2019北海道ツーリング 5日目 ~旭山動物園~
五日目の朝ご飯は「リッチミルクプリン きぬ」と「シープミルク」(羊乳)
プリンはプリンらしからぬ・・・というかこれムースなのでは?
シープミルクは牛乳に生クリームと塩を少々なお味で、やや牧草臭さ?を感じる。
どちらも入手難易度は高めな逸品で、お値段はそれなり。
朝食後は昨夜余ってしまった薪で再度の焚き火。追い焚き?笑
で、焚き火しつつもマッタリ撤収作業。
ふらりとやって来た常連のキャンパーさんとキャンプ談義。
美深アイランドは長期滞在者も多く繁忙期は大変な混雑具合なんだとか。
そらアクセスよし。設備よし。管理よし。だもんな。納得。
さて、まったりし過ぎて既に結構イイ時間になってしまいました。
が、せっかくなのでキャンプ場併設の美深チョウザメ館(入館無料)を見学。
コンクリート製のレリーフがなかなかのワザモノ・・・の様な気がします。
天塩川に生息していたのと同種のミカドチョウザメの剥製。
!!なんと言うことでしょう。チョウザメはかつて北海道にも生息していたのです。
今までロシアの魚という認識しかありませんでした・・・。
水槽で養殖されているチョウザメ達。
カプセル自販機で餌を購入し、与える事が出来ます。
コイやフナとサケ、マスが一緒の水槽に居るとすごい違和感が。
チョウザメ館は小さな施設なので見学はすぐに終了しました。
美深を出発し南下します。
「わっさむ かぼちゃの王国」へ。
日本のカボチャ総生産量の50%が北海道だそうです。
その中でも和寒はカボチャの収穫量日本一の町。
カボチャソフトクリーム。
しっかりとカボチャの風味があり好印象。
お土産にかぼちゃ沢庵とかぼちゃの種を購入。
さらに南下し旭川へ。
本日の目的地「旭山動物園」
駐輪場に和歌山ナンバーのGSR250が駐まっていて、ちょっと仲間意識w
園内では鳥類がたくさん飼育されておりまして、猛禽類が充実していました。
剥製と骨格標本がメインの建物もありましたが、えらく閑散としていました。
オオカミは良いですね。何時間でも見ていられそう。
さて、入園が遅かったこともあり、あっという間に閉園時間が近付きました。
閉園よりも前の時間から動物達は順次お片付けされて行きます。
みんな早く自室?に返りたいのか、ソワソワしている動物達をあちこちで見かけます。
その姿は定時退勤をキメるリーマンの様でもありました。
自身も手短に土産物などを調達し退園。
旭山動物園、そこかしこに職員の方々の誠意や愛情がかいま見える良い施設でした。
あと、動物園特有の匂いが控えめ。人口密度ならぬ動物密度が低いのかも?
ちなみに旭山動物園で一番驚いたのが入園料の安さでしたw
日本屈指の動物園なのに820円!? 年間パスポートが1020円!? 倍は取れるでしょ!?
(2020年の春から1000円と1400円になります。)
晩ご飯は動物園からほど近い、「特一番本店」さんへ。
醤油ラーメンがオススメな昭和25年創業の老舗ラーメン店との事。
しかしオイラは味噌ラーメンを頼んでしまったのだw
さて本日、特に宿を定めては居なかったのですこし思案。
少々北に戻る事になりますが、そろそろ洗濯もしたいな・・・と言うことで。
この日は比布駅に隣接のライダーハウス、地域ふれあい館(ブンブンハウス)のお世話になる事に。
先着していた同宿の方々はなかなか濃い面々で、楽しい夜をすごしました。
プリンはプリンらしからぬ・・・というかこれムースなのでは?
シープミルクは牛乳に生クリームと塩を少々なお味で、やや牧草臭さ?を感じる。
どちらも入手難易度は高めな逸品で、お値段はそれなり。
朝食後は昨夜余ってしまった薪で再度の焚き火。追い焚き?笑
で、焚き火しつつもマッタリ撤収作業。
ふらりとやって来た常連のキャンパーさんとキャンプ談義。
美深アイランドは長期滞在者も多く繁忙期は大変な混雑具合なんだとか。
そらアクセスよし。設備よし。管理よし。だもんな。納得。
さて、まったりし過ぎて既に結構イイ時間になってしまいました。
が、せっかくなのでキャンプ場併設の美深チョウザメ館(入館無料)を見学。
コンクリート製のレリーフがなかなかのワザモノ・・・の様な気がします。
天塩川に生息していたのと同種のミカドチョウザメの剥製。
!!なんと言うことでしょう。チョウザメはかつて北海道にも生息していたのです。
今までロシアの魚という認識しかありませんでした・・・。
水槽で養殖されているチョウザメ達。
カプセル自販機で餌を購入し、与える事が出来ます。
コイやフナとサケ、マスが一緒の水槽に居るとすごい違和感が。
チョウザメ館は小さな施設なので見学はすぐに終了しました。
美深を出発し南下します。
「わっさむ かぼちゃの王国」へ。
日本のカボチャ総生産量の50%が北海道だそうです。
その中でも和寒はカボチャの収穫量日本一の町。
カボチャソフトクリーム。
しっかりとカボチャの風味があり好印象。
お土産にかぼちゃ沢庵とかぼちゃの種を購入。
さらに南下し旭川へ。
本日の目的地「旭山動物園」
駐輪場に和歌山ナンバーのGSR250が駐まっていて、ちょっと仲間意識w
園内では鳥類がたくさん飼育されておりまして、猛禽類が充実していました。
剥製と骨格標本がメインの建物もありましたが、えらく閑散としていました。
オオカミは良いですね。何時間でも見ていられそう。
さて、入園が遅かったこともあり、あっという間に閉園時間が近付きました。
閉園よりも前の時間から動物達は順次お片付けされて行きます。
みんな早く自室?に返りたいのか、ソワソワしている動物達をあちこちで見かけます。
その姿は定時退勤をキメるリーマンの様でもありました。
自身も手短に土産物などを調達し退園。
旭山動物園、そこかしこに職員の方々の誠意や愛情がかいま見える良い施設でした。
あと、動物園特有の匂いが控えめ。人口密度ならぬ動物密度が低いのかも?
