三俣蓮華岳2841m~双六岳2860m) |
北 アルプス |
7/27-30 | up白馬三山縦走 (白馬岳2932m~杓子岳2812m~白馬鑓ガ岳2903m) |
北 アルプス | |
5/26 | up大日ヶ岳 1709m | 岐阜県 | |
4/17 | up青葉山 699m | 福井県 | |
4/9 | up那岐山 1255m | 岡山県 | |
・10/13upおごしき山1095m《平成之大馬鹿門》 |
兵庫県 | ||
2 0 0 4 |
9/14-17 | up北岳 3193m~間ノ岳 3189m | 南 |
7/30-8/2 | up燕岳 2763m~大天井岳 2922m ~常念岳 2857m ~蝶ヶ岳 2664m |
北 アルプス | |
6/15-16 | up八ヶ岳 赤岳 2899m~阿弥陀岳 2805m |
八ヶ岳連峰 | |
5/26 | up荒島岳 1523m | 福井県 | |
5/12 | up観音寺山 433m | 滋賀県 | |
・5/1 三尾山 586m ・4/29 愛宕山 648m ・4/22 千丈寺山 590m |
兵庫県 | ||
2 0 0 3 |
9/15-19 | up奥穂高岳 3190m ~涸沢岳 3110m |
北 アルプス |
8/1-5 | up槍ヶ岳3180m~大喰岳3101m | ||
7/6 | 武奈ケ岳 1214m | 滋賀県 | |
5/28 | 伊吹山 1347m | ||
5/21 | 大台ケ原山 1695m | 奈良県 | |
4/22 | 藤原岳 1140m | 三重県 | |
・9/8 小金ケ岳 725m ・8/16 * 三嶽 793m |
兵庫県 | ||
2 0 0 2 |
10/18 | 氷ノ山 1510m | 兵庫県 |
10/3 | 大山 1729m | 鳥取県 | |
9/13-16 | 爺ケ岳 2670m~鹿島槍岳 2889m | 北 アルプス | |
9/9 | 剣山 1955m | 徳島県 | |
7/27-28 | up白山 2702m | 石川県 | |
・10/30 六甲山 931m ・9/3 笠形山 939m |
兵庫県 | ||
2 0 0 1 |
7/15-16 | 立山雄山 3003m~大汝山 3015m~浄土山 2831m | 北 アルプス |
・5/20 但馬の妙見山 1139m ・5/20 蘇武岳 1074m ・5/1 千町ガ峰 1141m ・4/28 鉢伏山 1221m |
兵庫県 | ||
2 0 0 0 |
12/17 | 天保山 4.5m | 大阪市 |
9/2-3 | 富士山 3776m | 富士山 | |
8/12-13 | 富士山 3776m | 富士山 | |
・11/23 高御位山縦走 304m |
兵庫県 | ||
1 9 9 9 |
8/9-10 | 乗鞍岳 3026m | 北 |
8/11 | 八方尾根→唐松岳 2696m | ||
・有馬富士374m ・羽束山524m ・三草山 ・大舟山653m |
兵庫県 | ||
1 9 9 4 |
6/ | 大台ケ原山 1695m | 奈良県 |
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春の彩りもにぎやかになった4月の半ば、初対面の赤紫色のスミレは、コバノミツバツツジやショウジョウバカマとともに、いつも通る車道脇の落葉樹の林縁に咲いていました。
葉裏の紫色から名がつけられたという シハイスミレ(紫背菫)スミレ科。 (5/2撮影)
葉の表面に少し光沢がありました。
本州の中部以西に多い種らしく、六甲山系では普通によくみられるということで、なるほど、なるほど、納得です
ため池の周囲の土手で見つけた小さなスミレ。シハイスミレの変異のなかまで名はやはり葉色からつけられたようです。
ハグロシハイスミレ(葉黒紫背菫) (2009/4/8撮影)
同じく、シハイスミレの変異のなかまで
フイリシハイスミレ(斑入り紫背菫) (2008/4/20撮影)
滋賀県の山歩きで出会って2年
この(↑)スミレがシハイスミレって、ず~っと思い込んでいましたが、自宅近辺で、図らずも目に留まったスミレが、本家本元であることを知って、びっくり
同じく、名が分からずお倉入りにしていたハグロシハイスミレと共に、急ぎ倉庫から引っ張り出してきました。 側弁は無毛。距は少し細めで上向き。
あ、もしかして…、私にとっては、夢の幻的存在の、あの木を遂に発見とばかり、ワクワクしながら調べてみたら違っていた。
自生のナンジャモンジャは、ごく一部にだけ分布する珍しい落葉高木なので、わが散歩道では出合うワケがないようです。
(↓) じゃ~、なんじゃもんじゃ? ...( ^^)ノノ
山地に自生する落葉高木で
モクセイ科のマルバアオダモ(丸葉青だも)でした。
(5/2) ふわっとしたの白い花を枝先にいっぱいつけて。
葉は奇数羽状複葉で雌雄異株。まだ若木のようです。
ちなみに、ナンジャモンジャはモクセイ科のヒトツバタゴの別名です。
後日、偶然にナンジャモンジャに出会い感激でした。 2010.6.4 あの木は なんじゃもんじゃ!!! ≫≫
あ、もしかして…ウワズミザクラ !!! って
...間違って覚えて、シッマタ~...( ^^)ノノ 漢字を見れば一目瞭然。
ウワミズザクラ(上溝桜)バラ科。 (5/2)
山地に自生する落葉高木で、総状花序の白色の5弁の花。
果実は黄赤色から黒く熟し、
つぼみや若い果実は塩漬けにして食べられるそうです。
あ、もしかして… ちょっともじゃもじゃのウブゲがいっぱいついてた、あの紅い実の花。 (5/2)
ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽)スイカズラ科。
なんとも楽しげな名前です。山野に自生する落葉低木。
紅い実の写真は≫こちらからどうぞ≫
2007/6/15「昨日、梅雨入り」の記事へ
黒光りのする黒豆に似た5~6mmのちょっと可愛い種を、友達にいただき蒔いてから、もう何年になるのか…毎年のことながら、青葉若葉に映える純白の花にハッとさせられます。 シロヤマブキ(白山吹)バラ科 (4/25)
高さ1~2m、株立ちの落葉低木。花径は4cmばかり。
4弁の花には果実が4コつき、黒く熟す。葉は対生。
ちなみに、山地でも見かける黄色のヤマブキは5弁花で葉は互生です。
手入れを怠っていて、目下自生のように育っている園芸種の我がヤブツバキ ^^ ノノ。今年はお花の不作年?!とあきらめてたそのとき、硬質の葉にかくれて咲いてた真紅の花。 ヤブツバキ(藪椿)ツバキ科 (4/27)
10~15mの常緑高木。 山地では見上げるばかりの高木をよく見かけます。
ただいま北側の狭い庭というか通路と言った方が良いでしょう…大群生になりつつある白紫色の花。 シャガ(著莪)アヤメ科 (4/27)
常緑の多年草で、葉は2.5cmばかりの剣形。
胡蝶花ともいわれるようです。