「とうとう」...いえ、「やっと」と言うべきか、NTTドコモがiPhoneの取り扱いをはじまめました。待ちに待ったユーザーの皆さんは、iPhone 5s/5cを手にしてニンマリしている頃でしょうか。
さて、ドコモが提供するサービスに「docomo Wi-Fi」があります。これは、指定プランを契約しているユーザーであれば永年無料なので、新型iPhoneを手にしたユーザーも引き続き使いたいと考える方が多いはずです。また、私のようにiPhoneはauで契約していても、ドコモ回線を持っており、使えるスポットによってはdocomo Wi-Fiを使いたいという場合もあるはずです。
ただ、iPhoneでdocomo Wi-Fiを使おうとすると、その都度、ユーザー名とパスワードを入力する画面が表示されるので億劫ですね。実は少しだけ手間をかけてやれば、自動接続できるようになるので、その方法を紹介します。まずは、iPhoneを持ってdocomo Wi-Fiのサービスエリアに移動します。エリアに到着したら、「設定」の「Wi-Fi」をタップします。「ネットワークを選択」に「docomo」が表示されていることを確認してください。
次に、「ネットワークの選択」の「その他」をタップします。すると、ネットワーク情報の入力画面が表示されます。まずは、名前を「docomo」と入力します。この名前がポイント! SSIDと同じ「docomo」にしないと設定が完了しないので、注意してください。
次に、セキュリティで「WPA2エンタープライズ」を選択します。左上の「その他」をタップして、前の画面に戻ると、「ユーザー名」と「パスワード」を入力する画面が表示されます。ここで、docomo Wi-Fiを使う時に必要な「ユーザー名」と「パスワード」を入力し、右上にある「接続」をタップします。
すべての設定が正しいと、m-zoneの電子証明書をインストールする画面が表示されるので「了解」をタップします。これで、docomo Wi-Fiに自動接続できるようになります。
こうした作業を一手に引き受けてくれるアプリが、ドコモからリリースされるかもしれませんが、紹介した方法ならば5分程度で設定できます。次回、アクセスポイントに移動した時に面倒がらずに設定してください。格段に使い勝手が良くなります。
この方法はiPadでも変わりないので、iPadでdocomo Wi-Fiを使いたいという方もお試しください。
(傍島康雄)