ちなみに旭山動物園で一番驚いたのが入園料の安さでしたw
日本屈指の動物園なのに820円!? 年間パスポートが1020円!? 倍は取れるでしょ!?
(2020年の春から1000円と1400円になります。)
晩ご飯は動物園からほど近い、「特一番本店」さんへ。
醤油ラーメンがオススメな昭和25年創業の老舗ラーメン店との事。
しかしオイラは味噌ラーメンを頼んでしまったのだw
さて本日、特に宿を定めては居なかったのですこし思案。
少々北に戻る事になりますが、そろそろ洗濯もしたいな・・・と言うことで。
この日は比布駅に隣接のライダーハウス、地域ふれあい館(ブンブンハウス)のお世話になる事に。
先着していた同宿の方々はなかなか濃い面々で、楽しい夜をすごしました。
2019北海道ツーリング 4日目 ~大人?の社会見学~
昨晩は深夜の冷え込みが凄まじく、やや寝不足気味。
モンベルの♯3では力不足な事から外気温が0℃程度まで下がった様子。
幌延のふるさとの森 森林公園キャンプ場。
東側に小高い山があるので朝方の日当たりがよろしくないですね。
撤収時、テントの結露を何度拭き取っても新たな結露が発生し難儀しました。
もっとも無料のキャンプ場ですので、なにも文句はありません。
街の近くのキャンプ場ですが、静かでキレイで快適でした。
さてキャンプ場を撤収し、朝一で向かったのは「豊富町営 大規模草地牧場」。
カメラがアルミパニア内で一晩冷やされていたため、バッチリ結露しました(T_T)
こちら、どれくらい大規模な牧場かというと敷地面積が1500ha。
関西国際空港が1060ha、成田空港が1137ha・・・Σ(;゜0゜)
ちなみに東京ドームにして約320個分だそうです。
まあ関西人の私には東京ドーム指数はさっぱり理解できませんが。
牛横断注意の標識。
珍しいタイプですね。白牛?
牧場らしく牛の群れに遭遇。
一頭の牛が鳴くと他の牛も次々に鳴きます。
過積載の不審者を警戒しているのでしょうか。
緑あふれる道で朝駆けを満喫し、再び幌延に戻ります。
日本原子力研究開発機構 幌延深地層研究センター ゆめ地創館へ。
研究所併設の広報センターで社会見学です。
原子力発電に伴って発生する高レベル放射性廃棄物。
これを高温でガラスと混ぜ合わせ、専用の容器に封入したものがガラス固化体。
1本500kgのガラス固化体はまるで電池のお化けのよう。
どんどん増えるけどコレどうするべ?
って事で2000年に成立したのが「特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律」
乱暴に要約すると「比較的環境の安定した地下深くに放射性廃棄物を埋めるべよ。」
ってわけで研究・開発により各種のノウハウを獲得せねばなりません。
そこで坑道を実際に掘って様々なデータを収集しているのが幌延の研究所。
最終的に地下500mぐらいまで掘ってみる模様。
ちなみに諸々の条件を満たせば実際の坑道を見学可能とのこと。
( ^ω^)・・・ぜひ見てみたかった。
さて件のガラス固化体ですが、日本に保管されているのが現在約25000本。
製造直後のガラス固化体は即死レベルの放射線を放っています。
そしてその表面温度は200℃以上。発熱量にしておおよそ2300W。
だもんでガラス固化体はまず50年ほど冷却されます。
冷却されたガラス固化体はオーバーパックという金属容器に密封されます。
1000年間は密閉を保持できる耐久性が必要なんだとか。
19cm厚の容器はゴジラが踏んでも大丈夫?
地下深くに安置したオーバーパックをさらに緩衝材で保護。
緩衝材の素材はベントナイト。猫砂にも使われる身近な素材ですね。
水分を吸収し膨張する特性を利用し、地下水との接触や流出を防ぐ目的で用いられます。
ガラス固化体の放射能は経過年数に従って減少します。
放射能が20000分の1まで減少すると天然のウランと同程度になるそうです。
しかしそのためには数万年の期間が必要。
数万年先の事など誰も保証はできません。
そもそも人類はあと何年存続し、あと何年文化・文明を維持できるのか?
あまりに遠大な計画に根本的な疑問もなくはなく。
原子力の恩恵を受けている身としては複雑なものもあります。
とはいえ科学技術が進歩し、可及的速やかに原発のゴミ問題が解決される可能性もあります。
思いのほか興味深い施設で有意義な見学時間を過ごしました。
幌延を後にし、北海道的な景色を楽しみつつ南下。
べこちちFACTORYで小休止。
自社牧場の牛乳から製造しているというソフトクリーム。
溶けやすく後味さっぱりで上品な味でした。ミルクジェラートっぽい?
トッピングしたハスカップジャムも甘酸っぱくて〇
順調に南下し音威子府村へ到着。
音威子府村は日本におけるソバ栽培の北限の地です。
ということで昼食は音威子府駅の常盤軒で駅そばです。
見た目の黒さとは裏腹に親近感のあるお味。
しっかりした味がありながらも重たくはなく、サクッと完食。
食後は「道の駅 おといねっぷ」でハスカップ羊羹などを購入。
その後「写真家 小原信好写真展」を拝見し出発。
道の駅にTVの撮影クルーが居たが、どこのTV局だったのだろうか?
