食べれば美味しいオムレツも、いざ作るとなると簡単ではありません。アメリカ流に半分に折りたたむのも、フランス流にクルクルと巻くのも、なかなかうまくいかないもの。特に中に具が入っていると、さらに難しいです。
上の「America's Test Kitchen」のビデオでは、完ぺきで美味しいオムレツの巻き方を説明していました。フランス流のオムレツの秘訣は、巻きやすいようにオムレツ生地を薄めに焼き、お皿の上にペーパータオルを敷き、その上にオムレツを乗せたら、あとはペーパータオルを上に持ち上げながら、クルクルとオムレツを巻き上げるというものです。指だけで直接オムレツ全体を巻こうとすると滑ってうまくできないので、ペーパータオルを使えば全体を均一に巻きやすいです。
アメリカ流はもう少し簡単で、オムレツをお皿に乗せる時に、半分までスライドさせたら、フライパンを返しながら、もう半分を上にかぶせて折りたたむだけです。
どちらのオムレツにも言えることですが(そして当然のことですが)、キレイに巻きにくくなるほど具を入れ過ぎない、というのも大事なポイントです。具を軽めにすれば、オムレツに裂け目ができたり、グチャグチャになってしまわずに済みます。
How to Roll and Fold the Perfect Omelete | America's Test Kitchen
Alan Henry(原文/訳:的野裕子)