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やまなしなひび-Diary SIDE-

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超初心者の自分がキンドルファイアHDを起動して漫画を読んでみた

 自分は今年中にキンドルダイレクトパブリッシングを使って電子書籍を出版するつもりなのですが、正直なところ、このブログを読んでくださって「やまなしさんの漫画を楽しみにしています!」と思ってくださる人であってもほとんどの人はタブレット端末なんて持っていないと思います。

 スマホならばそれなりに普及しているでしょうがスマホのサイズだと漫画は流石に読みづらいでしょうし、日本ではPC用のアプリも配信されていない現状―――正直、出版しても「買ってくれる人が何人いるのか」とは思っています。



 自分もデジタル機器が苦手な方ですから、その気持ちはすごく分かります。
 自分はタブレット端末どころかスマホすら持っていません。「何となく色んなことが出来るんでしょ?」という漠然とした気持ちで高い買い物をしても、禄に使いこなせないんじゃないか―――と思っちゃいますから。その意味では、自分はタブレット端末やスマホの“超初心者”なんです。



 ならば、“超初心者”が“超初心者”に向けて記事を書くべきだと思ったのです。
 世の中にはこういうデジタル機器に詳しい人がごまんといて、細かく解説をしてくれている記事がたくさんありますよね。難しくて読めないですよね。「これくらいは知ってるでしょ?」と説明を端折られていることすら分からないから、何が何やらですよね。それが私達“超初心者”ですよね。

 なので、私はそういう詳しい人達とは違った視点で、今回購入したキンドルファイアHDについて本当に「初めてタブレット端末に触った人」として「キンドルファイアってこんなことが出来るんだ!」と思ったことを一つ一つ書いていこうと思うのです。それは、“超初心者”の自分にしか出来ないことだろうと。



 恐らくタブレット端末って、「色んなことが出来る機械」なんだと思います。
 でも、一度に全部の「色んなこと」を書いても“超初心者”の人は理解できないでしょうし、“超初心者”の私もそんなに一度には出来ません。なので、記事を書くのに合わせてちょっとずつ新しいことを覚えていくことにしました。


 今日の記事までに行ったのは……

・起動した
・インターネットに接続した
・漫画を電子書籍で購入して読んだ
・ブログとかホームページを見た


 ここまで!
 このブログを読んでいる人の中には“超初心者”ではない人もいると思いますし、そういう人からすると「そんなことも分かんないのかよ!」「間違ってんぞそこ!」「さっさと先に進め!」と思われることも書くと思いますが……「それが“超初心者”なんだ」と温かい目で見守って、間違いは指摘してもらえると助かります。





 さて、自分が購入したのは「キンドルファイアHD」の16GBバージョン。
 よく分かんないんですけど、他のタブレット端末(iPad miniやNexus7)より安く、HDじゃないキンドルファイアだと後々「やっぱあっちにしとけば…」と思っちゃうかも知れなくて、32GBバージョンは高かったのでコレにしました。

Kindle Fire HD 16GB
Kindle Fire HD 16GB


 充電は付属のUSBケーブルをPC等に繋いでするみたいだったのですが、自分はコンセントで充電したかったので、充電器も購入(USBケーブルの先にこれを付けます)。

Amazon Kindle PowerFast急速充電器 (端末には付属していません)
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 保護シートは700円の非公式な安いヤツを買いましたが、安物だからかサイズがデカイからか、思ったように貼れなくて苦戦しました。他のメーカーのヤツの方が良いかも……Amazonのレビュー点数も超低いですね(笑)。

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 さぁ、始めようか。






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 説明書が英語だとーーーーー!!

 こ、これは十数年前に必死こいて詰め込んだ受験英語の記憶をフル動因する時が来たな!と思ったら。




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 日本語のページもちゃんとありました。
 英語・ドイツ語・スペイン語………などなど、沢山の言語に対応している説明書でした。

 書いてあるのは「充電の仕方」と「電源の入れ方」くらいなんですけどね。



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 電源ボタン、ボリュームコントロールボタン、ヘッドホン端子は側面。
 こっちの側面にはUSBケーブルとHDMIケーブルの端子が付いていました。HDMIケーブル……?



