神戸港でヒアリ確認 目視で100匹

 環境省は18日、神戸港のコンテナヤードで、強い毒を持つ南米原産のアリ「ヒアリ」を発見したと発表した。目視で約100匹が確認されたという。ヒアリは5月に神戸港に到着した貨物船のコンテナ内から国内で初めて見つかり、同省は関連を調べるとともに、他にもいないか調べる。

 コンテナは5月20日に到着し、25日まで神戸港で保管されていたため、環境省が周辺を調査していた。コンテナが開封された尼崎市内では他のヒアリは見つかっていない。

 同省によるとコンテナヤードは、住宅街まで約2キロの距離。発見場所の周辺で殺虫剤を散布したが、範囲を拡大して調査を続ける。 ヒアリは2・5〜6ミリメートル。攻撃性が強く、刺されると呼吸困難などのアナフィラキシーショックを起こす恐れがある。同省は見つけても触ったりせず、通報するよう呼び掛けている。

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