まずは5社が参加
新しいiPadとApple TVの発表を行ったばかりの米Apple。そのAppleが展開するクラウドサービス「iCloud」で、映画の提供が開始されたという。現地時間7日のロサンゼルス-タイムズ紙が伝えている。
映画コンテンツの提供に参加しているのは、パラマウント、ソニー、ウォルト・ディズニー、ワーナー・ブラザース、ライオンズゲートの5社。iTunes Storeで購入し、iCloudで共有してiPadやiPhone、Apple TVなど様々なアップル製デバイスで楽しむことができる。
新型Apple TVで追い風となるか
5社に加え、近く20世紀フォックスとユニバーサルも加わる見込みだという。主要映画スタジオがそろって参加していくかたちだ。
Apple TVの従来モデルは、容量の面からレンタル映画のみしか再生できなかったが、新型ではiCloudと連動することで、購入映画コンテンツの再生にも対応するものとなった。レンタルにくらべ、やはりデジタル購入のほうが映画スタジオ側にとっても利益が大きいだけに、配信に協力的なのだろう。
今後、サービスが浸透し、映画のデジタル配信の活性化がすすむことへとつながるか、動向が注目される。
Los Angeles Times
http://latimesblogs.latimes.com/entertainmentnewsbuzz/2012/03/Apple
http://www.apple.com/