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 電源ボタンを押すと、こういう「どうです!?この高解像度!」という毎回違った映像を見せられます。終了する時は、電源ボタンを短く押すとスリープモード(3DSで言う“蓋を閉じた状態”)、長押しすると「完全に電源を切ってイイですか?」みたいなことを聞いてきてOKを押すとシャットダウン。

 電源を入れた時は毎回上のような画面が出て、鍵アイコンを横にスライドすると始まります。スリープモードで終了していた場合は、その場所から復帰になるみたいです。「前読んでたページから即再開」はイイですね。


 毎回「鍵アイコン」をスライドする必要があるのは、カバンなどに入れていて誤って電源ボタンに触れてしまった時に知らずにムチャクチャな操作が起こらないようにするためでしょうね。
 恐らくこの手の端末では普通に付いている機能なんでしょうけど、スマホもタブレット端末も持っていない自分は「頭イイなぁ!」と思いました(笑)。



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 閑話休題。
 何かチュートリアルみたいのが始まりました。

 画面の上の方をタッチして下に引っ張ってくると設定変更モードになるとか、「ホーム画面に戻る」や「一画面戻る」ボタンは下の方に出るよ、みたいな話。




○ インターネットに接続するまでの話
 さて、こっからが大変でした。
 キンドルファイアHDは「インターネットに繋がっているPCにUSB接続する」だけでは、インターネット接続にならないんですね。いや、なんか勝手にそうなると誤解していたんで……キンドルファイアHDをインターネットに繋ぐためには無線LAN環境が必要みたいです。

 何をしようとしても「さっさと無線LAN設定を済ませろよボケエ」と言われるので、この時点ではただの板です。何とか頑張って無線LAN接続をしましょう。

 この話、恐らくお使いの「回線」とか「無線LANルーター」によって異なる話だと思うんで……「私はこうしたら上手くいったよ」という話が必ずしもみなさんにとっても上手くいくとは思わないのですが。私がやった方法で上手くいく人もいらっしゃるでしょうから、「私の場合」を書いておきます。





 我が家ではDSもWiiもPS3も3DSもWii Uも無線LAN接続しているから余裕だぜーと思ったら、キンドルファイアHDは「AOSS接続」が使えないんですってね。ボタン一発で接続設定してくれる超便利なアレが使えなくて、暗号化キーを入力しなくてはなりません。



 暗号化キーに関しては「そんなこと分かってんだろ」とみなさん思っているからなのか検索してもなかなか情報が出てこなくてすげー苦労しました。だって、“超初心者”の自分からすると「何、暗号化キーって?そんなん設定した覚えないんだけど!」って話ですもの。
 検索すると「無線LANルーターに書いてありますよ」とか「無線LANルーターの箱に書いてありますよ」という情報が出てきたんですけど、我が家の無線LANルーターには一切書かれていませんでした。

 もうこの時点で泣きそうです。
 家に無線LANは通っている。PCには有線で繋がっていて、ゲーム機には無線で繋がっている。なのにキンドルファイアHDを繋ぐ方法が分からない――――


 調べてみたところ、PCのブラウザ(インターネットエクスプローラーなど)から「接続しているルーターの設定」を行うことが出来るらしく、そこに暗号化キーが書かれているそうなんです。自分の場合は「192.168.11.1」と入力したら設定画面が表示されました。詳しく書かれているサイトさんがあったので、そちらをどうぞ。

 管理モードに入るためのパスワードを聞かれたんですが、こちらは無線LANルーターの説明書に書かれていました(暗号化キーとは別のもの)。


 設定画面をあれこれイジると繋がっているPCやゲーム機も切断される心配があるので、なるべくイジらんようにして「AOSS接続先情報」だけを見ます。そうすると現在使用しているSSIDが出るので、キンドルファイアHDが「近くにこんな無線LAN電波が飛んでるみたいだぜー」と言ってきているSSIDと同じか確認して、そこに書かれている暗号化キーを入力するだけです。


 が、

 ここで自分は一時間くらい詰まりました。
 自分の場合は書かれていた暗号化キーが26桁×4行で「104桁」もあったんですよ。しかも大文字入力するの面倒だし……何とか104桁を入力したら「認証失敗」。もう一度一文字一文字チェックしながら入力しても「認証失敗」。もうこの時点で、あー世界などさっさと滅べばイイのにと思うくらいに絶望していたんですが。

 暗号化キーは最初の1行(26桁)だけで良かったみたいです。
 なんでかは知りません!ルーターのメーカーのページを見たらそう書いてあったんです!




