清野菜名　連ドラ初ヒロイン抜てき　“超清純派”キャバ嬢役

[ 2015年3月14日 05:30 ]

　女優の清野菜名（２０）が、初めて連続ドラマのヒロインに抜てきされた。４月１３日スタートのテレビ東京「ＬＯＶＥ理論」（月曜後１１・５８）で、主演の大野拓朗（２６）がベタぼれするキャバクラ嬢役。得意のアクションを封印し、女性らしさで男心をつかむ。

　「キャバクラに行ったことがないので、凄く新鮮。ずっと笑顔でいなきゃいけないから、頬の肉が痛いですね」と充実感たっぷりの清野。巻き髪のウイッグを取ると、ショートカットで活発な雰囲気になる。メークや髪形で印象がガラリと変わるのが強みだ。

　演じるのは、キャバクラでアルバイトをする女子大生。「超清純派美女」という設定で、「これを聞いて、焦ってダイエットしました。脚がかなり引き締まったと思う」と役づくりに余念がない。「人生で一番高い」という１０センチのヒールに苦労しながら、男性に笑顔をふりまいている。

　「ラブ理論」という名の恋愛テクが物語のキー。キャバクラのボーイ役の大野が、店長の片岡愛之助（４３）に伝授された理論を用いて清野の気を引こうとする。例えば「暴露がえし理論」は、「自分の恥ずかしい過去を暴露することで、相手も暴露をし始め、心を開く理論」というもの。清野は「男子ってバカだなぁ～って思った。過去を振り返ると、私も使われてたのかな？って気になっちゃう」と笑った。

　昨年公開の映画「ＴＯＫＹＯ　ＴＲＩＢＥ」で園子温監督からヒロインに起用され、名前が広く知れ渡った。アクションが得意で、バック転も回し蹴りもお手のものだが、今作では封印する。「新たな挑戦ですね。アクションがないほうが難しい。強い女性の役が多かったけど、今回は守ってあげたくなるような、女の子の私が見られると思います」とアピールした。

　◆清野　菜名（せいの・なな）１９９４年（平６）１０月１４日、愛知県生まれの２０歳。０７年、１３歳でモデルデビュー。中学時代に走り高跳びで全国大会に出場するなど運動神経抜群。ＴＢＳのドラマ「ウロボロス」に出演中。１メートル６０、Ｂ８１・Ｗ６０・Ｈ８１。

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