音楽ストリーミングサービスは世にたくさんあり、探せば探すほどまだまだ隠れた優れものに出会えます。少し冒険して新しいサービスにトライすることで、まだ聴いたことのない素晴らしい音楽を探してみましょう。今回は、米Lifehackerおすすめのサービスを紹介します。

This Is My Jam

This Is My Jam」は、まず好きな曲を1つ選んで自分の「ジャム」として投稿するところからはじまります。他のユーザーのジャムをTumblrのように「リジャム」することもできますし、YouTubeから引っ張ってくることもできます。

他のジャムを視聴して、気に入ったものがあれば「Like」をしましょう。検索機能も秀逸で、自分のジャムに似た曲をレコメンドしてくれます。ジャムは7日間が有効期限なので、消えてしまう前に新しい曲を登録しましょう。このシステムのお陰で、ユーザーは曲をどんどん追加するので、いつでも新しい音楽に出会えるのです。

お気に入りの曲を見つけたら、投稿者をフォローしてみましょう。フォローした人のジャムからプレイリストを作成したり、ジャムをSpotifyのプレイリストにエクスポートしたりも可能(2013年5月20現在、日本では未対応)。This Is My Jamは完全無料の音楽共有サービスです。素敵な曲との出会いがきっとあるはず!

This Is My Jam

Noon Pacific

「Noon Pacific」の仕組みはとっても簡単です。メールアドレスを登録しておけば新しい音楽満載のプレイリストが毎週月曜日の正午(米国西海岸時間)にメールで届きます。ユーザーの好みを元にするのではなく、万人に向けて「一方通行」で配信するサービスなので、まるっきり新しい音楽に出会うことが可能。なによりも毎週月曜日に音楽が届くのはいい気分ですよ!プレイリストは「8Tracks」でホストされています。過去のアーカイブもそろっているので、お気に入りの曲を何度も聴きたいときにはそちらをチェックしても便利です。

Noon Pacific

Whyd

「Why'd」もおすすめのサービスです。ウェブ上で見つけた曲を整理したり、プレイリストを作れたりします。他のユーザーのプレイリストを探したり、趣味が合う人をフォローしたりできるソーシャルサービスの一面もあります。

きっとはじめは、YouTube、Vimeo、SoundCloudなどで見つけた音楽を整理するだけで十分楽しめるでしょう。しかし、ほかのユーザーが投稿した音楽を探し始めると世界が一変します。

サービスをはじめるにあたって米Lifehackerからの招待を使ってください。同様のサービス「SongDrop」もお試しあれ

Whyd

Ex.fm

「Ex.fm」は様々なジャンルやスタイルの音楽を探せるウェブサービスで、スピーディーな検索機能が魅力です。また、音楽ブログ、音楽ストア、ストリーミングサービスと連携して、膨大なストリーミング音楽をあなたに届けてくれます。

聴きたい曲がわからないときは、Ex.fmによく曲を投稿しているユーザーや音楽ブログをフォローしてみましょう。TwitterやFacebookの友人で、すでにEx.fmを使っている人を探してフォローするのもありです。また、左バーの「Trending」タブで、最新のトレンドをウォッチするのも楽しいですよ。

新しい音楽をたくさん聴いて、お気に入りの曲を見つけたら、自分のプロフィールに登録して、あとで視聴できるようにしておきましょう。音楽ブログが好きなら、「Sites」タブをクリックすれば、ブログをフォローしたり、ブログがシェアしている曲を視聴したりできます。

Ex.fmが気に入った人は、ストリーミングウェブアプリ「2u.fm」もチェックしてみましょう。

Ex.fm

海の向こうでは

米Lifehackerではほかに、PandoraSpotifySongzaRdioPikiなど日本未対応の音楽サービスについても触れられていました。そう、まだまだ知られざるものが沢山あるのです。圧倒的な登録音楽数と優れたアプリ、SNSとの賢い連携などについて紹介されているのを見ると、はやく日本で利用したいと思うばかり。

どのサービスにも共通して感じたのは、今までのような「音源をダウンロード購入する」「聴きたい曲をストリーミングする」というようなシンプルなものではなく、フォローしているユーザーのお気に入り曲など、サービス上のレコメンドによる「音楽との出会い」を重視したものだなあということです。

この中には、これから日本に上陸してくるものあるでしょう。上記4選を含め、様々なサービスを試して、新しい音楽との素晴らしい出会いができることを祈っています!

(ライフハッカー[日本版]編集部)

Alan Henry(原文/訳:伊藤貴之)

Photo by Jonathan Kriz.