Any.DO』はおすすめのToDoアプリです。機能・柔軟性・見た目の3拍子が揃っています。

ただ、Any.DOが得意なのはToDoの管理だけじゃありません。「あまり知られてないけどとっても便利」な、裏ワザ的機能を紹介します。

1.不在着信への折り返しをリマインド

不在着信への折り返しをリマインド

AndroidでAny.DOを使用中に不在着信があると、この機能が自動的にスタートします。これはほかのToDoアプリにはない、とても便利な機能。不在着信後、画面下部にアラートが表示され、折り返しを促してくれるのです。

対応としては、「アラートを消す」「すぐに折り返す」「すでに折り返し済み」「数分後/数時間後/明日もう一度アラートを出す(スヌーズ)」が選択可能。スヌーズを選択すると、あとでアラートが再表示され、そのたびにリマインダーから手軽に電話をかけることができます。また、Androidのステータスバーにもリマインダーが表示されるので、そこからも電話をかけられます。

実際のところ、この機能がなくても、不在着信をかけてきた相手を見て折り返すことはそんなに難しくありません。でも、簡単かつ柔軟でありながら、すでに利用しているToDoアプリ一部として使用できる点が、この機能のいいところでしょう。これさえあれば、折り返しを忘れることはないでしょう。

2.すぐ出られない電話にSMSを送信

すぐ出られない電話にSMSを送信

今は出られない時や別の相手と話し中の時は、不在着信機能と同じ画面からSMSを送ることができます。話し中に着信があった場合、画面上に「Send Text」というアラートが表示されます。メッセージの内容は、「今出られない、どうしたの?」「すぐに折り返す」などのテンプレートが用意されています。もちろん、自分で入力したメッセージを送ることもできます。

これは、「電話があったことは認識しています。折り返せる時に折り返すので待っててね」という意思を伝えることができ、かなり便利。勉強や仕事などの重要なことに集中したい時に、本当に重宝します。不必要に2度目、3度目の電話をすることもなくなります。できるようになったら、上記1の折り返し機能を使って折り返すことが可能です。

3.Eメールで手軽にToDoを新規作成

Eメールで手軽にToDoを新規作成

Gmailを使用している場合、Any.DOのChrome拡張機能を使用することでToDo作成ができます。

ただ、ChromeやGmailを使っていなくても、EメールによるToDo作成は可能です。Any.DOに登録済みのEメールアドレスから「[email protected]」にEメールを送信するだけです。その際、メールのタイトルがToDoのタイトル、本文がメモに反映されます。あとで読むEメールや仕事中に閲覧する必要があるEメールなどを転送すれば、次回同期時にToDoリストに表示させることもできます。

4.完了済みのToDoをシェイクで一発クリア

完了済みのToDoをシェイクで一発クリア

すべてのAndroid端末で利用可能。Any.DOに完了済みToDoがたまってしまった場合は、スマホをシェイク! それだけで、完了済みが消えて、残ったToDoに集中することができます。そんなに目新しい機能ではありませんが、楽しくて手軽な点がおすすめです。消去したToDoは、「Settings」>「Done Tasks」でいつでも閲覧できます。

5.繰り返しアイテムを簡単作成

繰り返しアイテムを簡単作成

Androidアプリでは繰り返しアイテムを作成可能です。

  1. 繰り返しタスクにしたいToDoをタップして、オプションを表示する
  2. 青いリマインダーベルをタップして、リマインダー画面を表示する
  3. 期日を設定していない場合、直近の期日を設定する。その後、画面下の方の青いベルをタップして、通知する時間(期日1時間前から5分前の間、もしくは期日ちょうど)を設定する
  4. リマインダーベルの下の「Repeat」オプションをタップして、繰り返しリマインダーを設定する。「once」(1回のみ)、「once a day」(1日に1回)、「once a week」(1週間に1回)、「once a month」(1カ月に1回)、「once a year」(1年に1回)から選択可能。デフォルトは「once」
  5. 「A reminder was added」と表示され、ToDoの青い通知ベルが赤に変わる

6.毎朝(毎晩)デイリーレビューを表示させる

「Any.Do Moment」は、今年発表されたとっても便利な機能です。ToDoをさくっとレビューして、そのうち1つでも完了していた場合、モチベーションを高めるような激励メッセージが表示されます。同様の激励メッセージでユーザーに愛された『Astrid』と同じように、この機能はとても気分を高めてくれます。

Any.DO.Momentが優れている点は、朝使うか夜使うかを選べること。切り替えは、「Settings」からワンタップでできます。朝に使う場合、今日やることと明日以降に延期することを分類することで、心の準備ができます。

Any.DOの開発チームは、この機能を朝に使うことを想定していると思われますが、夜に使うのも便利です。できたことに注目して次の日に備えることで、ToDoの山に埋もれてしまわずに、一段落することができるのです。

これらは、Any.DOの裏ワザのほんの一例です。あまり宣伝されていないけれど、とても便利な機能ばかりなので、ぜひ活用してみてください!

Alan Henry(原文/訳:堀込泰三)