 これはゲーム機もそうなんですが、「インターネットに繋げるか」は死活問題ですよね。3DSはインターネットに繋がなくてもソフトをゲーム屋さんで買ってくれば遊べますが、キンドルファイアHDは「コンテンツはダウンロード購入する」のが基本なので、キンドルファイアHDはインターネットに繋げないと“ただの板”です。

 このハードルの高さはネックですよね……
 「誰にでもおすすめ!」とはなかなか言いづらい。インターネットに繋げさえすれば、本当に魅力的な機械だとは思うんですけどね。




○ 電子書籍を買って、読む
 ここからが本番じゃーーー!
 AmazonのIDとパスワードを入力すると、普段PCで使っているアカウントがそのまま出てきます。「欲しいものリスト」とかも共有です。


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 自分は「欲しいものリスト」に予めキンドル本を入れておいたので、これを購入……しようと思ったのですが、何故か画面が暗転。あと、どうやらキンドルファイアHDからだと「無料サンプルを送信」のボタンがなくて、PC側から「無料サンプルを送信」を押すことにしました。


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 すると、数秒後にはキンドルファイアHDのトップページにサンプル本がズラリ!
 どうやらこのトップページは「最近読んだ本」とか「最近買った本」とか「最近見たインターネットサイト」が一列になって並ぶみたいですね。

 ここはあくまでトップページなので、アイコンを長押しして「スライダーから削除」をするとここからは消えます。アイコン長押しは、WindowsPCで言う「マウスの右クリック」と同じような使い方らしい。



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 スライダーから削除しても、上部メニューの「本」→「端末」のところにずらっと並んでいます。
 というか、買ってもいない辞書が予めここに入っているんだけど何のサービスだ。俺に英語であの説明書を読めというのか!



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 活字の本はこんなカンジ。
 「思ったより画面がデカイなぁ」という印象。解像度が高いので文字もクッキリ。



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 「思ったより画面がデカイ」と思ったので、比較対象として「少年漫画の単行本」「青年漫画の単行本」「漫画の文庫本」を持ってきて大きさを比べてみることにしました。そしたら、「あれ?思ったより小さいんだな」と逆に驚いたという(笑)。


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 こんなカンジ。
 「文庫本サイズよりもちょっとだけ小さい」サイズですね。

 目安として「漫画の文庫本」を見てみて、「このくらいでも全然イケるな」と思うか「この文字の小ささだと老眼がキッツイ」と思うかを調べてみるのがイイかもです。
 自分は「全然問題ないな」と思いましたが、20年後も同じことを言えるかは自信がありません。その時は大画面端末も安くなっているだろうしそっちを買おうかな!



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 横持ちにすると自動で見開き表示になるのだけど、こちらは流石に私でも「画面小さっ!」と思いました(笑)。見開きを多用するスポーツ漫画とかアクション漫画とかは厳しいかもですね。
 昔のジャンプ漫画をキンドルで集めようと思っていたのだけど、見開き多用している漫画かどうか調べてからにしようかな……『聖闘士星矢』とかはキツそう。


 ちなみに「横持ち」「縦持ち」で画面が自動的に切り替わる仕様は、設定でロックをかけることも出来ます。漫画を読む分には切り替える必要ないけど、ネットサーフィン時にはかなり役立つので悩ましいところ。


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 あと、こんな風に一部分を拡大して表示することも可能です。
 2本の指をタッチして広げる動きをすると、そこが拡大されるという……男子連中に分かりやすく説明すると「くぱぁの動きをすると大きくなる」と言えば分かりやすいでしょうか。ハイ、これで数少ない女子読者が更に減りましたよっと。


 ただし、この拡大した状態のまま読もうとするのは正直シンドイです。
 漫画家は「1ページ単位」で視線誘導を考えてコマ割配置しているんで、コマごとに見せられても狙った間にならないんですよね。4コマ漫画とかならまぁいいかもですけど。


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 キンドルの「無料サンプル」は全体の1/10と自動で用意されるので、唐突に終わって「続きを読みたいのなら買ってね!」と出てきます。しかし、その画面の殺風景&文字の小さいこと!もうちょっと買いたくなるようなレイアウトにしませんかね!