音威子府を南下し美深へ。
美深町の東にある「トロッコ王国」に入国。
かつての日本一の赤字ローカル線・美幸線の廃線跡をトロッコで走行できる施設です。
往復10kmを原動機付きのトロッコで30分~40かけて疾走します。
トロッコは意外に加速の効く車体ですが、あっけなく頭打ち。
プアなブレーキと相まって牧歌的な乗り物です。
しかしマッサージチェアもたじろぐ振動で満腹時の乗車はおススメ出来ませんw
短い距離ながら風景の変化もありなかなか楽しめます。
動物の糞が点在していたり、なぜか鮭が一匹落ちていたりと自然を身近に感じられましたw
しかし、おっさんが一人で夕日を浴びながら走る光景はかなりシュール。
北に引き返して「道の駅 びふか」へ。
お目当ての世にも珍しい羊乳のソフトクリーム。
後味さっぱりながら独特の風味とほのかな塩分を感じます。
道の駅の裏手にある「森林公園びふかアイランド」のキャンプ場にチェックイン。
乗り入れ可能で設営楽ちん。
隣接の美深温泉でさっぱりした後は焚火でまったり。
モンベルの♯3では力不足な事から外気温が0℃程度まで下がった様子。
幌延のふるさとの森 森林公園キャンプ場。
東側に小高い山があるので朝方の日当たりがよろしくないですね。
撤収時、テントの結露を何度拭き取っても新たな結露が発生し難儀しました。
もっとも無料のキャンプ場ですので、なにも文句はありません。
街の近くのキャンプ場ですが、静かでキレイで快適でした。
さてキャンプ場を撤収し、朝一で向かったのは「豊富町営 大規模草地牧場」。
カメラがアルミパニア内で一晩冷やされていたため、バッチリ結露しました(T_T)
こちら、どれくらい大規模な牧場かというと敷地面積が1500ha。
関西国際空港が1060ha、成田空港が1137ha・・・Σ(;゜0゜)
ちなみに東京ドームにして約320個分だそうです。
まあ関西人の私には東京ドーム指数はさっぱり理解できませんが。
牛横断注意の標識。
珍しいタイプですね。白牛?
牧場らしく牛の群れに遭遇。
一頭の牛が鳴くと他の牛も次々に鳴きます。
過積載の不審者を警戒しているのでしょうか。
緑あふれる道で朝駆けを満喫し、再び幌延に戻ります。
日本原子力研究開発機構 幌延深地層研究センター ゆめ地創館へ。
研究所併設の広報センターで社会見学です。
原子力発電に伴って発生する高レベル放射性廃棄物。
これを高温でガラスと混ぜ合わせ、専用の容器に封入したものがガラス固化体。
1本500kgのガラス固化体はまるで電池のお化けのよう。
どんどん増えるけどコレどうするべ?
って事で2000年に成立したのが「特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律」
乱暴に要約すると「比較的環境の安定した地下深くに放射性廃棄物を埋めるべよ。」
ってわけで研究・開発により各種のノウハウを獲得せねばなりません。
そこで坑道を実際に掘って様々なデータを収集しているのが幌延の研究所。
最終的に地下500mぐらいまで掘ってみる模様。
ちなみに諸々の条件を満たせば実際の坑道を見学可能とのこと。
( ^ω^)・・・ぜひ見てみたかった。
さて件のガラス固化体ですが、日本に保管されているのが現在約25000本。
製造直後のガラス固化体は即死レベルの放射線を放っています。
そしてその表面温度は200℃以上。発熱量にしておおよそ2300W。
だもんでガラス固化体はまず50年ほど冷却されます。
冷却されたガラス固化体はオーバーパックという金属容器に密封されます。
1000年間は密閉を保持できる耐久性が必要なんだとか。
19cm厚の容器はゴジラが踏んでも大丈夫?
地下深くに安置したオーバーパックをさらに緩衝材で保護。
緩衝材の素材はベントナイト。猫砂にも使われる身近な素材ですね。
水分を吸収し膨張する特性を利用し、地下水との接触や流出を防ぐ目的で用いられます。
ガラス固化体の放射能は経過年数に従って減少します。
放射能が20000分の1まで減少すると天然のウランと同程度になるそうです。
しかしそのためには数万年の期間が必要。
数万年先の事など誰も保証はできません。
そもそも人類はあと何年存続し、あと何年文化・文明を維持できるのか?
あまりに遠大な計画に根本的な疑問もなくはなく。
原子力の恩恵を受けている身としては複雑なものもあります。
とはいえ科学技術が進歩し、可及的速やかに原発のゴミ問題が解決される可能性もあります。
思いのほか興味深い施設で有意義な見学時間を過ごしました。
幌延を後にし、北海道的な景色を楽しみつつ南下。
べこちちFACTORYで小休止。
自社牧場の牛乳から製造しているというソフトクリーム。
溶けやすく後味さっぱりで上品な味でした。ミルクジェラートっぽい?
トッピングしたハスカップジャムも甘酸っぱくて〇
順調に南下し音威子府村へ到着。
音威子府村は日本におけるソバ栽培の北限の地です。
ということで昼食は音威子府駅の常盤軒で駅そばです。
見た目の黒さとは裏腹に親近感のあるお味。
しっかりした味がありながらも重たくはなく、サクッと完食。
食後は「道の駅 おといねっぷ」でハスカップ羊羹などを購入。
その後「写真家 小原信好写真展」を拝見し出発。
道の駅にTVの撮影クルーが居たが、どこのTV局だったのだろうか?
音威子府を南下し美深へ。
美深町の東にある「トロッコ王国」に入国。
かつての日本一の赤字ローカル線・美幸線の廃線跡をトロッコで走行できる施設です。
往復10kmを原動機付きのトロッコで30分~40かけて疾走します。
トロッコは意外に加速の効く車体ですが、あっけなく頭打ち。
プアなブレーキと相まって牧歌的な乗り物です。
しかしマッサージチェアもたじろぐ振動で満腹時の乗車はおススメ出来ませんw
短い距離ながら風景の変化もありなかなか楽しめます。
動物の糞が点在していたり、なぜか鮭が一匹落ちていたりと自然を身近に感じられましたw
しかし、おっさんが一人で夕日を浴びながら走る光景はかなりシュール。
北に引き返して「道の駅 びふか」へ。
お目当ての世にも珍しい羊乳のソフトクリーム。
後味さっぱりながら独特の風味とほのかな塩分を感じます。
道の駅の裏手にある「森林公園びふかアイランド」のキャンプ場にチェックイン。
乗り入れ可能で設営楽ちん。
隣接の美深温泉でさっぱりした後は焚火でまったり。
2019北海道ツーリング 3日目 ~最北端再び~
稚内森林公園キャンプ場。
駐車場から階段を上がった所がキャンプサイト。
サイトは傾斜地でシカの糞がかなり多い。
重装備のキャンパーや潔癖のキャンパーには向かない。
そんなキャンプ場でしたが、イン・アウトフリーで無料なので全然ありですね。
本日の朝食。糖分・・・
元京都府民のライダーさんとしこたま雑談してからキャンプ場を出発。
同じ公園内の「稚内市北方記念館・開基百年記念塔」へ。
展望室からの眺めは良好。
資料館はなかなか見応えがあります。
実物大の伊能大図は必見。
日本の領土であった樺太に関する展示も興味深かったです。
戦争による悲劇だけでなく、戦後に国境の最前線となった稚内の緊張感も見て取れます。
小高い丘の上にある稚内公園。
日本初の南極観測にあたって編成された犬ぞり隊は樺太犬で構成されていました。
稚内公園はその樺太犬の訓練を行った土地でもあります。
かの有名なタロ、ジロも同じ景色を見ていたのでしょうか?
