ノートパソコンやスマートフォンをBluetooth経由でワイヤレススピーカーやヘッドフォンに接続したときに、頻繁に接続が途切れたりすると、本当にイライラさせられます。
そう、Bluetooth接続が途切れる要因はたくさんあるのです!がさまざまにあることをご存知のはずです。
どうしてBluetoothの接続は途切れてしまうの?
多くの場合、2つのワイヤレスポイントの間で、信号が一時的に切断、または妨害されてしまうことが原因です。
たとえば、パソコンやスマートフォンのOSの更新、アプリやファームウェアの更新、カーステレオシステムの故障や不具合などの際に、こうした問題が発生することがあります。
また、物理的な障害物によって通信が妨害されているケースもあります。
Bluetoothを利用するデバイスはたくさんありますが、あるデバイスで有効だった解決策が、ほかのデバイスで必ずしも有効だとはかぎりません。
まず最初に試すべきなのは、Bluetoothをいったんオフにしてからオンにしてみることです。
また、デバイス間のペアリンングを解除してから再びペアリングしてみたり、Bluetoothで同時に接続するアプリやデバイスの数を減らしてみることで解決するケースもあります。
それでもうまくいかない場合は、よくある原因と解決方法を紹介しますので参考にしてみてください。
パソコン
WindowsパソコンでもMacでも、接続の途切れの原因となる問題がいくつかあります。
ネットワークチャネルを変更
1つは信号の干渉です。 コードレス電話、ベビーモニター、電子レンジなどの家電製品を含む多くの電子機器が同じ周波数帯で動作しており、干渉を引き起こす場合があります。
この問題の解決策の1つは、ワイヤレスネットワークのチャネルを変更してみることです。
(ルーターをリセットすると、2.4GHz、5GHzにおける最も干渉が少ないチャンネルを示唆してくれるケースもあります。)
ルーターのチャンネルを変更するには、ウェブブラウザでルーターのウェブインターフェースにログインします。
次に、Wi-Fi設定ページに移動し、「Wi-Fiチャンネル」か同様の設定のドロップダウンを見つけて、新しいチャンネルを選択してください。
また、パソコンに接続しているアクティブなBluetoothデバイスの数を最小限に抑えることも考えてみてください。
「Handoff」をオフ
一部のMacユーザーからは、Handoffをオンにすると音声が途切れるという声も聞かれます。
Handoffは、Mac・iOSデバイス・Apple Watchをシームレスにつなげてくれる機能で、iPhoneで書き始めたメールの続きを、Macで仕上げることなどが可能となります。
MacでHandoffをオフにするには、[システム環境設定]> [一般]を開き、[このMacとiCloudデバイス間のハンドオフを許可]のチェックを外してください。
iOSデバイスなら、[設定]>[一般]>[Handoff]と進んで、「Handoff」をオフにします。
これでも解決しない場合は、パソコンのデバイスマネージャーで、すべてのオーディオ設定をよくチェックしてみてください。
たとえば、パソコンがBluetoothスピーカーを、スピーカーとワイヤレスヘッドセットの両方として認識していると、接続の途切れが発生することがあります。
その場合は、ヘッドセットの選択を解除し、ワイヤレススピーカーとして選択し直しましょう。