 私個人としては「無料サンプル」は大歓迎。
 特に漫画は「絵柄が肌に合うかどうか」が大きいので、表紙詐欺に合わないためにもこういうサービスは念願のサービスだと思っていました。それだけに、購入への導線をもうちょっと何とかして欲しいなぁ(笑)



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 無料サンプルの本は、画面下部のスライダーの傍に「今すぐ購入」ボタンが毎回現れるので。そっちを押しました。そうすると、この画面。
 無料サンプルは数秒後に既にキンドルファイアHDに表示されてて驚いたのですが、本編ダウンロードはちょっと時間がかかります。漫画は特に時間がかかるでしょうね。体感時間としては、DSiLLでDSiウェアを買った時と同じくらいだったと言えば分かりやすいでしょうか。そうでもないですか。


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 そうそう。キンドルファイアHDで漫画を読む場合、画面下がメニューボタンになっていて。
 真ん中のアイコンを押すと「目次」になります。


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 こんな風に。
 もちろんページ指定ジャンプも出来ますし、何となくスクロールでジャンプすることも出来ますし、「戻る」ボタンでやっぱさっきのとこ戻るとかも出来ます。


 ただ、「紙の本」を「電子書籍化している」場合。
 ページ内に書かれているページ数と、データとしてのページ数にズレがありますね。





 んで、実際に漫画を1冊電子書籍で購入・読破した感想ですが。
 「思った以上にイイわ」という感触でした。

 「見開き表示じゃないのでページをめくる動作が2倍になって面倒」という声を聞いてて不安だったんですが、ページをめくる動作とちがって、画面の端に親指をかけてちょこっと動かすだけでめくれるので。慣れるとこっちの方が全然楽ですわ。
 スリープモードにしておけば前に読んだところから始まるし、他のこと(ネットサーフィンとか)をしていても、アイコンを触ると「前回読んだところから始まる」のもすごく楽です。


 難点があるとすれば、先ほど書いた「見開き多用する漫画は厳しいかも」というところくらいですかね。自分が1冊目に買った『この世界の片隅に』は「1ページごとにじっくり読む」タイプの漫画だったので問題がありませんでしたが、今後買っていく漫画はどうだか分からない不安はあります。


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○ インターネットブラウザをWii Uのインターネットブラウザと比べてみる
 「Wii Uは、iPadと比べて、どうなんですか?」なんて質問を宮本茂さんにして笑ってもらえるのは、きっと世界広しと言えども糸井さんくらいなんじゃないかなーと思います。

 タブレット端末とWii Uでは目指しているものも得意としているものも全然違います。
 タブレット端末は充電池で動くから「消費電力を抑えた処理」しか出来ないのに比べて、Wii Uはコンセントで動いているから「高解像度のゲーム」なんかも余裕で動かせる――――――
 その一方で、Wii Uゲームパッドはコンセントに繋がっている本体から電波が届く範囲でなければ使えないのに比べて、タブレット端末は(コンテンツさえ端末に保存しておけば)世界中のどこでだって持っていって使えるのでしょう。



 だから、「競合商品」では本来ないと思うんですが。
 敢えて、今回は「Wii Uゲームパッドの画面でインターネットを見る」のと「キンドルファイアHDでインターネットを見る」のを比べてみるのです。正直、この用途ではこの二つの機械はすごく似ているんですもの。


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 キンドルファイアHDが「縦持ち」「横持ち」によって画面が変わるのに対して、Wii Uゲームパッドは「横持ち」限定みたいですね。昔のコンセプト映像で縦持ちにしたような気がするんですが、実際に製品化されたものとは仕様はかなり違いますね。



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 「横持ち」にするとほぼ同じくらいの画面になることが分かると思います。
 高低差があるので、実際にはキンドルファイアHDの方がちょっと画面が大きいですね。


