意見広告・議会報告
意見広告 横浜市ホームページ平成27年度に全面リニューアルを表明 横浜市会議員 鈴木太郎
10月に行われた横浜市会決算特別委員会において、私は横浜市のICT(情報通信技術)政策について取り上げました。横浜市のウェブサイトはわかりにくいという声を耳にします。横浜市のウェブサイトは約14万ページにのぼり、そのうち約10万ページは管理が行き届いていません。他の政令市では1万から3万ページが平均で、多くても5万ページ。10万ページを超えているのは横浜市と神戸市のみです。これは、全体を統括する部署がなく各区局がそれぞれのページを独自に管理しているからです。このような推進体制をとっているのは政令市では横浜市だけであり、私はCIO(最高情報統括責任者)を中心とした体制の必要性を訴えました。
もうひとつ課題があります。ウェブサイトを利用する際のユニバーサルデザインの規格に、ウェブアクセシビリティJISがあります。地方自治体はこれを順守しなければなりませんが、政令市で未だ未対応なのは横浜市と千葉市のみです。
一方で、横浜市は、行政が保有する情報を機械判読可能なかたちで二次利用できるよう公開する取り組み、いわゆるオープンデータを進めています。この取り組みの一環として総務省の実証実験にも協力し、近い将来、オープンデータを活用するための情報流通基盤システムが出来上がります。
そこで、私は、上記のウェブサイトの課題を解消し、さらにオープンデータ流通基盤と連動したウェブサイトへと全面的にリニューアルすることを提案しました。これに対し、市当局は、「平成27年度中に全面リニューアルを行いたい」と答弁しました。これが実現すると、わが国では初となるオープンデータ・ベースのウェブサイトが開設されることになります。質疑の様子は私のウェブサイト上にある動画をご覧ください。
|
|
|
|
|
|