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座り小便男急増に30代男「朝は角度を工夫しないと無理無理」

 1619年にベルギーにブリュッセルの街に登場した「小便小僧」のはるか前から。男の小用は立ってするものと相場が決まっていた…はずだ。ところが。その「常識」を覆すような事態が現代の日本に次々と起きている。

 その「事件」とは、「自宅の洋式トイレで、男性が小用を座って行う」という話題の新展開だ。昨年の調査では30%が「座ってションベン」と報じられて世間にショックを与えていたが、さらに激しい数字が出たのだ。

「家で小便をするとき、立ってしますか? 座ってしますか?」という問いに対して「座っている」と答えた男性は56%(※注 「時々座る」「時々立つ」を含む)。これは、温水洗浄便座『ビューティ・トワレ』を製造販売しているパナソニックがことし6月から8月にかけて行った最新のアンケート調査の結果である。

 まさか、の安定過半数である。当然のことながら驚きの声があがっている。

「いや、立ってする派が少数派、というのは信じられません」(60代会社役員)、
「10代、20代のころほどじゃありませんか、朝などは下半身が『元気』なこともあり、立って小便をするのもままならず、角度を工夫しないといけない時もまだありますから。座ってやる、なんて無理無理。草食系って男が増えてるんでしょうかねぇ」(30代営業職)

※週刊ポスト2010年11月19日号

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