公園には訓練記念碑と供養塔が建立されています。
8
樺太犬については交雑が進み、現在では絶滅したと考えらています。
売店で購入したソフトクリーム。
「北海道で1番か2番に美味しい」と言う売り文句。
景品表示法の優良誤認に配慮しているのかしら?w
宗谷岬を目指し東へ。
宗谷郵便局の脇から白い道に入り宗谷丘陵に進出。
間宮堂でお昼ご飯。
メニューの写真で巨大なホタテだと思っていた物体は麩でしたw
また来たぜ!宗谷岬!
土産物屋の「日本最北端の店 柏屋」併設の宗谷岬流氷館。
対流程度のほぼ無風の空間なのでバイクウェアを着ているとあまり寒さを感じない。
にも関わらず鼻毛は凍るw
バビューンとオホーツク海側を走りエサヌカ線へ。
実はずっとエヌサカだと思ってました・・・
せっかくだし「道の駅 さるふつ公園」でホタテカレーでも食べようか。と30km戻る。
が、しかしレストラン営業時間外(;д;)
売店でホタテの串焼きとホタテフランクを買い食い。
強風でホタテが一個飛ばされました・゚・(つД`)・゚・
再び日本海側に走り幌延を目指します。
本日は「ふるさとの森 森林公園キャンプ場」でテント泊。
予約不要のイン/アウトフリー。サイトは砂利のフラット。ありがたや。
予約制で低料金のバンガローもあります。
設営を済ませて北隣の街、豊富へ。
温泉好きとしてはやはり「豊富温泉」は外せません。
匂いも見た目も特徴的な石油を含んだヌッルヌルの温泉で最高です。
皮膚疾患に効能が期待できるそうで、全国から湯治客がやってくるそうです。
実際にアトピーで長期滞在している方が温泉を絶賛しておりました。
すっかり日が落ちた中、幌延まで戻ります。
バイクの気温計は5度を示していて、実際の外気温は3度といったところ。
流石は北海道。しかし温泉効果かあまり寒くはありませんでした、
晩ご飯はカレーラーメン+餃子。
昼もラーメンでしたが気にしてはいけません。
テントに戻りシュラフに潜り込みます。
ほどなくしてシュラフ内は温泉臭で満たされました。
駐車場から階段を上がった所がキャンプサイト。
サイトは傾斜地でシカの糞がかなり多い。
重装備のキャンパーや潔癖のキャンパーには向かない。
そんなキャンプ場でしたが、イン・アウトフリーで無料なので全然ありですね。
本日の朝食。糖分・・・
元京都府民のライダーさんとしこたま雑談してからキャンプ場を出発。
同じ公園内の「稚内市北方記念館・開基百年記念塔」へ。
展望室からの眺めは良好。
資料館はなかなか見応えがあります。
実物大の伊能大図は必見。
日本の領土であった樺太に関する展示も興味深かったです。
戦争による悲劇だけでなく、戦後に国境の最前線となった稚内の緊張感も見て取れます。
小高い丘の上にある稚内公園。
日本初の南極観測にあたって編成された犬ぞり隊は樺太犬で構成されていました。
稚内公園はその樺太犬の訓練を行った土地でもあります。
かの有名なタロ、ジロも同じ景色を見ていたのでしょうか?
公園には訓練記念碑と供養塔が建立されています。
8
樺太犬については交雑が進み、現在では絶滅したと考えらています。
売店で購入したソフトクリーム。
「北海道で1番か2番に美味しい」と言う売り文句。
景品表示法の優良誤認に配慮しているのかしら?w
宗谷岬を目指し東へ。
宗谷郵便局の脇から白い道に入り宗谷丘陵に進出。
間宮堂でお昼ご飯。
メニューの写真で巨大なホタテだと思っていた物体は麩でしたw
また来たぜ!宗谷岬!
