「はじめてのあく」の東雲雪路、通称「ユキ」がはじまった件
というか僕はビジュアルなら「はじあく」ヒロインNO1だったんですけど、エッチなコスプレを平然と着てのけたり、キョーコやアキの弄りっぷりといい、ヒロインの中でも一つ上の所というかステージというか立ち位置にいるかなって思ってました。

「かってに改蔵」におけるすず部長とか、「さよなら絶望先生」における風浦可符香、「ネギま!」の那波千鶴、「らんま1/2」におけるかすみさん、ハヤテのごとく!」における伊澄さん的な。掴み所がないキャラというか。大抵1人だけ別世界にいるというか。ハプニングとか起きても1人だけ無風状態的な。何事にも物怖じしないキャラで、ある意味で無敵キャラ

ユキは僕の中でその手の立ち位置のキャラだったわけです。
そんな「動じない、慌てない、恥ずかしくない」の三拍子揃った最強キャラであるユキの神話が崩れるとしたら…それはご褒美である。

体育祭でもきわどい格好を平然とやってのけるていたのですが一転。部活対抗リレーで緑谷が転んだ拍子にたいへんな事になってしまうわけです。

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大変な事

転んだ拍子に衣装脱がして顔面ダイブである。
そんなTo LOVEるが起こってしまいました。この手の無敵キャラはエッチなハプニングを回避する能力がズバ抜けていて、これだけでも十分ご褒美となりえます。あと、一番大事な事はユキはブラをつけていないという事です。

そして無敵キャラは例えエッチな展開になろうとも「あらあら、まあ」と平然と流すものだと相場は決まっています。何が起きても「動じない、慌てない、恥ずかしくない」です。

しかしである。
どうせ笑って済ますだけかと思いきや、今回のユキの反応は一味も二味も違いました。なんと動じて慌てて泣いちゃったんだってばよ!

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まじ泣き

「ひどいよ…緑谷くん…!」って、まるで酔って眠ってる隙に処女を奪われちゃった乙女みたいな表情でマジ泣きしてしまったユキ。無敵キャラのマジ泣き…恐ろしい破壊力です。貴重なシーンを見れたと満足してたら甘かった。これからが本当の地獄でした(ブヒる的な意味で)。

そもそも、ユキは全校生徒の前で辱めを受けたことに泣いてしまったわけでなく、後輩が縫ってくれた衣装を破かれた事に怒っていたのでした。さすがユキ…この娘が恥ずかしくて赤面する事なんて一生ないのかと思ったら!

その時歴史が動いたのです。
緑谷が「ドラえもん」の"さよならドラえもん"でジャイアンを退けたのび太ばりの活躍を見せて「ボクは東雲さんが好きだから!」と叫ぶの本人が聞いてさあ大変!とんでもない事になるんだってば!

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とんでもないこと

ブヒィィィィィィィィィィ!!

チェス盤をひっくり返す考えですよ。「動じない、慌てない、恥ずかしくない」無敵キャラが「動じる、慌てる、恥ずかしい」になった時の威力は半端じゃありません。大赤面して「かあっ」と可愛らしいポーズを取ったユキには、クララがはじめて立った時以上の感動に湧き上がりました。

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