プレゼンテーションを行う際は、聞き手を惹きつける必要があります。映画やテレビ番組のように感情に訴えると聞き手を惹きつけやすくなります。「Business Without the Bullsh*t」の著者であるジェフリー・ジェームズ氏は米メディア「Inc.」で、プレゼンテーションの間、聞き手をどのように惹きつけるかについて話しました。彼によると、事実だけを述べることなく、一連の感情を通じて人々を引きつけたほうが良いそうです。例えて言うなら「物語を伝えること」なのです。

これは、ストーリー展開の定番である「起承転結」のようなもので、聞き手に特定の感情を持たせるように話を進めれば惹きつけることができるのです。

・感情のストーリー1

1. 恐怖(ある問題に対する注意を惹きつける)

2. 安心(その問題に対して解決法があることを伝える)

3. 信頼感(あなたとあなたの会社が信用できるものだと信じる)

4. 納得(行動を起こす準備ができる)

・感情のストーリー2

1. 驚き(皆が知らない何かで注意を惹きつける)

2. 好奇心を持つ(あなたの考えがなぜ興味深いものだとわかる)

3. 触発される(あなたの考えがなぜ革新的なものなのかわかる)

4. 能動的になる(参加したいと夢中になる)

人間の感情に訴えかけるということは聞き手を夢中にさせ、行動したいと思わせるということです。4番目の感情を持ってもらうことで、聞き手に何をしてもらいたいかを考えましょう。

7 Simple Secrets of the Best Presentations|Inc.

Patrick Allan(原文/訳:Conyac

Photo by NASA Goddard Space Flight Center.