土産物屋の「日本最北端の店 柏屋」併設の宗谷岬流氷館。
対流程度のほぼ無風の空間なのでバイクウェアを着ているとあまり寒さを感じない。
にも関わらず鼻毛は凍るw
バビューンとオホーツク海側を走りエサヌカ線へ。
実はずっとエヌサカだと思ってました・・・
せっかくだし「道の駅 さるふつ公園」でホタテカレーでも食べようか。と30km戻る。
が、しかしレストラン営業時間外(;д;)
売店でホタテの串焼きとホタテフランクを買い食い。
強風でホタテが一個飛ばされました・゚・(つД`)・゚・
再び日本海側に走り幌延を目指します。
本日は「ふるさとの森 森林公園キャンプ場」でテント泊。
予約不要のイン/アウトフリー。サイトは砂利のフラット。ありがたや。
予約制で低料金のバンガローもあります。
設営を済ませて北隣の街、豊富へ。
温泉好きとしてはやはり「豊富温泉」は外せません。
匂いも見た目も特徴的な石油を含んだヌッルヌルの温泉で最高です。
皮膚疾患に効能が期待できるそうで、全国から湯治客がやってくるそうです。
実際にアトピーで長期滞在している方が温泉を絶賛しておりました。
すっかり日が落ちた中、幌延まで戻ります。
バイクの気温計は5度を示していて、実際の外気温は3度といったところ。
流石は北海道。しかし温泉効果かあまり寒くはありませんでした、
晩ご飯はカレーラーメン+餃子。
昼もラーメンでしたが気にしてはいけません。
テントに戻りシュラフに潜り込みます。
ほどなくしてシュラフ内は温泉臭で満たされました。
2019北海道ツーリング 2日目 ~まったりフェリー~
強風だったキャンプ場で迎えるさわやか?な朝。
時折テントの内壁が顔に張り付きましたが、私は元気です。
顔も洗い、さて撤収。
なんだけど、テント類の収納袋が全て無くなっている・・・
袋の類は余分のペグを重りにして、テントの前室に置いていた。
しかし、あまりに風が強く吹くので一晩の内にさらわれてしまったようだ。
キャンプ場内を30分かけて捜索するも発見出来ず。
やむを得ず適当なビニール袋にテントを放り込んで撤収。
結果としてゴミのポイ捨てに近似の行為をしてしまった(´・_・`)反省。
久種湖畔キャンプ場は管理人さん達の人柄も良く、キレイで快適な場所でした。
礼文島の北端、スコトン岬。
売店で食べた利尻昆布ソフトクリーム。
昆布茶のような味かと想像したが、なんとなく緑茶っぽい味。
それにしても良い天気。
澄海岬。
礼文島の最果て感が強いのは樹木がないからだろうか。
売店にてタコザンギ。
これぞホントのたこ焼き(=∀=)
うーん、日本酒が欲しい!(下戸)
昨日見つけたお気に入りスポットを再訪。
漁協が運営している「うにむき体験センター」へ
「やるの?今は時季外れで身が痩せてて美味しくないよ。」
とは漁協の人の弁。だから商売w
生きたウニを自分でズコッとやってパカッとします。
中身を全て取り出してもウニの殻がウニウニ動く不思議。
まあ確かに身は痩せ気味で、味は濃厚さに欠ける感。
しかし、あっさりと爽やかな塩みと甘みで十分に旨い。
このレベルで美味しくない判定・・・道民おそるべし。
島をウロウロしていたらすっかりお昼時。
「炉ばた ちどり」さんへ。
名物、ホッケのちゃんちゃん焼き。
関西人の私、生のホッケを初めて見ました。
身の薄い尾の方から焼けていくので、火の通った所から順次いただきます。
常に熱々ながらも火が通りすぎない合理的な食べ方で感心しました。
特製のネギ入り味噌が仲人となり、ホッケとご飯を最高にマッチングさせます。
う~む、大変満足度の高い逸品でございました。
ホッケの脂から発生した煙がウェア類に強烈に染みこむのが唯一の欠点でしょうかw
食後の腹ごなしに島の南側を探索。
奇岩の名所、地蔵岩。
島側の岩と海側の岩を一対の手と見立て、合掌している様から地蔵岩との由。
何がどう地蔵なのか?うろこ岩では?とか思ってましたが、なるほど。
絶妙な曲線の桃岩。
桃台猫台展望台からの絶景。
かの有名なユースホテル「桃岩荘」
さて当初の構想では礼文島にてトド肉を実食し、糠ホッケを入手する予定でした。
が、残念なことに今回はどちらにも縁がなく・・・。
少々の無念さと名残惜しさはあるものの、礼文島とはここでお別れ。
利尻島経由稚内行き(乗船時間170分)のフェリーに乗り稚内へ戻ります。
え?なんでそんな非効率な便に乗るかって?
それは既に一便乗り損ねてるからさ!ハハ!
ぼんやり島やら海やらを眺めているといつの間にやら稚内に到着。
景気づけに一杯。
フェリー乗り場の対岸は防波堤ドーム。
稚内の書店でツーリングマップルを購入し、今宵のキャンプ地「稚内森林公園キャンプ場」へと向かう。
予約不要インアウトフリーのステキ物件。
道中にエゾシカの団体と遭遇。
この辺りのエゾシカは随分と人に慣れている様子。
まあ奈良公園ほどでは無いけれど。
そしてキャンプ場にもシカがいて、8mぐらいの距離で設営していても逃げない。
日没前になんとか設営を完了し再び街へ。
稚内の夜景。
飲食店や土産物屋が入る商業施設、「稚内副港市場」
こちらのスーパー銭湯「稚内天然温泉 港のゆ」でひとっ風呂。
海風のあたるロケーションと身体が良く暖まるタイプの温泉は相性GOOD。
でも閉店21時はちょっと早い気がする。
「ロシア料理 ペチカ」にて夕食。
ピロシキとロシア漬け
ピロシキは油で揚げていないタイプで中身の挽肉の味が引き立っている。
ハーブ入りの酢水で漬けた漬物(アグレツ)はなかなかの美味。
サワークリームとも相性良し。
ロシア漬けという呼称が市民権を得ているのが興味深い。
ボルシチ。
サイケデリックな見た目だが優しいお味。
ウズベク風焼肉
ラム肉を焼いた素朴ながらも力強い一品。
お腹も満たされたのでキャンプ場にリターン。
この日のキャンプ場は満天の星空。最高。
時折テントの内壁が顔に張り付きましたが、私は元気です。
顔も洗い、さて撤収。
なんだけど、テント類の収納袋が全て無くなっている・・・
袋の類は余分のペグを重りにして、テントの前室に置いていた。
しかし、あまりに風が強く吹くので一晩の内にさらわれてしまったようだ。
キャンプ場内を30分かけて捜索するも発見出来ず。
やむを得ず適当なビニール袋にテントを放り込んで撤収。
結果としてゴミのポイ捨てに近似の行為をしてしまった(´・_・`)反省。
久種湖畔キャンプ場は管理人さん達の人柄も良く、キレイで快適な場所でした。
礼文島の北端、スコトン岬。
売店で食べた利尻昆布ソフトクリーム。
昆布茶のような味かと想像したが、なんとなく緑茶っぽい味。
それにしても良い天気。
澄海岬。
礼文島の最果て感が強いのは樹木がないからだろうか。
売店にてタコザンギ。
これぞホントのたこ焼き(=∀=)
うーん、日本酒が欲しい!(下戸)
昨日見つけたお気に入りスポットを再訪。
漁協が運営している「うにむき体験センター」へ
「やるの?今は時季外れで身が痩せてて美味しくないよ。」
とは漁協の人の弁。だから商売w
生きたウニを自分でズコッとやってパカッとします。
中身を全て取り出してもウニの殻がウニウニ動く不思議。
まあ確かに身は痩せ気味で、味は濃厚さに欠ける感。
しかし、あっさりと爽やかな塩みと甘みで十分に旨い。
このレベルで美味しくない判定・・・道民おそるべし。
島をウロウロしていたらすっかりお昼時。
「炉ばた ちどり」さんへ。
名物、ホッケのちゃんちゃん焼き。
関西人の私、生のホッケを初めて見ました。
身の薄い尾の方から焼けていくので、火の通った所から順次いただきます。
常に熱々ながらも火が通りすぎない合理的な食べ方で感心しました。
特製のネギ入り味噌が仲人となり、ホッケとご飯を最高にマッチングさせます。
う~む、大変満足度の高い逸品でございました。
ホッケの脂から発生した煙がウェア類に強烈に染みこむのが唯一の欠点でしょうかw
食後の腹ごなしに島の南側を探索。
奇岩の名所、地蔵岩。
島側の岩と海側の岩を一対の手と見立て、合掌している様から地蔵岩との由。
何がどう地蔵なのか?うろこ岩では?とか思ってましたが、なるほど。
絶妙な曲線の桃岩。
桃台猫台展望台からの絶景。
かの有名なユースホテル「桃岩荘」
さて当初の構想では礼文島にてトド肉を実食し、糠ホッケを入手する予定でした。
が、残念なことに今回はどちらにも縁がなく・・・。
少々の無念さと名残惜しさはあるものの、礼文島とはここでお別れ。
利尻島経由稚内行き(乗船時間170分)のフェリーに乗り稚内へ戻ります。
え?なんでそんな非効率な便に乗るかって?
