昨年、高校野球の甲子園大会に出場し、「JPOPすぎる」と話題になった至学館高校(愛知県名古屋市)の校歌「夢追人」が、3/1にCDシングルとして発売されることが分かった。
歌い手を務めるのはKOKIAで、初回生産は5万枚が予定されている。制作費を覗いた売上は、高校の設備費のほか、東日本大震災で両親を亡くした学生への奨学金として役立てることになっている。
■ 歌うのはKOKIA
今回、至学館高校の校歌をカバーするのは女性シンガーのKOKIA。CDは3/1に発売される。ジャケットは公募で集まった作品から、学生服をイメージしたデザインが採用された。
■ 昨年、ネット上で話題を呼ぶ
この至学館高校の校歌は、昨年の甲子園大会に同校が出場した際に披露され、曲調も歌詞も「校歌らしくない」「JPOPすぎる」として、ネット上で大きな話題を集めた。校歌を紹介する動画は、YouTubeなどで合計150万回以上の再生回数を記録している。
■ 挑戦的な初回出荷枚数 “5万枚”
この至学館高校の校歌「夢追人」は、初回出荷枚数が5万枚の予定となっている。実はこの5万枚という数字は、KOKIAの最大ヒット曲「The Power of Smile/Remember the kiss」(2003年)の累積売上3.2万枚よりも大きいもので、かなり挑戦的な枚数と言える。昨年に日本で一番話題になった校歌は、一体どれだけ売れ、世間を驚かせてくれるのだろうか。
※2012/2/15付 中日新聞夕刊に詳細が掲載されています
夢追人 / 至学館高等学校校歌 | |
KOKIA
aten recordings 2012-03-01 |