おなかへやさしく呼びかけるのは、どうやら本当に大切なことみたいです。兄弟メディアのギズモードが採り上げたのは「胎児が胎児期に母親が話す言語の特定の語音を学んでいる」ことを示す研究結果。以下、こちらの記事より転載します。
もし、新しい家族が加わる予定なら...
あなたの言葉づかいをキレイにする良いタイミングかもしれません。というのも、新しい研究によると、赤ちゃんは子宮の中にいる時から言語を理解し始めるというのです。 過去の研究では、赤ちゃんは数カ月で言語音を識別する事ができると言われてましたが、もっと前からだったんですね~。
これは、ワシントンのPacific Lutheran大学の研究者Christine Moon氏が発表したもので、胎児が胎児期に母親のしゃべっている言語の特定の語音を学んでいるということを示した初の研究なんです。 ちなみにどうやって調べたかというと、研究者たちは、生後数時間後の赤ちゃんに電子的にモニターされているおしゃぶりを吸わせることによって、赤ちゃんの注意を測定しました。すると、赤ちゃんたちは母親の声がすると、知らない人の声のときよりもはるかに強い注意を払っていることが分かりました。つまり、子宮の中にいる時から、赤ちゃんたちは母親の声を聞き、ある程度のレベルでよく聞く声や語音を認識しているんです。
チームはこういった活動が早ければ30週目ぐらいから始まっているのではないかと推測しています。具体的に子宮の中でどのぐらい詳細に聞こえているのか? 認知しているのか? はまだ不明です。でも、1つ確かな事は、奥様が妊娠していることが分かったら、とりあえずパパとママはグチをこぼしたり、喧嘩したり、普段から汚い言葉づかいをしないようにした方がいいってことですよね。
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[Medical Express via Geekosysytem]
Jamie Condliffe(原文/junjun)