それは既に一便乗り損ねてるからさ!ハハ!
ぼんやり島やら海やらを眺めているといつの間にやら稚内に到着。
景気づけに一杯。
フェリー乗り場の対岸は防波堤ドーム。
稚内の書店でツーリングマップルを購入し、今宵のキャンプ地「稚内森林公園キャンプ場」へと向かう。
予約不要インアウトフリーのステキ物件。
道中にエゾシカの団体と遭遇。
この辺りのエゾシカは随分と人に慣れている様子。
まあ奈良公園ほどでは無いけれど。
そしてキャンプ場にもシカがいて、8mぐらいの距離で設営していても逃げない。
日没前になんとか設営を完了し再び街へ。
稚内の夜景。
飲食店や土産物屋が入る商業施設、「稚内副港市場」
こちらのスーパー銭湯「稚内天然温泉 港のゆ」でひとっ風呂。
海風のあたるロケーションと身体が良く暖まるタイプの温泉は相性GOOD。
でも閉店21時はちょっと早い気がする。
「ロシア料理 ペチカ」にて夕食。
ピロシキとロシア漬け
ピロシキは油で揚げていないタイプで中身の挽肉の味が引き立っている。
ハーブ入りの酢水で漬けた漬物(アグレツ)はなかなかの美味。
サワークリームとも相性良し。
ロシア漬けという呼称が市民権を得ているのが興味深い。
ボルシチ。
サイケデリックな見た目だが優しいお味。
ウズベク風焼肉
ラム肉を焼いた素朴ながらも力強い一品。
お腹も満たされたのでキャンプ場にリターン。
この日のキャンプ場は満天の星空。最高。
2019北海道ツーリング 1日目 ~はしごフェリー~
遂に船は1時間と遅れず苫小牧東港に入港。
さて無事に・・・かどうかはさておき北海道上陸。
ああ、今年も雨が降っている。
とりあえずカッパを着用し、ガソリンを補給。
ついで苫小牧のイオンで足らずの物資を調達。
やや船酔いが残っているが、高速道路に乗り留萌方面へ。
途中のSAで空っぽの胃に夜食を放り込む。
ハンバーガーセット・・・
申し訳程度にセットされたポテトとナゲットが哀愁を誘う。
深夜の一人旅にはお似合いだ。
留萌に達すれば、後は国道をひたすら北上するのみ。
海沿いの道中、希に徒歩や自転車の人物を時折見かける。
こんな夜更けに何事かとも思ったが、恐らく漁業や市場の関係者なのだろう。
深夜のお勤めご苦労様でございます。
羽幌を抜けてオロロン鳥のモニュメントに到達。
このあたりは本格的に人の気配が無い世界。
事前に強化していた灯火類が大変心強い。
天塩のあたりで夜が明け始める。
雨も止み、実に清々しい朝だ。
雄大にそびえる利尻富士。
オトンルイ風力発電所。
朝靄のサロベツ。
ああ、北海道だ。
ただ淡々と孤独に走るのが実に心地よい。
わずかな高揚感がありながらもニュートラルな感情。
人はこれを癒やしと呼ぶのだろうか?
などと哲学?している間にハートランドフェリー稚内港に到着。
初見の港なのでモタついてしまったが、無事に利尻行きの船に乗船。
バイクを載せると結構な金額だわね・・・
(100分 2550円+6270円=8820円)
船内でカステラ?とアイスで朝ご飯。
仮眠してたので一瞬で利尻島の鴛泊に到着。
×わしどまり ○おしどまり おしどりってこんな漢字なのね・・・
港直近のガソリンスタンドで給油。
と思ったがハイオクがない。おまけに店員も不在。
少しさまよって1kmほど北にあるエネオスでハイオクゲット
GSの店員さんとしばし雑談。
レンタカーも兼業しているが離島観光は天候の影響が強いので大変らしい。
燃料の心配は皆無になったので、時計回りで利尻島を攻めてみる。
逆さ富士が見えるという沼に立ち寄ってみるが成果無し。
どうも早朝の方が往々にしてコンディションが良いらしい。
早朝に、となると船のダイヤから言っても泊まりしか方法がない。
なるほど良く出来ているw
土産物屋兼食堂で買い食い。
3店舗で一品ずつ注文したら、お茶と味噌汁がそれぞれに付いて来たでござる。の巻w
上陸してすぐに雲に隠れてしまった利尻富士の山頂。
利尻町立博物館は休館日でした( ノД`)
何気なく立ち寄った利尻山見返台展望台。
運動不足を痛感したのは内緒w
運動の後は昼ご飯。
ミシュランにも掲載された利尻の有名店、「利尻ラーメン味楽」
名物の焼き醤油らーめん&三色ギョーザ。
利尻昆布の出汁が効いたラーメンは良いお味でした。
塩分摂ったら糖分もね!
