立ち寄った文具店で、黄色いバンドに目を引かれて、思わず手に取ったのが「バンチオブペーパー」との出会いです。私は「ホワイト」と「グリーン」を選びましたが、「レッド」、「ブルー」、「オレンジ」、「グレー」と全部で6色あります。黄色いバンドは共通なので、色によってはなかなか刺激的な組み合わせも。
バンチオブペーパーに特別な機能はありません。糊付けもされていませんし、ポストイットのようには使えません。シンプルで、カラフルな、紙の束です。「他でいくらでも代用できる」といえばそれまででしょう。しかし、このミニマルでかわいらしい見た目には、机の上に置いておきたくなる愛らしさを感じます。
では、どのように使うのか。例えば、アイデア出しのミーティングの際、机の真ん中に置いてみるのはいかがでしょう。みんなの意見を書き留めながら、話していることを共有するのです。また、カラフルな点を生かして、人それぞれで異なる色を使い分けるのもオススメ。「誰のアイデアなのか」が一目でわかります。
もちろん、グループだけでなく、自分だけで行う「ひとりブレスト」にも合います。思うままアイデアを書き出していくのです。これは以前にも「問題を紙に書き出して凝視し続ける、というシンプルな解決方法」として紹介しました。アクティブな活動に関することならレッドやオレンジ、じっくり考えたいことならブルーなど、テーマによって色を使い分けるのも面白そう。
バンチオブペーパーは、よこ85mm×たて70mmのサイズで100枚入り。ひとつ280円(2012年11月24日現在)で発売中です。文具店などの取扱店をはじめ、メーカーである「LABCLIP」のオンラインストアでも購入できます。
Bunch of paper / バンチ・オブ・ペーパー | LABCLIP
(長谷川賢人)