ジャズやるべ♪
山形が舞台やロケ地となる秋の映画第一弾!
「ウォーターボーイズ」で一躍有名になった矢口史靖監督の最新作、「スウィングガールズ」が11日に公開されました!
架空の街が舞台となっていますが、主なロケ地は山形県・置賜地方。登場人物のほとんどが置賜弁を喋るとあって、これは必見でしょう。
と、言うわけで早速今日12日に見に行ってきました。わざわざ、映画の地元・米沢市にあるワーナーマイカルシネマズ米沢で見る手の込みようです。
さすがに観客のほぼ全員が地元とあってか、笑いのツボが違う。オープニングの学校のシーンでいきなり「あ、高畠高校だ」と出てくる。カラオケボックスとパチンコ屋がどこだかわかる。微妙な方言にダメ出しが入る。流石。
いちばん驚いたのは、主人公が中古のサックスを買いに行った「エビスヤ」が映った瞬間に、劇場のいたるところから笑いがおきたこと。こんなの全国でもここだけじゃないか?
さて、映画はと言うと、ウォーターボーイズと似たようなストーリーながら、随所に置賜っぽさ(適当な表現)が出ていていい感じです。出身地に係らず、ジャズに興味がなくても見ていて面白い作品でしょう。個人的には、方言を出すのに語尾「~だべ」「~ず」に頼りすぎていた気がするのと、軒並みイントネーションに違和感を感じた。って、キャスト全員県外出身かよ!それであれならすごいことだぞ。ついでに書くと、タイトルの「ジャズやるべ♪」は、ポスターのコピーにもなった文句だけど、どう考えても「ジャズすっぺ(欲を言えば「ぺ」と「べ」の中間)♪」のほう近い気がする。
本当は、パンフでも買って画像をアップしようかとも思ったんだけど、マイカル米沢では既に売切れで、来週入荷予定(窓口君談)だってさ。公開から30時間で売切れかよ。来週あたり、パンフ片手にロケ地を回ってみようかと思います。
まだ見に行っていない人、見に行こうかと思っている人、もう一度見たい人、ぜひ映画館に足を運んでください。全ての人間は2種類に分けられる!『スウィングガールズ』を見る人間と、見ない人間だ!
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※追記
ワーナーマイカルシネマズ米沢にて、19日19時15分からの上映に先立ち、部隊挨拶が行われるとのこと。17人のスウィングガールズと矢口監督が訪れるとのことで、こいつは必見だ。でも私はどうやら無理だなこれは。
なお、情報によると、15日から予約開始だとか。詳しくは劇場まで問い合わせあれ。