ってことで利尻名物ミルピスを摂取。
ミルピスはカ○ピスの親戚のようなお味。
他にもオリジナルジュースがたくさん。
利尻島一周を完了し再びフェリーに乗船。
礼文島へ向かう(40分 920円+3140円=4060円)
バイクだと床のアンカーが地味に怖い。
黄昏時の礼文島に上陸。
良い。実に良い。
ワイのバイクかっけーなあ(自画自賛)
さて、本日は久種湖畔キャンプ場でテント泊。
なんだけど、とんでもない強風で設営に四苦八苦。
写真を撮る余裕などございませんでした。
ペグ打ちしたグランドシートが飛ばされるとか・・・
テントに重りの荷物を放り込むその一瞬の間にテントが空を飛ぶとか・・・
まあ、自分のスキル不足を痛感する設営となりました。
なんとか設営した後は島の南に戻ってお風呂タイム。
礼文島温泉 うすゆきの湯
浴後は晩ご飯。
なのだけど、アテにしていたお店は早仕舞いしていた。
北海道の飲食店って、なんか商売っ気がない所が多いよねw
と言うことでセイコーマートで晩ご飯を調達。
コンビニ飯なのに安い!流石はセコマ。
強風で変形しまくるテントで食事し、就寝。
( ˘ω˘ )スヤァ…
さて無事に・・・かどうかはさておき北海道上陸。
ああ、今年も雨が降っている。
とりあえずカッパを着用し、ガソリンを補給。
ついで苫小牧のイオンで足らずの物資を調達。
やや船酔いが残っているが、高速道路に乗り留萌方面へ。
途中のSAで空っぽの胃に夜食を放り込む。
ハンバーガーセット・・・
申し訳程度にセットされたポテトとナゲットが哀愁を誘う。
深夜の一人旅にはお似合いだ。
留萌に達すれば、後は国道をひたすら北上するのみ。
海沿いの道中、希に徒歩や自転車の人物を時折見かける。
こんな夜更けに何事かとも思ったが、恐らく漁業や市場の関係者なのだろう。
深夜のお勤めご苦労様でございます。
羽幌を抜けてオロロン鳥のモニュメントに到達。
このあたりは本格的に人の気配が無い世界。
事前に強化していた灯火類が大変心強い。
天塩のあたりで夜が明け始める。
雨も止み、実に清々しい朝だ。
雄大にそびえる利尻富士。
オトンルイ風力発電所。
朝靄のサロベツ。
ああ、北海道だ。
ただ淡々と孤独に走るのが実に心地よい。
わずかな高揚感がありながらもニュートラルな感情。
人はこれを癒やしと呼ぶのだろうか?
などと哲学?している間にハートランドフェリー稚内港に到着。
初見の港なのでモタついてしまったが、無事に利尻行きの船に乗船。
バイクを載せると結構な金額だわね・・・
(100分 2550円+6270円=8820円)
船内でカステラ?とアイスで朝ご飯。
仮眠してたので一瞬で利尻島の鴛泊に到着。
×わしどまり ○おしどまり おしどりってこんな漢字なのね・・・
港直近のガソリンスタンドで給油。
と思ったがハイオクがない。おまけに店員も不在。
少しさまよって1kmほど北にあるエネオスでハイオクゲット
GSの店員さんとしばし雑談。
レンタカーも兼業しているが離島観光は天候の影響が強いので大変らしい。
燃料の心配は皆無になったので、時計回りで利尻島を攻めてみる。
逆さ富士が見えるという沼に立ち寄ってみるが成果無し。
どうも早朝の方が往々にしてコンディションが良いらしい。
早朝に、となると船のダイヤから言っても泊まりしか方法がない。
なるほど良く出来ているw
土産物屋兼食堂で買い食い。
3店舗で一品ずつ注文したら、お茶と味噌汁がそれぞれに付いて来たでござる。の巻w
上陸してすぐに雲に隠れてしまった利尻富士の山頂。
利尻町立博物館は休館日でした( ノД`)
何気なく立ち寄った利尻山見返台展望台。
運動不足を痛感したのは内緒w
運動の後は昼ご飯。
ミシュランにも掲載された利尻の有名店、「利尻ラーメン味楽」
名物の焼き醤油らーめん&三色ギョーザ。
利尻昆布の出汁が効いたラーメンは良いお味でした。
塩分摂ったら糖分もね!
ってことで利尻名物ミルピスを摂取。
ミルピスはカ○ピスの親戚のようなお味。
他にもオリジナルジュースがたくさん。
利尻島一周を完了し再びフェリーに乗船。
礼文島へ向かう(40分 920円+3140円=4060円)
バイクだと床のアンカーが地味に怖い。
黄昏時の礼文島に上陸。
良い。実に良い。
ワイのバイクかっけーなあ(自画自賛)
さて、本日は久種湖畔キャンプ場でテント泊。
なんだけど、とんでもない強風で設営に四苦八苦。
写真を撮る余裕などございませんでした。
ペグ打ちしたグランドシートが飛ばされるとか・・・
テントに重りの荷物を放り込むその一瞬の間にテントが空を飛ぶとか・・・
まあ、自分のスキル不足を痛感する設営となりました。
なんとか設営した後は島の南に戻ってお風呂タイム。
礼文島温泉 うすゆきの湯
浴後は晩ご飯。
なのだけど、アテにしていたお店は早仕舞いしていた。
北海道の飲食店って、なんか商売っ気がない所が多いよねw
と言うことでセイコーマートで晩ご飯を調達。
コンビニ飯なのに安い!流石はセコマ。
強風で変形しまくるテントで食事し、就寝。
( ˘ω˘ )スヤァ…
2019北海道ツーリング 出発編 ~ストーキングタイフーン~
今年も幸運な事に連休ゲット。
9月の最終週から北海道ツーリングを遂行する事に。
ところが出発日を狙った様に台風17号が日本海にやって来た。
ギリギリ当日までフェリーの運行を様子見する。
結果、北海道行きのフェリーは出港、しかし北海道からの便は欠航。
つまり折り返し運行の都合で翌日は100パーセント欠航。
これに乗船せねば次の便は2日後になってしまう。
台風に追いかけられる船旅。
乗り物酔い体質の自分には耐えられるだろうか。
そんな不安はあるが2日のロスはいかんとも許容しがたい。
って事でいざフェリー乗り場へ。
この日乗船するバイクは5台。
えらく少ないがコレも台風の影響だろうか。
乗船するとバイクの積載物は全て降ろすように通告される。
パニアまで外せと言われたの初めてだ。
船室に移動すると16人部屋には自分1人。
ひとまず風呂に入っている間に船は出港。
さっぱりして部屋に戻ってもやはり1人。
まあ気兼ねなくのんびりできるのはありがたい。
しかし採算は大丈夫なのだろうか。
などど運営会社への心配もつかの間。
船が徐々に揺れ始める。
船体が軋んでいるのか、ミシだのドカだのと異音が頻発。
これは危険(主に自分が)と判断し早々に就寝。
って寝れる訳ねえだろ!
