中山忍「自慢の姉でした」死去から数日は枕を並べ…中山美穂さん家族葬を終えてコメント

[ 2024年12月12日 17:36 ]

中山忍
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 都内の自宅の浴室で6日に死亡しているのが見つかった女優で歌手の中山美穂さん(享年54)の家族葬が12日、営まれた。妹で女優の中山忍(51)がコメントを発表した。3歳差で仲良し姉妹だった。お互いに芸能界で活躍してからも美穂さんは忍を「ぶーちゃん」と呼び、幼少期から変わらない優しい姉の顔を持ち続けた。ショッピングもともに楽しみ、食事にもよく行っていた。そんな最愛の姉の急死後も気丈に振る舞っていた忍は家族葬の喪主を務めた。

 忍は「お別れまでのほんの数日間ではありましたが、子供の頃に戻って枕を並べ、姉の横顔を見つめながら眠りについたこの穏やかなひとときは、私の宝物となりました」と愛する姉との別れの日々をつづり、「姉は一生懸命な人でした。ちょっと頑固で、バカみたいに正直で、本当は傷付きやすい心を見せず、何があっても自分の責任だと、真っ直ぐ前を向く勇気がある人でした。自慢の姉でした」と思いを記した。

 また、美穂さんとただ1人の息子が再会の時間を持てたことも報告した。美穂さんは作家・辻仁成と2002年に結婚し、パリへ移住。04年に長男が誕生。だが、14年に離婚。親権は辻が持ち、美穂さんは離婚後、10年間、長男と再会する機会が持てなかった。長男はパリから駆け付け、美穂さんの自宅でゆっくりと母子の時間を過ごし、葬儀には参列していない。

▽中山忍のコメント全文

「姉を愛してくださったすべての皆様へ」

おかげさまをもちまして、姉「中山美穂」の葬儀が滞りなく執り行われたことをご報告申し上げます。
親族の希望で家族葬とさせていただきました。

最近での、一番のお気に入りだったドレスを纏い、楽しそうに歌う姉の写真を中央に、好きだった色取り豊かな花々で飾っていただいた祭壇は、華やかでキラキラしていて、最後のステージのようでした。

お別れまでのほんの数日間ではありましたが、子供の頃に戻って枕を並べ、姉の横顔を見つめながら眠りについたこの穏やかなひとときは、私の宝物となりました。

そして、何より姉が幸せを願ってやまない愛する息子と、再会の時間をもたせてあげることができました。手を繋ぎ、そっと寄り添う2人の姿は、とてもとても幸せなものでした。

静かに見守ってくださったマスコミ関係者の皆さま、ご配慮いただき本当にありがとうございました。

姉は一生懸命な人でした。
ちょっと頑固で、バカみたいに正直で、本当は傷付きやすい心を見せず、何があっても自分の責任だと、真っ直ぐ前を向く勇気がある人でした。
自慢の姉でした。

どうか皆さま、
姉のとびきりの笑顔を
空を見上げた
その声を、その歌声を、その指先を、
忘れないでいてあげてください。

私にとって姉は「大好きなお姉ちゃん」であるとともに「みなさんの中山美穂」であり、「永遠のシャイニングスター」です。

これからは皆さまが姉を思い出してくださる時、そのきっかけのひとつとなれますよう、
その思い出があたたかなものでありますように、私も俳優として、より精進して参ります。
見守ってくださいましたら幸いです。

良いときも悪いときも
別れ際に姉はいつも
「じゃあ、忍、あとはよろしくね」と
軽やかに笑って去っていきました。
最後の最後まで、、、。
とても「姉らしい」と思われてなりません。

生前の姉へ、あたたかな眼差しと、愛情をかけてくださり、心から感謝しております。

重ねて御礼申し上げます。
皆さま、本当にありがとうございました。

感謝の気持ちを込めて。


2024年12月12日

中山忍

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