■ワタミ社長のツイートがネットで波紋!
2012年2月21日、居酒屋チェーン店を展開してる「ワタミ」社長・渡邉美樹氏のツイートがネットで大きな波紋を呼んでいる。
労災認定の件、大変残念です。四年前のこと 昨日のことのように覚えています。彼女の精神的、肉体的負担を仲間皆で減らそうとしていました。労務管理 できていなかったとの認識は、ありません。ただ、彼女の死に対しては、限りなく残念に思っています。会社の存在目的の第一は、社員の幸せだからです
同氏が言及している「労災認定の件」とは2008年6月に同社の女性社員が過労により自殺をした件である。
神奈川労働者災害補償保険審査官は同社の労働環境に大きな問題があるとして、
過労死認定したものである。
本当にこのツイートの通りであれば、何故過労死認定されるこのがあるのであろうか?
それだけ、ワタミの労働環境に問題があることが指摘されたのは事実である。そして今もってその指摘された事実を認めていないということである。
社長が認めていないのだから、今後も労働環境が改善されることはないのかもしれない。
このツイートに対し以下の様なリツートが続いている。
二ヶ月の新人が残業時間を100時間、140時間と超えていき、追い詰められていくさまを記憶しているという事ですよね?
月140時間の残業で労務管理できてたって?
ワタミさんの労働時間の拘束の長さは有名です。夢を持つ事、目標を持つ事は大切で、そこに我武者羅に頑張る事は必要です。しかし、ワタミさん程の企業になると、そういう方ばかりではないと思います。私は渡邊会長を尊敬しています。もっと素晴らしい企業にして下さい。
■会社の存在の目的?
個人的に気になる言葉は「
会社の存在目的の第一は、社員の幸せだからです」という言葉である。
会社というのは
利益を出すことが目的なのである。それ以外のことを目的としている会社は存在しない。
利益を出すためには、質のいいサービスを顧客に提供し、信用され信頼されなけばならない。そのためには、質のいい社員が必要である。
質のいい社員を揃えるためには社員教育をきちんとやり、成果に対し、それなりの待遇を与えなければならない。過重労働は客に対するサービスの質も低下させることになる。
そもそも、労働時間や社員の勤務管理を含め、コンプライアンスを守ることは企業としては大前提なのである。それが出来なかったことをしてされているにも関わらず、「
会社の存在目的の第一は、社員の幸せだからです」というのは説得力が全くない。
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naka773】
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