という塩梅で明けて朝。
朝食の案内放送がかかる。
こんな時化た海上でも朝食は準備され、食事を摂る客もいる。
けっこう衝撃的な事実である。
今この船の中では超人トーナメントが開催されている。
自分はあえなく予選落ちだ。
とりあえずは水分補給。
だが体調不良にはツライ味だったw
そして酔い止めを飲んで寝る。
本当は食後に飲む薬だけど、なりふり構ってらんない。
荒々しい音を聞き、動揺に身を委ね、寝たり起きたり。
そうこうしていると昼食の案内放送。
薬が効いてきたのか体調は回復傾向。
薬の服用と前後してしまったが食事を摂ることにした。
そう、超人トーナメントにリベンジするのだ。
食堂で去年食べて美味しかった知床ラーメンを注文。
調子にのってアイスクリームも。
ラーメンを受け取り適当な席に向かう。
相変わらず船が揺れるのでまっすぐ歩けない。
汁物を頼んだ事をやや後悔する。
なんとか着席しラーメンを喰らう。
うむ、旨し。
ある種の体調不良に際し塩分がありがたい時がある。
今がその時だ。
しかしラーメンを愉しんだのも束の間。
急速に船酔いがぶり返す。
食事に際し視点が近くなってしまったのが敗因か。
こうなるとラーメンに多量に入った海藻が凶悪に見えてくる。
大変申し訳ないが半分ほど食べたところでギブアップ。
ベッドに戻りセルフ磔刑。
船の動揺ますます激しく、我、ナスがママ、キュウリがパパ。
例えるならば、この揺れはエレベーターだ。
「上に参りま~す。」「下に参りま~す。」
これを5秒サイクルで際限なく繰り返している。
さらに時折ひねる様な動作も入るから恐れ入る。
などと考えている間にもワンモアセット。
夕方にはとうとう強烈な嘔吐感に襲われる。
幸いにも胃が空っぽだったようで出るのは汚い音だけ。
しかしその様相たるや・・・口から卵を産むピッコロ大魔王の如し。
初っぱなからこんなで大丈夫だろうか。
9月の最終週から北海道ツーリングを遂行する事に。
ところが出発日を狙った様に台風17号が日本海にやって来た。
ギリギリ当日までフェリーの運行を様子見する。
結果、北海道行きのフェリーは出港、しかし北海道からの便は欠航。
つまり折り返し運行の都合で翌日は100パーセント欠航。
これに乗船せねば次の便は2日後になってしまう。
台風に追いかけられる船旅。
乗り物酔い体質の自分には耐えられるだろうか。
そんな不安はあるが2日のロスはいかんとも許容しがたい。
って事でいざフェリー乗り場へ。
この日乗船するバイクは5台。
えらく少ないがコレも台風の影響だろうか。
乗船するとバイクの積載物は全て降ろすように通告される。
パニアまで外せと言われたの初めてだ。
船室に移動すると16人部屋には自分1人。
ひとまず風呂に入っている間に船は出港。
さっぱりして部屋に戻ってもやはり1人。
まあ気兼ねなくのんびりできるのはありがたい。
しかし採算は大丈夫なのだろうか。
などど運営会社への心配もつかの間。
船が徐々に揺れ始める。
船体が軋んでいるのか、ミシだのドカだのと異音が頻発。
これは危険(主に自分が)と判断し早々に就寝。
って寝れる訳ねえだろ!
という塩梅で明けて朝。
朝食の案内放送がかかる。
こんな時化た海上でも朝食は準備され、食事を摂る客もいる。
けっこう衝撃的な事実である。
今この船の中では超人トーナメントが開催されている。
自分はあえなく予選落ちだ。
とりあえずは水分補給。
だが体調不良にはツライ味だったw
そして酔い止めを飲んで寝る。
本当は食後に飲む薬だけど、なりふり構ってらんない。
荒々しい音を聞き、動揺に身を委ね、寝たり起きたり。
そうこうしていると昼食の案内放送。
薬が効いてきたのか体調は回復傾向。
薬の服用と前後してしまったが食事を摂ることにした。
そう、超人トーナメントにリベンジするのだ。
食堂で去年食べて美味しかった知床ラーメンを注文。
調子にのってアイスクリームも。
ラーメンを受け取り適当な席に向かう。
相変わらず船が揺れるのでまっすぐ歩けない。
汁物を頼んだ事をやや後悔する。
なんとか着席しラーメンを喰らう。
うむ、旨し。
ある種の体調不良に際し塩分がありがたい時がある。
今がその時だ。
しかしラーメンを愉しんだのも束の間。
急速に船酔いがぶり返す。
食事に際し視点が近くなってしまったのが敗因か。
こうなるとラーメンに多量に入った海藻が凶悪に見えてくる。
大変申し訳ないが半分ほど食べたところでギブアップ。
ベッドに戻りセルフ磔刑。
船の動揺ますます激しく、我、ナスがママ、キュウリがパパ。
例えるならば、この揺れはエレベーターだ。
「上に参りま~す。」「下に参りま~す。」
これを5秒サイクルで際限なく繰り返している。
さらに時折ひねる様な動作も入るから恐れ入る。
などと考えている間にもワンモアセット。
夕方にはとうとう強烈な嘔吐感に襲われる。
幸いにも胃が空っぽだったようで出るのは汚い音だけ。
しかしその様相たるや・・・口から卵を産むピッコロ大魔王の如し。
初っぱなからこんなで大丈夫だろうか。