平成18年度道路関係予算配分概要(国土交通省・道路局)
平成18年度山形河川国道事務所事業概要(国土交通省・山形河川国道事務所)
道路開通情報(国土交通省・道路局)
さる3月31日に国土交通省の18年度予算の道路関係予算配分の概要が発表された。道路関係予算の事業費が昨年度比約94%という、まあこのご時勢ならではの結果。
そんな中、山形県に関することだけを抜き出すという、正直県外の人にとってはどうでもいいエントリー。気になる人は上のリンク先から山のような PDFファイルを開いてください。早い話が、18年度に国のほうでどういう風に新規に着手したり、開通させたりするのかという青写真の提示なのです。概要については国土交通省verを、詳しいものについては山形河川国道事務所verを見るべし。
まずは国土交通省verでざくっと調べる。
○一般国道のうち直轄国道
・供用予定箇所:R13尾花沢新庄道路(尾花沢市野黒沢~毒沢 6.1km)
・新規事業箇所:R47高屋道路(戸沢村古口 3.4km)
○一般国道のうち補助国道
・供用予定箇所:なし
・新規事業箇所:なし
おお、ついに尾花沢新庄道路が尾花沢バイパスの先のR13接続部分まで開通するのですね。以前「尾花沢新庄道路に、道の駅併設のPA設置へ」でも書いた道の駅+PAもどうやら一緒に開業できるのかな。
細かい話は山形河川国道事務所のほうを見てみる。
上に書いた新規事業着手の箇所や開通予定の箇所のほかに、交差点改良についてもいくつか前進する点があるみたいだ。
○交差点改良
・完成予定箇所:R13糠野目交差点(右折レーン設置)
・新規事業箇所:R112元木交差点(右折レーン設置)
・新規事業箇所:R112下条交差点(交差点コンパクト化)
・新規事業箇所:R113今泉交差点(右折レーン延長)
○歩道整備
・完成予定箇所:R112山形市南一番町地内
・新規事業箇所:R112西川町海味地内
○視距改良
・新規事業箇所:R13金山町飛森地内
きた。米沢からR13を北上すると、糠野目橋を渡ったところでまず間違いなく渋滞するけど、元凶となっていた糠野目交差点に右折専用レーンが設置されるそうです。おお、これはかなり渋滞解消効果があるんじゃないか。
そのほかのR113今泉交差点を筆頭に、県内有数の渋滞ポイントとなっている交差点が入っていますね。
また、たとえばR112西川町海味というのは、例のデンジャーゾーンが設定された付近だと思うので、これで歩行者の事故が減ればいいと思うし、金山町のR13では視界を確保するために道路の線形を改良するとのこと。
このほか、現在県内各地で進行中の道路事業の中で目を引くところというと、バイパスや改良区間かなあ。
・R13上山バイパス:南陽市中川でトンネル工事に着手。ていうかそこどこだよ。と思ったら中川中の裏の山か。
・R13米沢拡幅:将来の米沢ICから既に拡幅が終わっている食肉市場付近までの拡幅事業。旧万世橋の撤去にとりかかるそうです。
さらに、県管理の3ケタ国道でも18年度に以下の区間が開通予定だそうです。
・R347大久保バイパス(村山市稲下~同市長善寺 0.7km)
・R347尾花沢バイパス(尾花沢市尾花沢 1.6km)
・R458本合海バイパス(大蔵村清水 0.8km)
ごめん、場所まで探す余裕が無いや。
個人的には、除雪とか歩道の整備とかに厚くあててほしいのだけど、後進県ではまだ仕方ないのかなあ。