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 Wii Uゲームパッドは「+アイコン」を押すことで拡大され、キンドルファイアHDは「くぱぁ」の操作で拡大されます。
 実際にブログなどを読む分にはこんなカンジに画面幅を合わせて読むと思いますが、ほぼ同じサイズ。このカンジだと「Wii Uでもキンドルアプリ出ないかな…」と思うんですが、まぁそれは別の話ですね(笑)。


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 YouTubeも見られます。
 長時間の映像は読み込みにちょっと時間がかかりましたが、待っていれば再生できました。


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 画面のカンジもほぼ一緒ですね。

 ちなみにニコニコ動画は見られません。Flash使うサイトは全滅なのは両方一緒。
 ただし、Wii Uの方は「ニコニコ動画を観るソフト」が無料配信されていて、今はテレビ画面がないと観られませんが、後々のアップデートで「ゲームパッドだけでニコニコ動画が観られるように」する予定だそうです。


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 「HOME画面に戻る」ボタンを押すと、こんな風に「最後に観ていたWEBページ」が「さっきまで読んでいた電子書籍」と並んで表示されます。もちろんこれをクリックするとその場所から再開されて、「さっき読んだ続きから」読めるということです。





 この二つの機械でのインターネット閲覧を比べてみたところ――――
 「便利」なのはキンドルファイアHDです。
 Wii Uゲームパッドが本体からの距離に厳しく制限されるのに対して、キンドルファイアHDは無線LANが届く範囲ならばどこでも快適にブログが読めるんでかなり重宝しています。
 また、Wii Uはどうしたって「家族がみんなで使うもの」だからスリープモードが実装できず、起動する度に自分のアイコン選んでインターネットブラウザ選んでって操作が必要なんですよね。キンドルファイアHDにはスリープモードがあるので、疲れたらスリープ、読みたくなったら電源一発&鍵アイコンスライドで前回のところから読み始められるのです。



 ただ「使いやすい」のはWii Uゲームパッドかなぁとも思います。
 ブログなどの長文を読む場合、キンドルファイアHDでは上下方向のスライドが必要なんです。さっき電子書籍を読む際に「親指をちょっと動かすだけでページがめくれるから便利」と書きましたが、親指を→こう動かすのと↑こう動かすのでは若干勝手が違うし、ブログなどではちょっと動かすだけではちょっとずつしかスクロールしないし。「アナログスティックを傾けているだけでどんどんスクロールする」Wii Uゲームパッドは実はすごく使いやすいんだなと。

 拡大ボタンとかブックマークの場所が分かりやすいのも、流石の任天堂。
 キンドルファイアHDの方はブックマークがどこかしばらく探しましたもの。

 Wii Uの方はZRとZLを同時押しで「ジャイロセンサーを使って超高速スクロール」が出来るのも便利。長々と読んだブログの一番上にこれで一瞬で戻れるのは地味に重宝しています。

 もちろん、YouTubeの映像などを「テレビの大画面に映す」のが楽というのもありますね。
 キンドルファイアHDもHDMIケーブル使えば出来るのかな……専用のケーブルを別途買わなきゃいけないっぽいので試していませんが。


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○ ファーストインプレッション
 インターネットに繋がらなかった時はどうしようかと絶望していたのですが、繋がってしまえば「思った以上に使いやすい」と思いました。

 アップル製品に慣れている人は「Android端末はクソだ」とか、他のAndroid端末に慣れている人は「キンドルファイアはクソだ」とか、やたらめったらTwitterで呟いている人を見かけていたので不安だったのですが―――自分のような“超初心者”には全く問題がなかったです。


 今のところは。
 今後また新しいことをやろうとすると直面するのかも知れませんが。



 それと、電子書籍としてのキンドルは「新しいメディア」というカンジは確かにしますね。
 この辺はまた別の機会に語ろうかなと思います。

| 漫画読み雑記 | 17:53 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

確かに、このサイズのタブレットは凄くコンパクトで便利なのですが、漫画を見開きで読めないのが唯一のネックですね。
個人的に見開き演出が多い漫画をよく読むということもあって、私の場合は結局ミニじゃないiPadに落ち着きました。
やまなしさんの漫画も楽しみにしています!

| ああああ | 2013/02/05 12:46 | URL |















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