役所の入札は東京の元請けがさらう仕組みになっている

http://d.hatena.ne.jp/hyoshiok/20090620#p1
プロの宴会屋として有名な吉岡さんのブログ記事ですが、
うちの会社も遭遇しています。
某福島県関係の仕事で、仕様書を作るのに散々協力したあげく、
足切りに合うという現象に2回も遭遇しています。
仕様書を作ったり、見積書や提案書を作るのは体力が要ります。
1週間とかは平気でつぶれます。そうした結果、
「審査で落ちました。」みたいな感じで通知が来ます。
 
もう諦めました。
 
僕らみたいな地方の少数精鋭ベンダーは
東京を中心として、日本全体をターゲットにし、
もしくは世界をターゲットにして、
民間に向けて商品やサービスを売らなければならない。
と思うようになりました。
スピードを買ってくれる民間の人に感謝されながら
仕事を進めていかなければならないんだなと。
 
僕らが参入しないことによって地方はますますゼネコンやら
ITゼネコンのターゲットになってしまうのですが、
もう仕方ないんです。うちらが地元のために積極的に動いても、
役所は積極的に動いてくれませんから。
 
地方はITの分野でもますます廃れて行く運命にあるんだなと思います。
 
何をスクラップすれば、ITの地産地消をビルドできるのかなと
常に考えているのですが、障壁が大きすぎて難しいなと思います。
 
自分にできる地域貢献は
この福島で売上を伸ばすことと雇用を増やすことだなと。
役所の仕事を取るのも地域貢献だと思って去年までは積極的にやってきたのですが、
大分へこんだのでやめました。残念ながら。