18/07/16付　オリジナルiTunes週間トップソング50

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今週のオリジナル「iTunes週間トップソング」を発表します。

最新の週間トップソングで1位を獲得したのは、先週のチャートで累積100万ptを突破し、今週で登場21週目を迎えた米津玄師の「Lemon」である。「Lemon」は、今週で4週連続・通算16週目の1位獲得を達成した。1位獲得週数 “通算16週” は、星野源「恋」の通算15週を上回り、当チャート史上最長記録である。とてつもない勢いで数々の記録を塗り替えてきた「Lemon」が、また1つ大きな記録を打ち立てた。これだけの記録を打ち立ててもなお、まだチャートの1位に滞在し続けているというのだから、今後も「Lemon」は累積指数や1位獲得記録を更新し続ける可能性大と言えるだろう。なお、累積指数は今週でRADWIMPS「前前前世」の累積104万ptを抜き、当チャート史上2位の記録となっており、史上1位の星野源「恋」(114万pt、現在も更新中)までは10万ptを切っている。

2位には、DA PUMPの「U.S.A.」がランクイン。「U.S.A.」は今週で登場5週目であるが、先週の4位から2ランクアップで、発売以来の最高位を更新した。指数は15万ptを超えている。今作は1992年に発表されたJoe Yellowのユーロビート「USA」のカバー曲であり、かつて流行したユーロビートを懐かしむ層からの支持に加え、PVでのメンバーの衣装が「ダサかっこいい」などの反響がSNSを中心に広まって話題となっており、少しずつブームが拡大している。当初は特にYouTubeを通じてこの楽曲を知る層が多かったようであるが、最近はテレビ等を通じて急速に拡散しており、今秋は大型音楽番組での披露も後押しし、高動向が続いたようだ。メディアでも取り上げられる機会が増えており、次週以降の推移にも引き続き、期待できるだろう。

3位には、宇多田ヒカルの「初恋」がランクイン。「初恋」は今週で登場6週目であり、先週の2位から1ランクダウンであるが、今週もトップ10を守っている。「初恋」は、宇多田ヒカルのアルバム「初恋」収録曲で、ドラマ「花のち晴れ～花男 Next Season～」イメージソングに起用されているもの。アルバム発売の影響もあり、高い支持が続いている。

4位には、米津玄師の「LOSER」がランクイン。「LOSER」は今週で登場93週目であるが、先週の5位から1ランクアップと好調が続いている。Honda「JADE」のCMソングに起用された影響で、再び注目を集め、リバイバルヒットを記録している。今週はメディアなどを通じて米津玄師の楽曲への注目度が増したようで、再び順位を上げてきている。

5位には、サザンオールスターズの「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」がランクイン。登場4週目の「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」は、先週の3位から2ランクダウン。配信限定シングルで、映画「空飛ぶタイヤ」主題歌に起用されているもの。映画のファンからも購入が続いていると見られている。

6位には、DAOKO×米津玄師の「打上花火」がランクイン。「打上花火」は今週で登場48週目であるが、先週の8位から2ランクアップと好調が続いている。6月末の「UTAGE!」(TBS系)で山本彩＆高橋愛＆川畑要のコラボレーションが話題となったのに加え、メディアで米津玄師がプッシュされる機会も増えているようで、好成績が続いている。累積指数は80万ptを超えてきており、こちらも将来的には100万ptに達する可能性があるだろう。

7位には、EXILEの「STEP UP」が初登場した。「STEP UP」は、EXILEの配信限定シングル曲であり、6ヶ月連続リリースの最終弾である。

8位には、RADWIMPSの「カタルシスト」がランクイン。「カタルシスト」は今週で登場6週目であり、先週の6位から2ランクダウンであるが、今週もトップ10を守っている。「2018年フジテレビ系サッカー」テーマソングに起用されており、ワールドカップの期間中ということもあり、追い風を受けて上位入りが続いている。

9位には、ONE OK ROCKの「Change」がランクイン。「Change」は今週で登場21週目であるが、先週の14位から5ランクアップし、トップ10返り咲き。トップ10入りは5/7付以来の記録となった。なお、今週は、2017/4/24付以来約1年3ヶ月ぶりに、9位の指数が1万ptを割った。

10位には、神崎エルザの「Rea(s)oN」がランクイン。登場2週目の「Rea(s)oN」は、先週の41位から31ランクアップし、初のトップ10入り。「Rea(s)on」は、アニメ「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインのキャラクターソングである。

その他の作品の結果も含めた、最新の「オリジナルiTunes週間トップソング」1位〜50位の結果は、以下の通りとなった。

<ルール、順位推移の記録について>
・iTunesのトップソングにおける、毎日0時台〜23時台の各時刻の順位を10分間隔で記録し、順位推移を基準に、独自指標である「指数」を算出する (各日の指数は「iTunesトップソング」速報記事にて20位まで掲載される)。当ランキングにて使用する指数は、前述の速報記事で使用する数値と同一であり、補正は発生しない。
・「指数」は音楽の売れ行きを示す独自の指標であり、DL数とは関係ない数値である。指数はiTunesトップソングの順位が高いほど大きく、ランクイン日数、順位の浮上度、インターネット上の言及度などによって変動する。月曜日から日曜日までの指数の合計を当週間ランキング「オリジナルiTunes週間トップソング」として発表する。週間ランキングと指数の詳細について「オリジナルiTunesトップソング紹介資料」に記載する。
・累積指数は2012/12/30以降の累積点である。
・アーティストとタイトルが完全一致する作品の指数を合算して発表する。
・当ランキングの順位は200位までを圏内として、当記事では50位までを公開する。200位未満の作品に順位はつかないが、指数をカウントし、累積指数に含む。

・1位〜25位

集計期間: 2018/07/02付 〜 2018/07/08付

26位〜50位　:　翌週　:　前週

26位〜50位　:　翌週　:　前週

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